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安らぎの場所

ディーの心情を描いた番外編です。

めちゃくちゃ初恋メモリーなのです。

 

仕事を終えると、日の光が橙に染まっていた。書類をそろえて片付け、デスクで伸びをする。

(今日はずっと事務仕事だったな)

 俺はアーマーを身に着け、申し訳程度の上着を羽織り、部屋を出た。

 夜巡回をする者以外も皆帰り支度をしているようだ。

「隊長、お帰りですか」

 副長のグラインが出口へ向かう俺の後につく。

「ああ。お前が夜番だったな。頼むぞ」

 すると、含み笑いをされる。「今日も、サギリ様のもとへ?」

 興味じみた声が混ざっている。俺は赤毛の副長に振り向いた。

「そうだが? お前が知っていた方が都合がいいのか?」

「いやあ、まあ」

 グラインは手を頭にやって笑った。どんな時でも笑うことができる男。だが俺は、その表情の柔軟さを高く買っている。

 その笑顔の下にある向上心、負けん気も知っている。

「最近はっきりおっしゃるようになりましたよね。了解しました。巡回はサギリ様のお宅近くを中心に回りたいと思います」

 彼は手を胸にあてた。「ごゆっくり」

 そして、とある店を教えてもらった。新しい菓子店だそうだ。あの男、甘いものに目がない。それでいて酒も強いのだから大したものだ。

──土産にしろと言っているのか…。

 気が利くというか、お節介というのか。


 菓子店には女性が集まっていて、俺は参ってしまった。

 バターの匂いとともに、香水の甘ったるさが混ざってくる。

「あらイケメンさん、彼女に買っていくのかい?」

 店員の女性が声をかけてきた。客の女性たちがこちらをじいっと見て、なにやらこそこそ話している。

──女性は、正直苦手だ。同じ男性でも話の合わない者はいるのに、その次元を越えるからだ。仕事としての付き合い、例えばエルドリス殿ならば会話もできるが、何もないところから一対一で会話をしろと言われたら息が詰まってしまう。

「ええと…俺と同年齢くらいの女性には、何が合うのだろうか」

 店員との関係は『売り買い』だからまだ成立する。

「そうだね、おひとり分かい?なら、これとこれ…」

 カウンターに載った籠から、焼き菓子をみつくろい、箱に入れる。「こんな感じかね」

 桃色の箱に、よくわからない菓子が三つ並ぶ。そうだ、ダンの分もいるな。「もう一人分お願いできるか」

「あいよ。彼女、喜ぶよ。はい、イケメンさん」

 店員は箱にリボンをかけ、紙袋に入れて渡してくれた。

(イケメン、ねえ…)

