お風呂とステータス
「お疲れ様です。レン様」
ダリアがファルケンを倒した僕の事を労ってくれる。
なんだか凄く癒される。
「うん、ありがとう」
「私のためにありがとうございます」
そう言って彼女はペコリと頭を下げる。
「ダリアを取られたくない僕が勝手にやったことだから気にしないで」
今から彼女を他の男に取られるなんて考えられない。
「おいで」
戦いが終わり急にダリア成分が欲しくなって僕は彼女をこちらに呼んで抱きしめる。
この部屋は戦闘の痕跡でボロボロだが、そんな事は気にせずにイチャイチャする。
抱きしめると彼女からする良いにおいと女の子特有の柔らかい感触が脳を刺激する。
そして、抱きしめると感じる豊満な2つの果実の弾力。
「じゃあ、帰ろうか」
こんな雰囲気もへったくりもない場所じゃ無くて、チェックインしたホテルの綺麗なベッドでイチャイチャしたい。
今回は一泊10万円以上する豪華なホテルだから楽しみだ。
ダリアを抱きしめたまま転移魔法を使ってホテルに戻る。
あれ?
でも何か忘れてるような?
まぁ、早くダリアとイチャイチャしたいから別にいっか。
「おーい! こっちは終わったぜ!」
「そっちはどうだ!? って、居ないじゃねぇか!!」
という声が誰も居なくなった部屋で響いたらしい。
・・・
「お、お背中を流しますね」
高級ホテルの綺麗なバスルームの中で顔を真っ赤にしたダリアの可愛い声が浴室に響く。
そう、僕の後ろには一糸まとわぬ姿のダリアがいるのだ。
何でこんな恥ずかしくも最高のシュチュエーションになっているのかって?
あれは15分ぐらい前の事だった。
転移魔法で部屋に帰ってきた僕はそのままベッドに直行しようとしたが、先にお風呂に入りたいと言われた。
よく考えたら、朝から動きっぱなしだったからお風呂に入りたいよね。
そう思った僕は彼女が出て来るまで待っていようとしたんだけど、何故か先にお風呂に入るよう促されたのでそのままバスルームに直行した。
そうして体を洗おうと思ったところでダリアが浴室に現れたのだ。
「し、失礼します」
恥ずかしそうにしながらも入って来たダリアは僕の後ろに座り「お、お背中を流しますね」と言った。
そのまま泡立てたスポンジで背中を洗ってくれる。誰かに体を洗ってもらうなんて久しぶりで気持ちいい。
背中だけじゃ無くて前も洗ってくれるようで、大きな2つの果実が直で背中にくっつく。幸せすぎて危うく成仏するところだった。
後ろに一糸まとわぬダリアが居ることを想像するだけでも嬉しいし、お互いに肌がくっついたりするのも最高だ。
「そ、それではこちらも失礼します」
そう言って僕の下半身を隅々まで洗ってくれた。
もう息子が元気に成りすぎてヤバイ。
最終的には入浴中から朝まで、僕は我慢出来ずに何回戦もハッスルした。
・・・
昨日は主に夜にハッスルしすぎた疲れで泥のように眠ることが出来た。
隣ではスヤスヤと無防備に眠るダリア。
ついイタズラしたくなった僕は両手を彼女の方に伸ばす。
大きめのシングルベッドに同じ布団で寝ているから、綺麗なお椀型をしている2つの果実に触れることが出来る。
朝から可愛い寝顔とハリと弾力のあるスイカの感触を楽しめて幸せだ。
そんなことをしてたら徐々に目が覚めて来た。
ダリアもまだ寝ていてやる事も無いから、久しぶりにステータスを確認する事にした。
最後にステータスを見てから、僕よりもレベルが高い相手を何人か倒しているから楽しみだ。
特に幹部3人とボスはレベル100以上だし、闇ギルドの精鋭も60レベはあった。
ということで、いざステータスオープン!
ステータス
[ 名前 ] 佐藤 蓮
[ レベル ] 128
[ 体力 ] 1750
[ 魔力 ] 1730
[ 攻撃 ] 1525
[ 防御 ] 1430
[ 魔攻 ] 1600
[ 魔防 ] 1350
[ 素早さ ] 1700
[ スキル ] 写真家
写真家
・ 勇者
・ 聖女
・ 賢者
・ 結界師
・ 鑑定士
・ 成長
・ スキルデリート
前回が65レベだった事を考えれば大幅なパワーアップをしている。
さらに、今まではストック出来るスキルは10個までだったけど15個に増えている。
もしかしたら100レベルごとに5個ずつ増えていくのかもしれない。
ステータスも全部の数値が1000を超えた。さらに全部の能力値5倍になるんだから、よっぽどの相手じゃなければ負けることは無いだろう。
今まではいざという時に備えてダリアのバフスキルは温存していたけど、これからはドンドンと使って貰ってもいいかもしれない。
そうすればスキルを使用することで彼女にも経験値が入る。
ダリアのレベルでは闇ギルドの幹部レベルに勝つのは難しいし、出来れば安全のためにもレベルアップはして欲しい。
当然、何があっても僕が守るつもりではいるけど。
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