表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/27

買い物自慢

新年あけました

おめでとうございます

*ゲン視点*


バスに全員戻ったのを確認したらコンビニに1時間30分もいたようだ。予想通り、と言えばそうだが



「この"ビニィル袋"もスゴいな! こんな薄く柔らかい素材なのに丈夫とは」


"ドワーフのゲヒール"はビニール袋を 宝石を見るような目で見ながら誉めていて



「うむ、私は"レジ"が興味深かったな、自動で算術から年齢確認、聞けば荷物も配達可能と言うのだからな」



"騎士のオージィ"はレジが気になる様子で「この道具はいくらするのだ?是非とも欲しい」と店内で発言した



「ザッシ…全部買いたかったです…」


"魔法使いのパッフェ"はバスに帰ってきても、何度もガラス越しに見える雑誌を悔しそうに見ている



「皆どれだけ使ったの?・ ・私?



ちょっとよ…」



"エルフのモナ"は……ちょっとだと発言しているが、大きなビニール袋から見える品物の数や量を見る限り1000円以上はつかったのではないだろうか。


事前のミーティングで、山口の言った通り、コンビニで時間がかかってしまった。

今は、異世界の彼らが互いに情報交換をしている。これは良いタイミングだ。私はバスが発車する中、立ち上がる



「皆さん、次の場所まで時間があります。 よろしければ皆さんの購入したモノを"紹介"してはどうでしょうか?」



異世界の人々は、お互い顔を見つめあったりした後



「よーーし、ならオレからだ! お前らビックリしろよ?」



謎の宣言をしながらドワーフが立ちあがった


「オレが買ったのは、このボォルペン、あとハイボォルだな」



ゲヒールはビニール袋から商品を出す……以外と倹約家なことがわかった




「私は、ほっとどっくに、サンドイッチ、ぽてとちっぷす(BIGサイズ)、サイダー、……あ、このチョコレートもね。凄く安かったの。ケーキもあったのよ、貴族にしか食べられないケーキが」



逆にモナは………買いすぎだ、普段の彼女を知っている彼らも、流暢に話すモナに引いている様子だ



「私は、ザッシ、マンガ…あとこの黄色いモンスターです!」


パッフェは立ち上がり、嬉しそうに自慢する。有名なゲームキャラの玩具を嬉しそうに購入したらしい



「あ、ピ*チュウですね。異世界の方にも受け入れられるなんて…」



山口のことをスルーしつつ




「最後は私、オージィだな。

まずはエーヨードリンク、ポーションと同じらしいので持ち帰り、研究することにする」

「次にショーギ、これはリグロリアにはないボードゲームだ。トランプやチェスはあるので、これは良い買い物だな」

「最後にイチバンくじなる抽選もしたぞ。ハズレがないとは画期的だし、低いランクの品物もガラス瓶や精密な小物類があるようだな」



オージィ………リッチモンドだったか? やけに箱ものが多いと思ったが、まさかクジを引くとは



「分かる!分かります。一番良い商品なんて数ヶ月すればヤフ*クなんかに安くありますもんね」



山口私語は慎め。……ほどほどにな

次の目的地で、この序章は終わります、が


まだまだ続くんじゃよ

って奴です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