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終末世界の過ごし方_23 モンドの酒場

 ノート上の地図に蟻の渦をスケッチしながら、ニナは実際の動きと見比べて言った。

「保安官事務所からここまで17、8メートル。単純計算で弾薬一発が8g(グラム)として、四キロか五キロ」

「投げられる重さじゃないな」シエルは冷ややかに呟いた。

「なにかに詰めて投げるには、確かに少し重たい。一キロくらいなら?素人の思いつきだけど」ニナが年上の二人の顔を見比べながら言った。


 マギーが無言で小さな礫を手に取った。伏せた姿勢から蟻の渦を目がけて石礫を投げつける。忽ちに巨大蟻が石へと群がり、粘液混じりに遮蔽物に取り込むとすぐに渦へと戻っていった。

「うわあ、もっと虫らしく馬鹿な行動して欲しい」ニナは呻いた。

「渦になった巨大蟻は、近くに投げ込まれたものに反応して襲い掛かる。

 石か何かなら、働き蟻が粘液で固めて遮蔽物に取り込んでしまう」

 マギーの説明に、ニナはしばし沈黙する。弾薬取り込まれてもやだな、とでも思ってるのだろうか。


「手りゅう弾があったら投げ込んでやるのに」シエルが毒づき「群がるのは働き蟻だけだ。割に合わない」マギーが呟いた。

 巨大蟻はとかく厄介な生き物だった。働き蟻の薄い外殻でさえ、ごく稀にだが、角度次第で小口径の銃弾を弾くことがあった。基本的には気にするほどの頻度ではなく、巨大蟻を殺すに充分な威力を持っているとはいえ、貴重な弾薬が怪物に弾かれるくらい士気を下げることはない。

 おまけに蟻の数や獲物の戦力に応じて、様々に行動を変化させてくる。斥候と本隊を巧みに使い分け、数が多く、集まれば防壁すらも乗り越えてくる。なんとも厄介な習性に舌打ちを禁じ得ない。

「……投げた時にどう反応するか分からない、か」

 マギーたちは屋上で考えを巡らせるも、中々に良い考えというものは浮かんでこなかった。もっとも、少し考えただけで対策できるのならば、巨大蟻に苦しめられる人々も少しは減るに違いない。


「此方の窮状を保安官は分かってるの?」ニナの呟いた疑問に、シエルは保安官事務所を眺めながら答えた。

「さあ。ただ、迂闊に弾薬が足りないと伝えるのも躊躇われる」

「なぜ?」とマギー。

「保安官の性格だと最悪、弾薬を抱えて渦を突破しようとしかねない」と旧知のシエルが危惧を口にした。

「自己犠牲はして欲しくない。上手くいくかも分からない。銃の腕でも指揮官としても死なれたら困る」とシエル。

 頭を掻いてから、マギーは黒い渦を睨みつける。

「油を使って、火をつけるのは?渦を遮断できる」

「曠野ならね。居住地のど真ん中で火だるまの巨大蟻が散るのはゾッとしない」

 あっさりとシエルに却下される。とは言え、農家の娘の言い分にも一定の理はあった。怪物を倒せても、居留地が延焼しては意味がないと考えているのだろう。


 マギーは考え込んだ。押し寄せる怪物やゾンビの群れに陥落寸前の居留地で、しばしば住人たちが建物に火を放ち、もろともに怪物を葬り去った話なども耳にしている。全てを失った人間は、他人を巻き込もうとも躊躇しない。ポレシャの人々を嫌いではないが、陥落が免れない状況になったらニナと一緒に逃走を躊躇うべきではなかった。


(どうにも、渦は突破できそうにない。日没後に襲い掛かってくるとしたら、松明でも用意するか)

