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上屋敷梁子のふしぎな建物探訪  作者: 津月あおい
4軒目 犯罪者の棲む家
69/110

4-2 梁子×河岸沢×宮間(×大輔)

『おい、おい梁子!』

「……」


 先ほどから、何度もしゃがれ声が耳元でささやきかけてくる。

 バス停を降りた梁子は、サラ様の問いかけにいちいち答えるのが面倒で終始無言を貫いていた。


 朝日がまぶしい。

 連日寝不足の眼には毒である。

 あくびを噛み殺しながら、梁子はとぼとぼとダイスピザまでの道のりを歩いていた。


 今日は日曜日。午前からのシフトだった。


『梁子、まだあの警官のことをひきずっておるのか? そんなに未練がましくするのなら、あんな態度をとらねば良かったではないか』

「……」

『梁子、聞いておるのか? ここはそれほど人が通っておらんぞ。小声でなら話しても……』

「……」


 ようやく諦めたのか、サラ様が口を閉ざす。

 梁子はホッとして息をついた。 


 ……と、突然後頭部にするどい衝撃が走る。梁子は思わず頭を抑えた。


「いたっ……! なっ、何?」


 あわててあたりを見回すと、河岸沢が背後に立っていた。


 梁子は思わず目を丸くする。

 河岸沢は、右手を手刀のような形にしてかかげていた。まさか……チョップを喰らわされたのか? その結論に至った瞬間、カッと頭に血がのぼる。か弱い女性の頭を叩くなんてひどい。梁子は苛立ちがふつふつと湧き上がるのを抑えられなかった。


 てっきりサラ様がどついてきたのかと思った。けれども違った。

 サラ様が河岸沢の攻撃を防いでくれなかったのは、さっきの無言の態度に対する「お返し」だったのだろうか。だとすると、サラ様も人が悪い。


 梁子は、サラ様と河岸沢の二人に抗議したくなったが、ぐっと飲み込んだ。

 サラ様の方はきっとわかってやっていたのだ。河岸沢から加えられる攻撃などたいしたものではない、だからさほど防御しなくても良いと、判断したのだろう。

 河岸沢の方も何か理由があってのことかもしれない。

 でも、すぐにそれはあり得ないな、と梁子は思い直した。きっと単なるいやがらせでしかない。そうに決まっている。梁子は大きくため息をつきながら、河岸沢の方へ向き直った。


「なんなんですか? 河岸沢さん……」

「よお、上屋敷。辛気臭ぇ顔してるじゃねえか。しゃきっとしろよ?」


 そう言って、すたすたと追い越していく。

 梁子は「はあ?」と心の中で声を荒げてから、あわてて後を追った。


「河岸沢さん! ちょっと今、暴力振るいませんでしたか? 暴力!」

「ああ? 暴力? 気のせいじゃねえ? 目の前を猫背でノロノロ歩いているやつがいたから、気合入れてやっただけだよ。気合。入っただろ確実に?」

「ああ、気合……って、いや、そうじゃないですよ?! チョップって技を極めましたよね、今! しかも女性に対する力じゃなかったですよ。結構痛かったです。河岸沢さんは手加減てものを知らないんですか?」

「あー頭の形が変わってねえなら大丈夫だ。それより目ぇ、覚めたかよ? これから仕事だぞ。仕事。俺に感謝してくれたっていいぐらいだ。ほれ、上屋敷、『ありがとうございます』は? ん?」

