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Lee Jungha

作者: 桂木一葉

障害の影響で人と関わるのが怖くなった1週間半、

私は彼女と連絡を一切取らなかった。

ようやく少し落ち着いて、連絡を取ろうと思った頃、

彼女とはもう連絡が取れなくなっていた。

もっと早くに障害のことを告白できていれば、

今も一緒にいてくれたのだろうか。

あの頃の私は、障害のことを告白したら、

彼女は離れていってしまうのではないかと思い、

障害について、彼女に話すことができなかった。

私は彼女を疑ってしまっていたのだ。

私は彼女を信じることができなかったのだ。

あれだけ共に時を重ね、

彼女がどれほど優しいひとなのか、

あれほど知っていたのに。

ただ私は、私がこれ以上傷付いたらどうなるか分かっていた。

これ以上傷つくことを恐れた私を、俺は責めることはできない。

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