観光の価値
ケジメで新作を書いております
【源視点】
翌日より観光はスタートした
今回は少人数であるため、それぞれの要求に合う場所を選んだ
*竜人スフレの場合*
「お風呂…しかも大浴場ですか」
「テイラさん、温水プールって言うんですよココは」
スフレが要求したのは"運動"だった。色々悩みに悩み極力被害が出ないであろうココ
「泳ぐのもアタシ トックイだもんね!」
そう言うと準備体操もせず(そんな文化無いか)着水
「…ップハ! 気持ちいいねオンスイ!!」
おかしい…5秒くらいで50メートルプール泳がなかったか? 息継ぎも無しで?
「き、きみぃ! スゴいスゴいよ君ならオリンピックにも出れるよぉ!」
「オーリィン? 侵略した先にそーゆ名前の人いたなぁ…」
監視役の指導員…彼女は竜だがオリンピックに出れるのか?
*知性の魔女テイラの場合*
彼女が要求したのは観光の定番"買い物"だ
「これが…てれびじょん !!」
今は4Kのテレビに夢中で、本を開き、なにやら呟いている
「投影の術式と千里眼、組み込み式羅列に…」
どうやら魔法で、テレビを再現するような感じだ…アカードさんといい熱心な方が多いのだな
「テイラさん、この入れ物もいかがですか?」
山口がニコニコしながら差し出したのは、木製のサイコロ?
「カエデ、これ開きませんが?本当に入れ物なのですか?」
試しに開こうとして力んでいるテイラさん………可愛らしいな
「これは……数字を123と回すと、」
「開きます! 日本職人の技術"木のからくり"ですよ」
「なんとまぁ!? スキルもなしにこんな仕掛けが……」
驚くテイラさんも可愛らしいな
*勇者の場合*
『美味…』
「カラアゲ、ポテトフライのセットを三つずつ、え、ご一緒にサラダ?…いいや」
「こぉら…なんと摩訶不思議な味、オージィが自慢してただけはありますね」
現在既に夕方、ファミレスにて食事中なのだが、
(勇者さんの好みが解らん、箸を上手く使っているから日本に興味があるのだと思う)
「源さん、明日の見送りについてなんですが…」
山口が真剣に聞いてくる、なんだ今回は真面目なんだな
「友人と知り合いを8人呼ぶようにしたんです。控え室用意できますか?」
まて山口、何故呼ぶ必要があるか聞いてないぞ?
いよいよ次回、最後…