「その前に、おはようとかいう普通の挨拶があっても良かったと思います」

「これが俺の『挨拶』だ! お前にはこれでじゅーぶんだろ」

「あの……河岸沢さん……。はあ、もういいです」


 げんなりして肩を落としてみせると、その様子に、河岸沢は何かを察したようだった。


「どうした。なんかあったか。いつもより反応が薄いぞ?」

「別に。なんにもありません。あったとしても河岸沢さんには関係ない話です」

「あったな、これは……。あ、わかった。例のお巡りさんか?」

「なんでっ……! いや、違います、違いますからね」

「わっかりやすいやつだな……」

「……」


 図星をさされ、無言になってしまう梁子。

 河岸沢はさらに何か言おうとしていたが、梁子がぎろりと睨みつけるとさすがに黙ってくれた。

 ほどなくしてダイスピザの前に到着する。

 またしても裏口は閉まっていた。店長の大輔が出勤して来なければここの扉は開かない。


「まーた……今度は何のトラブルに巻き込まれてんのかね……」


 ぼそっとつぶやきながら、手をポケットに突っ込む。河岸沢は猫背でその場をうろうろしながら、急に梁子に近づいてきた。


「おい。何があったかは知らねえけどな、上屋敷。仕事だけはしっかりしろよ?」

「……はい、河岸沢さんに言われなくても、そうするつもりです」

「大輔さんに迷惑かけたら承知しねえからな?」

「あの……だからわかってますってば。個人的なことは職場には持ち込みません。安心してください」

「そうか? なら、いいんだけどよ……」


 じろじろと怪訝な顔で見つめてくるので、梁子は居心地が悪い。

 早く他のスタッフが来ないかな、などと思っていると、一台の黒いバイクがやってきた。

 店の前の道路に止まると、運転手はフルフェイスのヘルメットを外す。そこから顔を現したのは宮間だった。大型のバイクを、ゆるゆると手押しでこちらに移動させてくる。


「あ、宮間さん! おはようございます!」

「ああ、おはよう……」


 梁子の謎のテンションの高さに、とまどう宮間。


「ど……どうしたの? なんか今日、すごく元気いいね……」

「そうですか? いや、さっきまで河岸沢さんとふたりきりだったので……宮間さんが来てくれて助かったーって思っただけですよ」

「そ、そう。それは……っふ、良かった……」


 なぜか吹き出した宮間に、梁子は首をかしげる。

 宮間は肩を震わせながらちらちらと河岸沢を盗み見ていた。一方の河岸沢はというと、二人の会話の内容に眉間のしわを深くしている。


「ったく、今日はこの三人かよ……はあ~」

「たしかに……珍しい組み合わせですね。普段、わたしと河岸沢さんの代わりに宮間さんが入っているパターンが多いのに」

「そうだね……」


 あごに手を当てて考え込むポーズをする梁子に、宮間がなんとなくあいづちを打つ。 


「はあ、河岸沢さんさえいなければ、楽しい一日だったのに……」


 ぽつりと本音をこぼした梁子に、河岸沢がくってかかる。


「はあ? 何言ってやがる。俺だってな、店長の大輔さんと二人だけで良かったんだよ。オマエラ、マジデイラナイ、アシデマトイ……」

「え? なに……言ってるんですか? 日曜なのに二人で足りるわけないじゃないですか。河岸沢さんの方こそわたしたちの足、ひっぱらないでくださいよ?」

「お前な……俺が何年ここに勤めてると思ってんだ。誰が足をひっぱるだって?」

「勤続年数は関係ないですよ。河岸沢さん、いつも配達から帰ってくるの遅いじゃないですか。寄り道とか絶対してますよね? じゃなかったら忙しい時間帯に『河岸沢さんのせいで』スクーターが足りなくなることってないんですから」

「あ、あれはそのー、途中で道を聞かれたり、声とかかけられる? ……からだよ。言わせんな!」

「はあ? へえ? それって本当ですか? 誰に声かけられるんですか?」

「なっ、それは……だな……」

『おおかた霊に、だろうな』


 ぼそり、とサラ様が答える。

 宮間はまったくその声に気付いていないが、河岸沢だけはハッとしていた。

 梁子はまずい方向に話を持って行ってしまったとわかり、あわてて「霊」という存在を匂わせないよう、軌道修正する。


「え、ええと……そうか! おばあさんに、とかですね? 店長もそういうことありましたし、河岸沢さんもそういうこと、あるんですね~。ははは、お二人とも、似てますね!」

「ああ、まあ……そんなところだ……」

「店長はわかりますけど、河岸沢さんも意外と人から頼りにされるタイプ……なんですね。目つき悪いし、本当、意外なんですけど……」

「意外とか失礼だろ、お前。ったく、こればっかりは面倒だが、無視できねえんだよ。……わかれ!」

「はあ……大変ですね」


 サラ様が言った「霊」というのは、浮遊霊や地縛霊のことだと思われる。

 配達途中で出くわす河岸沢は、その都度対応しているのだろう。


 具体的なやり取りはわからない。

 河岸沢の能力を見抜いた霊が取り憑いて来たり、それこそ「道案内」を求められたりしているのかもしれない。その度にいちいち除霊したり、成仏させてあげたりするのは骨の折れることだろう。

 

