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リリィは不老不死の魔女のようです  作者: パンダ小太郎
第一章 森の中で
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第十九話☆ご は ん



「うぅ…ん。」


太陽の光がチカチカと目に当たり、ゆっくりと瞼を開ける。


顔だけを動かし、ベットのすぐ横にある窓の外の太陽の位置を確認する。


まだ真上に上がっていないため、おそらく午前中だろう。


「時計が欲しいなぁ…」


やっぱり、今何時かすごく気になる。

魔法で作れないかな。


…ところでこの世界は1日が24時間なのかな。そもそも1時間の数え方が同じなのかどうか。


私はレアに聞こうと枕元を見ると、レアもちょうど目を覚ましたところだった。まだ眠たそうに目を擦っている。


「ん…。おはよう、リリィ」

「うん。おはよう、レア」


朝一番におはようを言い合える人がいるのは本当に恵まれていると思う。


ずっとこんな日が続きますように。


私はそう願わずにはいられない。


耳を澄ましてみても、なのんの物音もしないため、まだ謎の女の子は眠り続けているのかな。

とりあえず後で、様子を見に行こう。


「さ、朝ごはん食べよう!」

「えぇ!そうね。フルーツいる?」

「んー、苺出して!!あと、小麦出してくれない?」


そう。植物が出せる、と言う事は小麦が簡単に手に入る!多分、お米も!


植物…すごい…


「あら!今日の朝ごはんはパンかしら?」

「うん。…ん?パンって作るの時間かかるよね?うーん。パンはお昼にしようか。朝はとりあえずフルーツにしようかな」


パンは3.4回作った事がある!…と言っても明確な分量は覚えていない。


確か材料は…小麦粉、水、バター、ドライイースト、砂糖…だったかな?


小麦粉、水はある。砂糖は…サトウキビ?

ドライイーストは…え、ドライイーストって作れるの?


「ふふ、お昼が楽しみね!」


レアが私の顔を見て、ニコッと笑う。


「あ…うん。ソウダネ」


やべ。材料が足りない…。ってか作れるものなの…?

この世界の人はどうやってパンを作ってるんだろう…。


いや…待てよ…。パンよりうどんの方が材料が少なく作れるんじゃない??


確か手打ちうどんとか、小麦粉と水と塩で作れた気がする!


「レア!ごめん!やっぱり、うどんにする!」

「うどん?なぁに、それ?」

「白くてモチっとしてて…美味しいやつ。」

「あら!楽しみだわ!」


えっと、足りないのは塩だな。


「ねぇ、近くに海ってある?」

「ん〜。全速で走って2時間くらいで着くわ!行く?行くなら案内するけど…」




「いくっ!」


私は目の前にあった朝ご飯の苺を勢い良く食べ終え、海に行くための支度を始めた。


まぁ、支度と言っても持っていくものも無いんだけどね。心の準備だよ。




気が向いたら、1〜5まで評価したくださると嬉しいです!!



作者のモチベに繋がります_φ( ̄ー ̄ )

るんるんスキップしちゃいます(((o(*゜▽゜*)o)))

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