 ふいと横を見ると、客が俺に注目している。やはりこのような店に俺のような男が入ると目立つのだろう。

──グラインめ、こんな中で平気でいられるのか。


 店は城から少々離れた場所にあり、サギリの店まで遠回りになってしまった。夕暮れはもう「夜」と呼べるものに変わってしまっている。人もみな、建物へ戻っていく。

 早く会いたかったのに。

 とはいえ、毎日手ぶらでもな。

 店の看板はもう中に入っている。俺は馬を停め、ドアを開けた。

 すると、思ってもみない事態になっていた。

「ディ~! いらっしゃ~い! あれ、二人に見えるな…どっちだろ」

 腕を広げるサギリが立っている。が、顔が真っ赤だし目もうつろだ。

「えいっ! こっちだ!」

 そしていきなり腰をとられ、俺は固まってしまった。

「つーかまえたー! エヘヘヘヘヘ」

 笑っているけど、様子がおかしい。明らかにおかしい。「ダン! ダンはいるか? サギリが変だぞ!!」

 上の階に向かって声を上げる。

 しばらくして弟のダンが階段を下りてきた。

「ディーさんいらっしゃ…え、姉ちゃんどうしたんだ?」

 サギリとは年の離れた若くて賢い若者。小柄な彼は周辺を見まわし、転がっていた瓶を拾い上げた。

「ディーさん、これ、お酒の瓶ですか?」

 ああ。それは。俺は額に手を当てた。

「何故そんなものを」

 緑色の瓶に猛獣のラベル。兵舎でもよくみられる酒だ。強い酒だが甘くて口当たりがよくするっと入ってしまう厄介な代物だ。

「お客さんから貰ったんですかね。姉ちゃん酒は好きなんだけど強くはないんですよ。あーあ、空っぽだ」

 俺も味見したかったなあ、と彼はつぶやく。

「あははー!! ダンー!! なんか私、すっごく楽しいの! あれ、でもお店が揺れるう…」

「おっと。サギリ、歩くな、座っていろ」

 両腕を持ち床に腰をつけようとするが、バタバタ暴れ出した。

「やあああ! だってディーが来たんだもん!」

「あのなあ、サギリ」

 すると、立て膝の俺にもたれかかる。「ディー、今日も会いたかった。かっこい…」

 俺もだが、それどころじゃあない。

「ディーさんすみません、そのソファに寝かしといてくれますか? 俺、水とか持ってきますんで」

「ああ」

 ダンが上へ行っている間にサギリを担ぎ、ソファにそっと乗せる。が、サギリの手が俺をつかんで離さない。

「ふああ…ディーも一緒に座ろ…」

 手をはがすわけにもいかず、ソファに座るが、よじ登ってきた。

「サギリ?」

「あーあ…姉ちゃん欲望むき出しだなあ」ダンが水と毛布を持ってきた。

「どうすればいいのだろう?」

「そのままでいたらいいじゃないですか。婚約者でしょう?」

 弟が目を平たくしている。

「意地悪を言うな。手伝ってくれ…」

「俺、しーらないっと」

 彼は持っていたものをテーブルに置いて上に行ってしまった。俺はついていくことができない。

「ディー…」

 かといってサギリを無下にできない。

 ああ。俺は途方にくれる。



──最初は二人でおびえた目をしていた。

 国に入り込んだ怪しい者がいると報告があり俺が駆け付けると、本屋の前にサギリとダンがいた。

 奇妙な服、奇妙な髪型。どこの国の者かもわからない、不思議な存在だった。

──殺すだけなら、私だけにして!

 弟をかばう姉。声の強さは周りの空気を変えた。

 あれが、サギリとの出会いだった。


 ダンはそれなりに敬語を使うのに、彼女は俺に普通の口をきく。コーヒーを出し、高い声で話し、会話の中でくるくる表情を変えた。

 最初その声は耳にキンキン響いたが、姉弟で明るく笑うのでそちらが記憶に強く残った。


 サギリは俺の膝で眠ってしまったようだ。テーブルから毛布を引っ張り、彼女の身体にかける。

 そして、その腕に手をあてた。いつもどおり、とても細い。


 戒律の話をしたとき、彼女は怒った。まさか彼女の仕事が戒律と相反するものだとは知らず、俺も軽率に言い捨てたものだ。

 そんな態度を示すから、俺は髪を失ってしまったのかもしれない。

 髪を失うことは、今までの生活の放棄を意味する。この国の戒律だった。

 だが、サギリは言った。そんなのはおかしい、あきらめないでほしいと。

 彼女は美容師だ。髪を切って金をもらうのが仕事なのだ。

 そして、すべてを失くしたと思い込んでいた俺の髪を切った。

 この細い腕に、体に、技術と真剣さが宿っている。

 切るのに集中しすぎて汗が飛び、水も口にせずただ汗をぬぐう姿。俺は、あそこまで真剣になれるのだろうか。

(もう、この長さにもすっかり慣れてしまったな)

