双子、ジュレ・キャンディ視点
暑い日が続きますが、皆さん体に気を付けて下さい
私たちは魔導キャリーに再び乗り込み、前を走り出した小さいクルマを追うように、走らせる。
動かし方は魔石に意志を通すだけで、自分の手足のように動かせる。
え?アカード・ハウザン・スンゼンが動かせば、いいじゃんって?
旦那様は魔法の適応力が
……ないのだ。
「綺麗ね、姉さん…」
「そうね[コーソクドーロ]って本当に早く走らせるのね」
「でも、ぜーんぜんクルマ走ってないわね、普段も、こんな感じなのかしら?」
*[とある高速道路]*
軽自動車一台に引かれる魔導キャリー
"それ以外に車は一台も走っていない、対向車線もだ"
なぜなら
「国から公認されてるからって、高速を貸し切りなんてキセキって感じですね!」
「昔もあったんだぞ…しかも首都高だ、あれに比べたらマシだろ………多分」
「ビート*ズの時ですねぇ、懐かしいですぅ」
「おい山口、お前何歳だ」
「姉さん、どう思う? 食事のこと…」
「そうね心配だわ、陛下の命令とはいえ【生の魚料理を食べたい】なんてね」
私たち姉妹は熊の亜人です。山と川に囲まれた、のどかな土地出身で魚は大好物でした。
旦那様と[契約]してからは、乾燥した干物や質の悪い焼き魚くらいしか食べてない
「不安ね…」
「でも、ニホン料理に期待するしかないわ」
食事のことを考えてたら、お腹が減ってきたわね…
クマーの姉妹は、かしこくかわいいのです