 マギーが考えていると、ニナが呟いた。 

「……縄は通せないかな」

 シエルが怪訝そうな表情と視線を向けるが、言葉を遮りはしなかった。

「こう、弓矢とか槍の後ろに縄を結んで……」ニナが身振り手振りで説明する。

「十五メートルか、それ以上の距離を屋根から屋根へ?」

 シエルの言葉にニナは反駁してる。

「最初は細い縄でもいいんだよ。流石に紐だと不安だけど」

 ふむ?とシエルが聞く姿勢になった。

「二本、飛ばして結んで。こうくるくると。支柱にでも通して。ある程度、太いひもを通したら、滑車でも使ってもいいし」

 マギーが考え込んだ。

「……屋上と屋上を縄で結ぶか」

 マギーには悪くない案だと思えた。もっとも採用するかどうかは、シエル次第だったが。

「失敗も命取りではないし。ただ、蟻に縄齧られるかも知れないし、出来るだけクロスボウの名手を見繕って……」

 ニナの言葉に、シエルが指を鳴らした。

「丁度、いるじゃないか。クロスボウの上手そうな人たちが」


 昼間に出会った狩人ハンターたちを探して、マギーとシエル、おまけでニナも居留地を駆けまわった。

 次点で民兵のクロスボウ使いに話を通しておいたが、万が一、刺激された蟻が思わぬ挙動をする事も考慮すると、初手から出来るだけ優れた射手を確保しておきたかった。簡易宿泊所にも、その上の個室部屋にもいない。酒場にもいない。或いは、巨大蟻の襲来を受けた居留地ポレシャに見切りをつけ、もう立ち去ってしまったのだろうか。


 居留地内で心当たりを探し回って一時間弱、狩人ハンターたちが見つからないので諦めかけながらも、議事堂近くの寂びれた倉庫で避難者の誘導に当たっていた民兵に尋ねかけた。

狩人ハンター連中の好みそうな場所ですか……心当たりはありますぜ」

 中年のくたびれかけた民兵の顔を、シエルはまじまじと見つめ返した。見つめられた男は、何か拙い事でも言ってしまったかというように顔を強張らせている。


 寂びれた倉庫には巨大蟻の襲撃前に偶々、ポレシャを訪れていた巡礼やら流民やら重要ではない訪問者が避難していた。避難者が集められた理由も巨大蟻から守ると言うよりは、混乱に乗じてよそ者が盗みや略奪をやらかさないか見張る意味合いの方が大きいとも考えられる。実際、不満げに唸っている流民なども見掛けられたが、大半はライフルを持った見張りを前に大人しくしている。

 普段から居留地の半端仕事で食い繋いでいる中年男は、民兵としても貧弱な武装でどうにも頼りになりそうにない。しかし、居留地の地理や裏事情には詳しいために、よそ者相手の仕事を宛がわれたと民兵班長は保証した。

「でも、実際に狩人ハンターがいるかどうかは分かりませんよ。あいつらは、ほら、気まぐれなもんで……」目当ての場所に狩人ハンターがいなくても、俺に責任と問わないでくれと。その言い訳じみた口調が、逆にシエルをその気にさせた。


 そうして、くたびれた中年の民兵の案内で、居留地外れの東にある廃墟群へと三人は赴いた。同行しているのは民兵一人。

「……気が進みませんぜ、ガライのお嬢さん。これから行く先は、あまり居留地の住人は好かれてません」

 いかにも気が進まないと言った態度で先導しながら、度々、翻意するように勧めてくる民兵は、目的地が近づくにつれて神経質に頬を痙攣させた。

 防壁を越えて、東にさらに五百メートルから七百メートルほどだろうか。西の丘陵を越えて攻め寄せてきた巨大蟻だが、北口と南の防壁を破るようにして居留地へと浸入を果たしている。東側には巨大蟻の影も見当たらない。西に自由都市ズールが位置してる為、巨大蟻を突破する経路ルートを考えていたが、東の経路を使って脱出してもいいかも知れない。


 朽ち果てた建築物の谷間を民兵は恐る恐ると言った様子で進んでいた。明らかに居留地を外れた一帯は、人影やチラつく灯火を目撃して他者の存在を察知していたが故に、ニナとマギーが今までに近づかなかった区域だった。

 好奇心は猫をも殺す。旅人や行商人目当ての略奪者レイダー盗賊バンディットが巣食っているなら勿論、それが廃墟民や流民であろうとも友好的な接触が出来るとは限らない為、ニナとマギーは接近すら避けてきた。


 廃屋を探索する際にも、稀には他の同業者を見かける事はある。いや、見かける人影が廃墟漁り(スカベンジャー)なのかは分からない。廃墟に暮らす住人かも知れないし、或いは、偶々、安全そうな廃屋に寝泊まりしただけの流れ者かも知れない。


 幸いにも襲われたことはないが、多分に廃墟漁り(スカベンジャー)か、或いは廃墟の住民同士で争ったと思える死体は目にしている。怪物やゾンビは、人の身包みを剝いだりしない。靴まで奪われて、靴下と下着だけの哀れな死体は、間違いなく人間同士の争いの末路だろう。


