平穏?なひと時
この話からラブコメ要素増えていきます。
あぁ、やっと落ち着ける!
ここまで来るのに色々ありすぎたからなぁ。
そもそも勇者召喚の時点でインパクトありすぎてもう!そのうえで追放とか、テンプレ盛り込みすぎでは?
予想よりだいぶマシな展開にはなったからいいけども。
まぁそこらへんは置いといて、とりあえず今はこの平穏を噛み締めよう。
「部屋もいい感じだし、特に問題は無さそうだな。雰囲気もいいし、人気なのもうなずける。」
「そうだね。ここならゆっくり休めそう。」
「ここまで色々あって疲れたよね。今後の相談はちょっと休んでからにしよう。焦っても仕方ないし。」
「うん、そうしようかな。実は結構限界だったんだよね。私普段あんまり運動しないから体力ないし、精神的にも負担が大きくて。」
「ごめん。落ち着ける場所がなかったとはいえだいぶ無理させた。」
「気にしないで。こんな状況だから多少の無理は覚悟してるから。寧ろ私の方こそ全部綴理くんに頼りきりでごめんね。」
「いや、それこそ気にしないでいいよ。こういう事は得意分野だし、それぞれが出来ることをやれば良いんだから。それに、さ。」
「ん?」
「こうやって誰かの役に立てるって、結構嬉しいんだよね。なんか自分の存在意義が確認出来るって感じで。まぁとにかく、僕の方は好きでやってる事だからどんどん頼ってくれて良いんだよ。寧ろ、頼って欲しい。」
「そっか、分かった。でも私も出来るだけの事はさせてね。私だって役に立ちたいから。」
「ありがとう。頼りにしてるよ。」
「うん!」
「よし、じゃあ少し休もっか。僕はちょっとやりたい事があるから出掛けてくるけど、その間はゆっくりしてて。」
「綴理くんは休まなくても良いの?」
「僕は日頃から結構動いてるし体力には割と自信あるんだ。だから大丈夫。帰ってきたらちゃんと休むから気にしないで。」
「そっか、それなら。行ってらっしゃい、綴理くん。」
「うん、行ってくるよ。」
そうして言葉に笑顔で見送られ、僕は宿を後にした。
……あぁぁぁぁ!気にしない様にしてたけど、最後のあれはヤバかったな。本気でヤバかった。あんな笑顔で行ってらっしゃいとか、可愛すぎるだろ!
これはちゃんと頭冷やしてから帰らないと。
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