表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リリィは不老不死の魔女のようです  作者: パンダ小太郎
第一章 森の中で
45/57

閑話【ハロウィン☆1】



ちょっと早いですが、ハッピーハロウィン!!( ^ω^ )


本編にはあまり関係ないですが、妖精の世界についてちょっとだけ触れているので、読んでいただけると、ありがたいです…。



でも、いつか本編でも要約して触れるつもりなので、読まなくても支障はありません!



あれ…なんか文章矛盾してるな……。まぁ、いいか!\(//∇//)\



「ねぇ、リリィ。今日が何の日か知ってる?」


ある天気のいいお昼時、突然レアがそう話を切り出す。


「どうしたの?突然。」


ってか今日が何日なのか知らないんだが…。そもそも月の数え方とか一緒だったっけ?時間の数え方とかは一緒だから似たようなものなのかな。


「じゃあヒントをあげるわ!今日は10月31日よ!!リリィは境界の外人だから言い方が同じかどうか分からないけれど…。」


「ううん!同じだよ!えっと、そうだなぁ…。」


私は顎に手を当て、考える仕草をする。私の目線の先には目をキラキラとさせ期待に胸を膨らませるレアの姿が。


10月31日といったら、ハロウィンだよね。あれ?ハロウィーンだっけ?まぁ、いいか。ともかく、その答えをはっきりと答えていいものか・・・。


「うーーん、何だったかな?」


レアのそのキラキラとした目がある限り私には答えられない・・・!!


「えぇ~、じゃあ、もうちょっとヒントをあげるわ。この季節はカボチャとタマネギが旬なのよ!さぁ、これで分かったかしら?」


カボチャと・・・・タ、タマネギ!?


残念ながら、私の中にタマネギの旬についての知識はない。でも新タマネギとかは春に食べた記憶がある。


そもそもカボチャは分かるけど、なんでここにタマネギ!?


異世界はやっぱり文化が違うのかな?私は明確には言わずに、どんなものかだけ聞いてみる作戦にした。


「えっと…姿を変えて、驚かすやつ?」


「うーん、そうねぇ。植物と姿を同化させる子もいるわね。それと、驚くこともあるから…まぁ、大方当たりね。」


大方…?


「あと、お菓子を貰いに行くんだよね?」


「えぇ。まぁ、勝った人だけだけれどね。」


「勝つ・・・?な、何に勝つんだっけ?」


レアがコテン、と首をかしげ、不思議そうにする。


「あら?やっぱり文化がちょっと違うのかしら?えっと、まず10月31日の深夜0時に妖精の森中に鐘が鳴り響くの。それを合図に・・・。」


「合図に・・・?」


私がゴクリ、と固唾をのむ音だけが部屋に聞こえる。


「妖精全員が顔の形にくり抜いたカボチャを片手に、追いかけ回すのよ!」


レアがビシッ!効果音が鳴りそうなほど胸を張り、自信満々に答える。


「え、何を?」


「?もちろん、参加者を、よ。参加者といっても妖精族の族長以外は強制参加だけれど。」


まさかの強制参加!?子供も強制参加なのかな・・・?あ、でもそもそも妖精の世界に行けるならちゃんとした妖精なはずだから、大丈夫なのか・・・大丈夫なの?


「なるほど・・・。追いかけてどうするの?」


「持ってるカボチャの中に閉じ込めるのよ!後ろから気づかれないようにガバッといくのよ!まぁ、すっごく腕力の強い妖精はカボチャを遠くから思い切り投げてくるのよ!ほんと、野蛮よね?」


こう、ガバッとよ!と言いながらレアが両手を大きく挙げ、勢いよく両手を下ろす動作を繰り返し、実演してくれている。


これは、明らかにハロウィンじゃないな。全然違うし。


ほら、リリィもやってみて?て言われても私がそのお祭り?に参加することはない。ってか参加していいよ、て言われても絶対やりたくない・・・!


「へ、へぇ~、そうなんだ。レアはカボチャを投げたりするの?」


「まぁ!そんなことしないわよ!!この細い腕をちゃんと見てよ!私は緑の妖精の中でも魔法特化型なのよ!」


レアが自分の腕を指さし、鼻を膨らましながらリリィに必死に訴える。


え、じゃあ、筋肉モリモリの妖精もいるって事?そもそも男の子の妖精もいるのかな?ってことは筋肉モリモリのおっさんみたいな妖精もいるのかな?


私の中の儚いイメージの妖精像がガラガラと音を立てて崩れていく気がした。


私は自分の考えを振り切るように軽く頭を左右に揺らした。


「じゃあ、最後までカボチャの中に入らなかった人が勝ちなの?」


「えぇ、そうよ!その人は族長にご褒美が貰えるの!」


「えっ!何が貰えるの?」


さっき、お菓子って言ってたからよっぽど美味しい物なのかな!気になる・・・!


「妖精の雫よ。」






※ハロウィンより、ハロウィーンの方が正しいようですが、作者がハロウィンの方が耳慣れているのでハロウィンで統一させてもらいました…


※ちなみに、玉ねぎの旬は春から夏にかけてだそうです!カボチャは秋!!


新玉ねぎは甘くて美味しいよね!大好き!( ´∀`)


※何も考えず、脳死で書いておりますが、似たようなお祭りが世界にありましたら、生暖かい目で見逃してください…m(__)m


※パソコンと、スマホの両方で書いて、編集しているので、…←この点々が大きくなったり小さくなったりしてますが、気にしないでくださいm(__)mべ、別に全部統一するのが面倒だったとか…!そんなことは無い…!はず……


ゆ、許して…_:(´ཀ`」 ∠):




この後すぐ、ハロウィン2話目出します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