 無法の曠野で生き延びるため、ニナとマギーは幾つか曠野ルールを決めて、特にニナはそれを順守していた。鉄則その1は安全第一。鉄則その2は廃墟漁り(スカベンジャー)は、欲張らない。鉄則その3は、迂闊に他の人間に近づかない。根が臆病で用心深いニナにとっては最低限、守るべき常識でもあった。兎に角、曠野で人影を見かけたら、二人は速やかに遠ざかるようにしている。互いに知己でもなければ、安全を保障してくれる法秩序もない曠野では、余計な揉め事を起こさない為、それが最良の対処法の筈なのだ。


「鉄則その3を破ろうとしているよぅ」歩き慣れぬ大きな廃墟群へと足を踏み入れながら、ニナはひどく気の進まない様子で囁いた。

 周囲に視線を走らせながら、マギーも気を抜いてはいない。

「死体は転がってないし。大丈夫。多分ね」マギーは呟いた。

 しかし、居留地の壁から出て、こんな離れた場所で狩人ハンターたちが何をしていると言うのだろうか。


 朽ちた建築物が点々と佇む廃墟の町。完全な廃墟にしか見えない低層ビルの前で、此処まで先導してきた民兵が足を止めた。

「……俺が廃墟に案内したなんて、保安官には言わんでくださいよ」

 民兵が念を押してから、周囲を見回し、口笛を吹いた。すると、ビルの二階窓から、縄梯子が降ろされる。


(……大丈夫なのか)ともマギーは思ったが、取りあえず民兵に続いて、縄梯子に手を掛けてゆっくりと昇る。

 粗末な鉄パイプ作りのZIP(ジップ)ライフルを担いだ男が窓際で椅子に座っていた。瘦せた小男で、目つきは鋭い。片目には装着式の望遠鏡を付けている。

 縄梯子を巻き上げている望遠鏡男の背後。ぽっかりと空いた大穴に厚手のカーテンのような布切れが揺れていた。低く囁きあうような独特の喧騒が伝わってくる。

「……モンドの店は、壁の外です。居留地の法は通用しません。覚えといてくださいよ」民兵の男は怯えた様子でそう忠告した。店には足を踏み入れようとしない。


「……引き返した方がいいんじゃないかな?」ニナの躊躇う声も耳に入っているだろうに、シエルは意を決したように足を踏み入れた。

 仕方がないので、マギーとニナも布切れの入り口を潜ると、崩壊前はパブだったのだろうか。中二階の薄暗い空間に不揃いなテーブルが備えられて、蠟燭が幾つも灯されていた。壁際の暖炉で薪が大きく燃え上がっている。部屋の中央に囲炉裏のように鎮座した巨大な鉄の鍋にも火が燃え上がり、豚だか、巨大鼠だかも分からない肉の塊が焼かれている。

 個人経営の些かいかがわしい酒場に足を踏み入れたシエルは、今まさに居留地が巨大蟻に攻められている最中であるのに、あまりにも多くのロクデナシたちが酔っぱらっている事にまず衝撃を受けていた。

 しかし、ニナとマギーは、客層の身なりや服装から、彼らが居住者でもなければ渡り人(オーキー)でもなく、おそらくは近隣の孤立した廃墟の住人たちだと気づいた。廃墟に隠れるようにして暮らす彼らは、身ぎれいにしている者もいたが、大半は薄汚れており、やせ細っている。身体の一部、或いは大半が変異を起こしている者もいた。情報のやり取りや物々交換をしている光景があちこちのテーブルで見られた。

 テンガロンハットにポンチョを纏った流れ者や放浪者ワンダラーの姿もある。用心深く、壁際に陣取っている彼らは、使い慣れた武装を手元に置きながら、新参の客であるシエルとマギーらに値踏みするような鋭い視線を向けてきた。

 放浪鉱夫らが比較的、景気がよさそうに隅の方で密造酒を呑みながら、コヨーテのステーキを貪っていた。机の上に地図を広げながら、何かをぼそぼそと相談している廃墟漁り(スカベンジャー)の三人組もいる。


 バーのカウンターの向こう側に禿頭の肥えた主人が、コップを磨いていた。彼は居留地の住人であったが、シエルに面識は殆んどなかった。ひどい変わり者で若い頃から大半の時間を壁外を放浪して過ごしてきたそうだ。大麦や雑穀を使ったビールと奇怪な密造酒が色取り取りの瓶に入れられ、棚に並んでいる。

 壁には野犬や巨大鼠などの他、得体の知れない生き物や巨大な昆虫の肉が吊り下げられており、色合いも怪しい野菜に雑木林で見かける野生の玉ねぎやキノコ、根菜類などが乱雑に籠に入れられていた。


