VS 勇者一行
最終章です。最後まで、お楽しみ下さい
[西暦2**6年8月・門前広場・朝9時・]
冷夏と呼ばれる今年、しかしこの町は活気と人だかりであふれていた。
報道機関は朝から生放送していて、外国の報道人もみられる。一般人も多数周りからカメラ、スマホ等で勇者達の到着をまっている。
門の前にはレッドカーペットが引かれ、楓達旅行会社の用意したバスへと続いている。
さらに今回は事前に日付指定があったので、歓迎を盛り上げる方々にも協力を要請し、スタンバイしている
<勇者ってどんな奴かな?マ※スやクラ※ドみたいなイケメンか?
<いやロ※みたいなジャリボーイでしょ?
皆が注目する中、門が……開く
【源視点】
「ほぇー ココがニホンかー!」「ヒトがタックサンいるねー♪」
最初に出てきたのは10歳くらいの少女、
しかし、頭からは角、背中には羽、黄色の鱗のような肌
山口の見せてくれたラノベに出てきた{龍人}だろうか
<ドン ドンドン ドコドコ
<ドン ドン ドコドコ
「ナニ!?ナニ!? 戦いを始める為のドラかな?」
歓迎の為に呼んだ少年少女達の和太鼓演奏にかなり興奮する彼女
「スフレさん、そんなわけありませんわ。恐らく…歓迎の演奏でしょう」龍人少女はスフレという名前らしい
次に門から出てきたのは私と同年代くらいの婦人。
金髪婦人はドレスとローブを合わせた様な赤い服を着て、
辞書並みに厚い本を持っている
………{魔女}か?
「ほぇー、さっすが知性の魔女だねテイラ♪」
「少し考えたら おのずと答えれると思いますが…」
「さあ、勇者様……どうぞ」
いよいよ勇者が出てくるようだ
<あれが勇者だっ……て!
<いやいやいや、どちらかと言えば
<どう見てもラスボスです。本当にありがとうございました
周りからカメラのシャッターをきる音が鳴り響く
身長は170ほど、全身が門の色に似た青の鎧を身に纏っている
顔も口周りだけ見える装備をしている。剣や盾は持っていないようだが、その雰囲気は勇者というより"魔王"のようであると言える
「いやはや! 勇者様ぁ、異世界から遥々ようこそ、お待ちしておりました!」
レッドカーペットを歩く勇者達の前に一人の男が私達の歓迎を邪魔するように出てきた…
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