魂の行き着く先は龍でした。
初めまして、作者の「コッペ」と申します。
数ある作品の中から目に留めていただき、ありがとうございます。
六つの次元が交差する奇妙な世界【ヘキサリカ】での冒険が始まります。
ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです!
「目覚めよ…目覚めよ…」
頭に直接言われているような感覚だった。
目を開けるとそこには煮えたぎる世界が広がっていた…
「何があったんだっけ?」
ふと、思い返してみる。
確か、あまりにも晴天だったから息子の啓太と公園でキャッチボールをしてて…それで啓太がボールを取りそびれて取りに行ったら、車道に出てトラックが来てたから咄嗟に走って…
「は!啓太は無事か!?」
そういうと背後から「無事じゃないのはお前だろ」と言われた。
さっきから声がすると思って声がする方に目をやるとそこには
大きな蛇…いや、紛れもなく…「龍」がいた。
その龍はあまりにも大きく見上げても顔が見えなかった。
その大きさに思わず「は?」と声を漏らしてしまった。
その龍は徐ろにため息を吐き、顔を近づけて言った。
「何故、お前のような人間がここにいるんだ?」
俺が聞きたいわ!という声は抑えて思い切って聞いてみた。
「ここはどこで、一体どういう状況なんだ?」
龍は知らないのかと驚きつつも、1から教えてくれた。
どうやら、俺達がいる世界は立方体のようになっているらしく、立方体の面が他の次元界と隔てているらしい。
立方体の面が6つあるように次元界も
「神界」「天界」「龍界」「魔界」「鬼界」「人間界」と
6つあるらしい。
そして、これら次元界には序列があるらしく、左から順に序列が高いらしい。
ある程度の概要を話したところで俺についても教えてくれた。
「お前の現世の体は死んではいない。ただ魂が抜けている状況だ。単刀直入に聞こう…生き返りたいか?」
俺はすぐに「当たり前だろ!妻子もいるんだ!」と言った。
龍は先程の次元界の話に追加をしてくれた。
「本来、人間界の魂は神界に送られる。しかし、お前は何故か龍界に来てしまった。より高位の次元界には連絡もできないからお前を神界に送ることはできない。そして、魂を戻すのは神界の役割であり、龍界はできない。」
これが示すことは言わなくてもわかった…
考えたくもないが認めざるおえなかった…
龍は続けて言った。
「ただ、方法はまだある。
6つの次元界が混在した世界【ヘキサリカ】
ここで戻る方法を探すこと。ここなら魔界と同列に扱われてるため龍界も干渉できるのだ。さて、行くか?」
正直、行きたい気持ちと不安が半々だ。見たことない世界に無防備で行くのは死にに行くようなものだ。
しかし、俺は止まってられない。俺は決意をし【ヘキサリカ】へと向かった。
第一話を読んでくださりありがとうございます。
次回から本格的に話が始まっていきます。
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