 酒場ではシエルは完全に異物であり、浮いていた。場の雰囲気に呑み込まれたのか。露骨に歓迎されてない雰囲気と視線に晒されて、石像のように固まっている。

 入り口近くの席に腰掛け、ブリキの皿の焼いたカエル肉を貪っていたアイパッチの男が、何時まで経っても立ち竦んでるシエルをじろじろと眺め始めていた。

 立ち尽くしている農家の娘を他所に、ニナは隅に蹲っていた同年齢くらいの子供を見つけた。 

 近寄ると、早口で何かを喋り始めた。二人の少女の似たような意味不明の言葉のやり取りの後、通用したらしい。硝子マーブル玉を渡すと礼を言って立ち上がる。

「……奥の席だって」

 物怖じしないで進んでいく。マギーも何か呻いているシエルの手を引くと、ニナの後についていく。先導するニナは足音も立てず、蝋燭による影法師が揺らめいていて、居留地とは別世界に迷い込んだ感があった。

 酒場の客たちは、バーの主人を例外として、居留地の住人を好んではいない感じがする。排他的な雰囲気を肌で感じるマギーだが、敵意までは感じなかった。 

 多分、謎言語を話したニナが、三人の存在を酒場の客たちに許容させたのだろう。とにかく、揉め事が起きる前に用事を済ませてしまうべきだ。


 件の狩人ハンターたちは、あのでかいアーバレストを抱えるようにして、奥の席で酒を飲んでいた。

「ほら、シエル」マギーに背中をバンと叩かれて、硬くなっていたシエルも気持ちを立て直した。

「貴方たちに仕事を依頼したいの」

 狩人ハンター二人のテーブルへと歩み寄りながら、張りのある声で呼びかける。

「ロープ付きのボルトで、少し離れた隣の建物の屋上を狙える?」

 シエルに問いかけられて、顔を見合わせた狩人ハンターたちは、自信ありげにニヤリと笑った。

「ついて早々に、仕事か」

「報酬は弾んでよね」自信満々で即答しながら、狩人ハンター二人組が立ち上がった。

「……お酒飲んで、大丈夫かな」ニナの不安そうな呟きは、喧騒に溶け込んで消えた。


 狩人たちを連れて店の外に出たマギーは、密かに安堵の息を洩らした。見知らぬ集団の中へと足を踏み入れるのは、ひどく緊張を強いられる行為だった。

 幸いというべきか。店の中には狩人ハンター以外に鉱夫や廃墟漁り(スカベンジャー)放浪者ワンダラーなどの姿も見かけられた。多分、常連の地元民もそれほど排他的ではなく、普段からよそ者との交流も見られる酒場なのだろう。


 シエルも肌で、常連客の警戒する視線を感じ取ってはいたのか。涼しい気温にも関わらず額に噴き出た汗を拭っていた。

 敵意を抱かれないで済んだのは幸運だった、とマギーは思った。

 廃墟の民は、必ずしも友好的であったり、中立的に振舞う者ばかりではない。孤立した小さな集落で、行商人や旅人が行方不明になるのもよくある事例だった。居留地が巨大蟻の侵攻に晒される中、仮にモンドの酒場でシエルとマギーたちが行方不明になって、誰か探しに来てくれただろうか。

(……悪党の巣窟ではなかったのは幸いだけど、少し危ない橋を渡った。シエルは気づいているのかな?)

 まるで頼りにならない民兵がホッとしたように近づいてきたので、マギーは思わず睨みつけてしまった。しかし、シエルは気が急いているようで早足に縄梯子へと向かっていく。


 建物から外に出ると、曠野の地面を踏みしめたニナが目を擦ってから猫のように大きく伸びをした。それからマギーに微笑みかける。

「取りあえずは、見つかってよかったねぇ」

「……頼りになればの話だけど」マギーが小さく呟くと、ニナは目を細めて笑った。

 居留地からは、まだ銃声が途切れ跡切れに響いてきている。

 響いてくる銃声は、追い詰められた感の乱射ではなく、バリケードによって粘り強く戦い続けているが故の定期的なリズムを保ち続けている。

「……間に合いそうだな」呟いたマギーも、苦笑いを浮かべる。

「しかし、探し回った。居そうにない所にいるものだ。シエルも知らなかったようだし」マギーは独り言のように呟きながら、モンドの酒場を振り返った。

「探すのに一時間近く掛かったね」手をかざしながら太陽の方角を眺めたニナが、ついでマギーを仰ぎ見て言った。

「今、何時かな?」

「正午に襲撃があって、北口で一時間。だから、大体三時半か」

「なんとか日没までに銃弾を届けたいね」とニナが言った。



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