 自分の前髪に触れる。生まれてから一度も切ったことのなかった髪は、サギリの手によって手でかき上げて収まる短さだ。

 俺の髪型は一生懸命考えてたらしい。だから一番似合っているという。

 そして俺に謎の力がそなわり、今の職を失わずに済んだ。ポンメル様も復帰し、他の隊員も力を授かった。

 国周りの魔物を駆逐し、王都は安全になっていった。

 すべて彼女のおかげなのに、サギリは全く、まったくそれを気にしない。

 ただ屈託なく笑い、怒るときは花火のようなきらめきを放ってはじける。後に引かない。


 遠征をしているときに、彼女の事ばかり考えている自分に気づいた。

 あの時にはもう、恋に落ちていたのだろう。この俺が。


 女性の高い声、絡みつく話し方、まとわりつくその腕。俺を『王子、王子と同等の地位にある者』と見て近づく者は皆そうだった。

 あれらに囲まれていると、うんざりする。

 サギリだって高い声で叫ぶし、わあわあ騒ぐし、近づくと甘い匂いもするのに。

 しかし彼女の眼は俺に向いていなかった。弟や友達や、あらゆる物を目にしていろんなことを話すのだ。思ったことや感じたことをすぐ口にし、どう思う? と目を輝かせる。

「一緒に見て感じて楽しんでいる」そんな気がした。

 一緒にいて、飽きない。むしろずっと一緒にいたい。

 小さくて細くて、子猫のような目をして、時々俺をからかって。

 こんなにかわいらしい女性なのに、自分の事となるととかく大事にしなくて。

 ほめるとすぐに否定をし、卑下する。

 そんな時も笑っているが、どこか寂しかった。

 人の事はやたらに誉めるくせに。


 サギリはすうすうと寝息を立てている。

 彼女は俺に力を、そしていろいろなものをくれた。けれど俺に与えるものは何もない。

 兄上が近づいているのを知り、焦った時もあった。兄上は美しく、賢く、表情が豊かで、人に気持ちを伝えるのが得意だ。俺にないものばかり持っている。

 しかしダンと喧嘩し泣きじゃくるサギリを見て、いてもたってもいられなくて、気持ちを伝えてしまった。

 彼女を泣かせてはいけない。俺は彼女の笑顔を守ろう。そう、決心したのだ。

『私もディーの事がずっと好きだった。だけど私なんて目にないと思ってて』

 何故そんなことばかり言うのだろう。

 膝の上にいる彼女は俺にとってかけがえのない宝石だ。

 俺は母上と再会したとき、サギリの話をした。すると母上はすこし考えてから俺にエメラルドの飾りを渡したのだ。

 許されない結婚の代わりとして渡された父上からの贈り物。それをサギリにと。

 パーティーの日、エメラルドを付けたサギリはとても美しかった。

 でもサギリはエメラルドよりも輝いている。

 「次は何をしでかすのだろう」そんな期待を起こさせる存在。


──だから毎日、会わずにいられないのに。


「今日もびっくり箱といえばそうなのだろうな…」

 白い頬をつつく。うーん…とサギリはうなり、言った。

「ディー…だいすきだよう…」

「俺もだ」

「襟足触らせて…ムニャ」

 サギリのそういうところは今でも謎だが。

 逆に彼女の髪を撫でてやろう。一部だけ桃色の、左右長さの違う不思議な髪。

「愛している」

 こんな夜も、いいのかもしれない。



「ディー? ディーったら。またソファで寝てるの? もう、寝るなら上でって言ってるじゃん!」

 うっかり寝入ってしまったようだ。サギリが上から俺を見ている。

「はあ? 俺はお前をだな…」

「そのソファはお客様のためのものなの。ディーみたいにでかい人が寝たら壊れるって言ったよね?」

 酔っていたのをすっかり忘れている!

「サギリ、お前はさっきまで…」

 すると、ぺたん、と座ってしまった。「あれ…? 力が出ない」

「ほら。お前は先ほどまで深酒をして絡んでいたんだぞ」俺はサギリを引っ張り上げる。

「え、誰に」

「他にいるか?」

「えええ…まじか…」

 仕方ない。俺はサギリを担いで階段に足をかける。「ダン、そろそろ姉さんを寝かせてやってくれ」

 二階。店とは全く違う趣だ。台所には見たことのない道具が並んでいる。家具のようでいて違う大きさの箱がいくつも。

 そして緑色の不思議な床。あれは何だろう?