 河岸沢はかつて、自らの鋭すぎる感覚を意図的に壊したと言っていた。それでも、きっとかかわらざるを得なくなってしまうときがあるのだ。


 配達中にそのようなことになっているとは露ほども知らなかった梁子は、同情した。

 梁子も、最近似たようなことが起こっていた。だからあまり他人事だとは思えない。


「てか宮間、そのでかいのは……なんだ? いい加減、邪魔なんだよ。別のとこに停めろ」


 河岸沢が苛立たしげに視線を向けたのは、宮間のバイクだった。

 宮間は所定の位置に愛車を停めると、うんざりしたような顔で振り向く。


「河岸沢さん、僕のバイクを……そんな風に言わないでくださいよ。それに、店のスクーターが出しにくいようなところには置いてませんからね。妙な言いがかりはよしてください。店長にもちゃんと許可を得てますから……」

「ふん、それが、自転車だったら文句はねえんだけどな。それだと大きすぎてどうにも見た目が邪魔くさいんだよ」

「はあ……この街は自転車禁止ですよね? だからその選択肢はもともとないんですよ。それにもし使えたとしても、僕の家は遠いんで、やっぱりバイクで来ることになってたでしょうね。河岸沢さんの方こそ、いい加減に諦めてくれませんか? 僕のバイクがここに停められるの……」

「諦める? 俺がか? ハッ、お前の事情なんか知るかよ。俺はたんに『お前の』『でかいお荷物』が、『目障り』だってだけだ」

「僕の……バイクが、お荷物?」


 瞬間、ピリッとした空気が漂う。

 梁子は、二人の間に火花が散っていると錯覚した。それほどまでに二人の仲は険悪さを増している。前にもこんなことがあったような……妙な既視感を覚えつつ、梁子は内心あわてる。

 いけない、この状況を早くなんとかしないと。

 どうにかして雰囲気を変えなくてはと思った梁子は、何か別のことに意識を向けようと必死で違う話題を出した。


「あっ、ええと……宮間さん! ご自宅、遠いって……大井住市じゃないんですか? し、知りませんでした~っ」


 あわてて言ったために棒読みになってしまったが、梁子はそれでどうにか悪い空気をかき乱すことに成功したようだった。

 きょとんとした宮間がこちらを向く。


「え? ああ……うん、そうだよ。僕は……練馬駅の近くに住んでて……こう見えて実家暮らしなんだ。学校も行ってないし、いい加減家を出て、一人暮らしをしなきゃなとは思うんだけどね……」

「そ、そうなんですか。あ、わたしも一度でいいから一人暮らししてみたいんですよね~」


 相変わらず棒読みのままだったが、そんな梁子に宮間は苦笑する。


「ははっ、ごめんね、上屋敷さんに気を使わせちゃったね」

「い、いえ……」


 河岸沢もまた、梁子が割って入ってきたことにバツの悪い思いをしたのか、舌打ちをしてそっぽを向いた。


「上屋敷さんも、一人暮らし……したいんだ? でもちょっと女性は……危ないかな。昨日だって『例の事件』があったばかりだし。親御さんは許してくれないだろうね……」

「ええと……例の事件? 昨日なにかありましたっけ? すいません。わたしあんまりテレビとか新聞のニュース見ないもので……」

「ええっ? けっこう大きなニュースになってるけどね。知らないの? 都内ではもう三人目の被害者が出てるんだよ。連続殺人事件。みんな手口が似ていて……一人暮らしの女性ばかり狙われてるみたいなんだ。すでに中野区、杉並区、って続けざまに事件が起きていてね。昨日なんてこの近くの武蔵野市だったんだよ。……本当に聞いたことないの?」

「はい。ええと、まったく知りませんでした。物騒ですね」

「物騒なんてレベルじゃないよ。すごく、怖い事件だ……。もし上屋敷さんが今、親御さんにお願いしたとしても、絶対反対されると思うよ」

「ああ……なるほど。でも、大丈夫です。事件があろうがなかろうが、たぶんわたしには永久に無縁のことですから」

「え? どういうこと……?」


 梁子はサラ様の加護があるので、たとえ殺人犯と出くわしても対処することができる。

 そういった意味で言ったのだが、そのことを知らない宮間はぽかんとしている。当たり前だ。まずい、また変なことを言いそうになった。梁子はそう思って、あわてて話を軌道修正する。


「え、えっと、その……わたしいろんな理由があって、実家から出られないんですよ。だから、夢なんです、夢。ありえないから、一人暮らししたいなーってちょっと言ってみただけで」

「ああ、そういうことか。親がすごい過保護、とかなの?」

「ええ、まあ……。結婚したとしても家を出ることって、ないでしょうね。わたし、一人っ子なんで」

「それはなんというか……ご愁傷様。してみたいんなら、早い方がいいかもね。結婚前に一度くらいはしたほうがいいよ。でも、こんな事件が起こっている今だとね」

「そう、なんですよね。都内に住んでて、しかも通う大学も近くで、引っ越す必要もないってなると……やっぱりメリットがなくて、親の賛同も得にくいですよね。だから、きっと頑張っても縁がないんです、一人暮らしには。もう、諦めてます」

