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榊蒼と薺楓、素直に慣れない彼と素直な彼女
俺は、普通の高校生のはずだった。
それは昨日までの話。
俺は、朝学校に行く途中の駅のホームで言い争っている男女を見た。どうやら男が女の子に迫っているようだ。
周りの人達は自分は関係ないという顔をしている。
俺はしかたなく、男に近づく。男は、いきなり殴って来たが、俺は男の足を引っ掻ける。男は派手に転んでそのまま走って何処かへ行ってしまった。女の子は、俺に礼を言うが大したことはしていない。そう思っていたら、その女の子は幼馴染みだった。そして、いきなり告白された。俺は幼馴染みを抱きしめる。それが、俺の返事だと幼馴染みに伝えた───
それが、俺榊蒼と薺楓が恋人同士になった瞬間だった。その後俺と楓は山戸川高校生徒会会長を含めた全員に祝福された。
俺は、楓を幸せにしてやろうと思った。