「いらっしゃい。二階は初めてですね」

 ダンは机に向かい本を読んでいたようだ。

「布団を敷くので姉ちゃんをそこに転がしてください。あ、土足厳禁ですよ」

 部屋にある横開きの扉から、布団を引っ張り出した。緑の床に敷いて指をさす。

「ダン、私酔っぱらってたんだって?」

「すごい絡み酒でしたよねディーさん」

「そうだな、ほとほと参った」

 サギリを抱えたままブーツを脱ぐことはできない。膝で上がり、布団に載せる。

 サギリは俺とダンそれぞれに顔を向けてしゃべる。「頭はスッキリしてるのに、足が立たないの。あのお酒ね、お客さんが飲め飲めって言うからさあ。おいしかったけど」

「あれは強い酒だ。今度は気をつけろよ…」

 そしてブーツを脱ぐ。もう、勘弁してほしい。

「私…何しちゃったの?」

 俺は笑った。「内緒だ」

「えーやだ、どうして?そんなにひどいことしたの?」

 顔を真っ赤にするサギリ。

「ねえ、二人して笑ってないでよ!」

 足が立たないので、布団を叩いている。そんな姿すらかわいらしくて、いとおしい。

「そういえばディーさん、ついに二階、来ちゃいましたね」

 あっ。

「一線、越えましたね」

 女性の寝室に入ってしまった。不覚だった。

「もういいじゃん。私とディーは婚約者? みたいなもんなんだから。これからはごはんも食べていきなよ」

「俺、ディーさんに見せたいゲームとか映画とかあるんだよね」

 二人は笑った。それぞれ性格の違う姉弟だが、笑い方は同じだ。カラッとしたところがあって、俺には心地いい。

「ああそうだ、今日は土産があって」

 一度店に降りて紙袋を持ってきた。「せっかく渡そうと思ったのに、サギリが酔っぱらっていて忘れていた」

「わあ! ディーがお菓子持ってきたの? 明日は雨が降るかも!」

 サギリが紙袋から箱を取り出して顔を輝かせる。

「酔っぱらってなければ一緒に食べられたのにな。明日にしろよ」

「ディーさん、これ、噂のお店でしょ。ペティが言ってた」

 ダンが鋭く突いてきた。近衛ではもう当たり前の話だったのか。

「へえ、そうなの? じゃあ女の子で店がいっぱいだったんじゃないの?」

 俺はふと、客の視線を思い出す。「じろじろ見られて正直恥ずかしかった」

「ああ、ディーがイケメンだからみんなが騒いじゃったんだねえ」

 はあ?

「背も高いし、立ち振る舞いもカッコイイですからね。女性が見つめて当然ですよ」

「そんなわけがない。あれは客層と全く違う俺のような大男が…」

 二人はひそひそ言い合い始めた。

「見てよ奥様。あれが自分のイケメン度に気づいてない鈍い人ですわよ」

「あらまあ。それがどれだけ大罪かわかってらっしゃらないのね」

 なんの芝居をしているんだ…。

「いいんだよディー、じろじろ見られてもあれは羨望のまなざしなんだからね。堂々としてていいんだよ」

「俺はそんな…兄上と比べたら」

「比べる対象がおかしいんだよ! そりゃクリスが店に行ったとしたら女子はキャーキャー騒いじゃうよ。そういう人だよあれは。でもディーだってイケメンなんだよ。それはホレちゃった私が証明します!」

「お兄さんがあれじゃあ美的感覚狂っちゃいますよねえ」

 そういうことではなくて。俺は見目がいいとはとても。

「同じじゃん。私が美人じゃないって言うと怒るのに、ディーだってイケメンじゃないって言うじゃん」

「姉ちゃんはとても美人とはいいがたいけどね」

「言ったな~!」

 サギリは弟に枕を投げた。ダンは枕を抱えて笑っている。

「ダン、サギリは…」

「あーはいはい。ディーさんには姉ちゃんが一番でしょ。わかってますって。だから姉ちゃんだってお兄さんじゃなくてディーさんが一番なんですよ」

 ダンが俺とサギリをそれぞれに見る。

 サギリは口をとがらせる。

「私…クリスみたいなキレイな人より、ディーみたいにむすっとしてるタイプがいいんだよね」

「悪かったな、むすっとしていて」

「そうじゃないよ。だから…時々笑うと最高なの。あーはずかしい!」

 そう言って、サギリは寝転がり顔を伏せてしまった。

 俺は、自分の顔を触った。笑顔?

「ダン、俺は…笑うか?」

「何を言ってるんですか? ディーさんは自分の表情、自覚がなかったんですか? 姉ちゃんといると、にやにやしてるのに」

「にやにや…」

 まるで変質者ではないか。

「好きな人がいればそりゃ顔も緩みますって。俺だって…おっと」

 ダンはこういう時、やたらに口が堅い。

「俺は…気持ち悪いのでは?」

「そんなことないですよ。姉ちゃんはそれがいいっていうんだから」

 不思議なものだな。人にはいろいろな好みがある。俺はサギリ以外愛するつもりはないが、サギリがそうとは限らない。彼女は兄上に好かれているし、他にも付き合いがあったと打ち明けていた。

 俺にも価値があるのだな。

「ほら、ディーさん笑った」

「え?」

「え?笑ったの?ディー、もう一回!」ふせっていたサギリがこちらを向いた。

「そんなことを言われても…」ぎこちなく笑って見せて、彼女は怒った。

「表情筋が硬いんだよねえ! 貴重だからいいんだけどさ!」

 そしてすぐに、ちょっと笑った。

「私だけのもの、って感じがするから」

 サギリの手が、膝に触れた。

 ゆっくり、自分の頬が緩むのを感じた。

 そうか。この感じだったのか。

(ほっとする気持ちが、俺に笑顔を作らせていたのだな)

 サギリがじいっと見ていた。真っ赤…だったと思う。

「ディーさん、今日はムリかもしんないけどさ、今度泊まりに来てくださいよ。みんなで一緒に寝たら楽しいからさ」

 ダンが言う。そうだな。二人は俺の大事な存在だ。


──二人の居場所が、俺の安らげる場所なのかもしれない。


第二部、もう少しお待ちください…

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