OSUSHIを初体験
[楓視点]
「さ、魚の切れ身が…」
「皿にコメと一緒に回ってるわ…ね」
「ほほぅ」
クマ姉妹は驚きを隠せないようだけど、アカードさんは、眼鏡をクイッとするだけ、
現在 私たちは雑居ビル内にある{回転寿司}に来ています。
ココは、知り合いの店で"回らない寿司屋"と"チェーン店"の間に位置するような店です。
「食べる際は皿ごと取って、素手で食べるのが一般的です」
「醤油というソース。ワサビという刺激的なモノも付ける方も いらっしゃいます」
源さんが一つひとつ説明した後、アカードさんは皿を回転レーンから取りました
「これは…魚ではないようですが?」
「それは……オクラという粘りのある野菜と豆を発酵させたモノが合わさったグンカンという種類の寿司です!」
メモをめくり、なんとか説明する。アカードさんは、その間に一口で二貫食べちゃったみたい
「フムゥ、あっさりでありながら食感が面白い。女性受けがよさそうな品ですね」
冷静に分析されちゃった。クマ姉妹はどうだろう…
「おいひぃ!おいひぃわ!」
「ねえさん! これ!このカニカマも美味しいわよ!」
既に五皿以上食べられているようで、なによりです
「先輩、私達も食べましょう!」
「今日は帰ってからだ。自腹なら大丈夫だぞ」
「っも~、 源さんのオーガ!デーモン!」
「あの…ちょっといいかしら?」
えーと、目の下にほくろがあるのは
「キャンディさんさん何か?」
「あら私達が見分けがつくなんて"鑑定"持ち?」
はい、鑑定キタ! もはやテンプレになってるスキルがあるんですね
「…質問に質問で返さないで下さい」
「で、なにか?」
「これメニュー。カキゴーリ とあるけど氷を食べるの?」
「シャシンは美味しそうだけど、お腹壊さないかしら…カキゴーリ」
「百聞は一見に、なんとやらなんちゃら!食べましょう!」
佐賀ちゃんのフォローで、二人は かき氷を注文した
あれ…"誰か"忘れているような…
「やられた!!」
いつの間にか源さんが入り口から"入ってきた"
「源さん?」
「手洗いが一階にしかない場所を選んだのがミスだったかもしれん」
「ま、まさか…」
『アカードさんが逃げ出したんだ!』
店は架空のものです。実在しません