「ああ……じゃあ上屋敷さんちの場合は、無理なんだね。えっと……ずっと」

「ええ、ずっと。無理なんです。でも、夢を見るだけならタダですからね! こうして、想像するだけでもその……うん、楽しいっていうか。だからできる人は……できるうちにやってみてほしいです!」

「うん、じゃあ僕は……上屋敷さんとは違って、できる立場にいるから……やれるときにやっとこうかな」

「はい、ぜひ! 一人暮らし、頑張ってください!」

「ありがとう。早く行動に移せるよう、考えてみるよ。できない上屋敷さんのためにも……」


 一人暮らしについて熱く語り合っていると、ふと梁子は誰かの視線に気付いた。

 河岸沢だった。ちらりとそちらを向くと梁子をひどく憐れむような目で見ている。


 すでに上屋敷家の秘密を知っているからか、家から離れられない梁子に同情しているようだった。だが梁子は面白くない。どうしてもそこに小馬鹿にしているようなニュアンスが感じられるからだ。あの、心の底から「かわいそーな奴」と思っていそうな目。


 梁子は河岸沢の視線をできるだけ気にしないようにした。


「あ、そういえば、この間の木曜日なんですけど……宮間さんにそっくりな人を見かけましたよ」

「えっ……? ど、どこで?」

「石神井公園で、です。背がすらっと高くて、同じようなバイクで……全身真っ黒なつなぎ? みたいな服装に黒いヘルメット……で。あ、そうそう、今の宮間さんみたいな恰好でした。それで、顔もそっくりで……でも、その日ってたしか宮間さん仕事入ってたなーって思ったから、すぐに別人だとわかりましたけどね。でもものすごく似てたのでビックリしました」

「そ、そう……」

「自分に似ている人って、世界に三人はいるって言いますからねー。でも本当驚きました。休みの日に知り合いにばったり出くわすなんて……」

「あの……上屋敷さん」

「はい?」


 その時の驚きを力説していた梁子だったが、急に話をさえぎってきた宮間にハッとする。

 一方的に話していたから気が付かなかったが、よく見ると宮間はわずかに肩を震わせ、その表情もこわばっているようだった。なぜそんなに動揺しているのだろう。そう思いながら、梁子はその理由に全く思い至らない。


「それって、本当に僕に似てる人だったの……?」

「え? えっと……はい」

「そう……」

「宮間さん?」

「いや。なんでもない……。今週の木曜はたしかに、僕は働いていたよ。大輔店長もいたし、名ヶ森さんもいた。配達中だって着替えたりしてないし、そんな恰好の僕が外に出ているわけがない。でも……気持ち悪いね。自分に似ている人がいたって知り合いから言われるのは……」

「えっと……あの、ちゃんと違う人だってわかりましたよ。だって……」


 梁子は宮間の様子に戸惑った。

 違う人物だと言っているというのに、何をそんなにおびえているのだろう。ドッペルゲンガーとか、都市伝説のたぐいをものすごく信じる性質なのだろうか。

 どうにか安心してもらおうと言葉を続けようとしたが、ちょうどそこに店長の大輔がやってきた。


「いやー、すまんすまん。ちょうどそこでたくさん買い物した人とぶつかっちゃってねえ。荷物を散乱させちゃったもんで、手伝ってあげてたんだ。ごめんごめん、って……あれ? 今日のメンツ珍しいね」

「珍しいって……アンタがシフト組んだんでしょうが!」

「おはよう、河岸沢。今日も元気だな! 鋭いツッコミありがとう」

「ったく……大輔さん、早くここ開けてくださいよ。ていうか、いつも思うんですけど、いい加減俺がスペアキー持っててもいいんじゃないですかね?」

「すまん、それだけは……。俺がこうしたいから、としか言いようがないな。華子と約束してるんだ。俺がこの店に立てない日は、店自体を休みの日にするって」

「なんですかそのルール!」

「まあまあ、それくらいゆるい気持ちで行こうってことさ。さあ、みんな入ってくれ。今日も頼むぞ!」


 がちゃりと裏口のカギを開けて、大輔が奥に入っていく。

 河岸沢と宮間、梁子も続いて中に入る。

 

 今日の天気は快晴。ダイスピザの一日が始まろうとしていた。


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