思い出のカタチ
早めに投稿できました
:源視点:
次の朝、朝食は近くに住む婦人達が[オニギリ]を大量に作ってくれていた。
子ども達は「おいし!おいし!」と食べてくれるし、手の空いた婦人は、まだ1、2才ほどのクリムエル夫妻の子の子守りまでしてくれている
おい山口、カメラなんか後だ後
昼までは、バスで移動し最寄りにある運動公園へ
年長の子ども達は、しっかりと小さな子を監視してるし、私達にとっては当たり前な大型の滑り台や綱の橋やボルダリングのついた遊具は好評価のようだ
山口……一緒に遊ぶな、葉っぱが付いてるぞ
昼を挟んで、子ども達は山口の提案により[駄菓子]を買いに行くことに
地域に昔はあった駄菓子屋は今は、ほとんど見られない。
なので[山口の元バイト先のコンビニ]で代用だ。
一人で小さな菓子を沢山買う子、何人かと予算(一人500円)を合わせ買う子達、
年長の子に教えてもらいながら菓子の合計を計算する子
夫妻は その様子を嬉しそうに見ている
山口、いつの間に[動画の編集]なんか習った?
そして、あっという間に夕方、バスは[ゲート]の前に到着した。相変わらずマスコミはいるようだな無視しておこう
「ゲンとやら、案内感謝する」
「イエイエ、こちらこそ山口が色々と…」
「ふふっ、明るくて侵略(観光)向きな娘さんですね」
<そういえば、カエデさんいないな
<さよならしたくないよ~
<でもかえらなきゃ、ね?
「ままま、間に合っ……た!!」
山口が荷物をボストンバックに入れて持ってきた。急いでいたようで、髪の乱れも見える、
「か、カエデさん、どうされたんです?」
「ちょ…ち゛ょっどま゛ってでくだざい(ちょっと待って下さい)」
フラッペさんが優しく聞くなか、ボストンバックから取り出したのは"ポータブル式のDVDプレイヤー"、ディスクを読み込む音がすると……
<うおお!? オイラ達が!オイラ達がガメンの中にいる!
<おねーさんと一緒に滑り台から降りるのも
<あはは、兄貴眠ってやんの!
<みんな…たのしそうなのね
写し出されたのはクリムエル一家の今日一日の様子がカメラ越しに撮影されたものだった。
「ちなみに私オススメのリグロリア向けアニメや映画のDVDも付けちゃいます♪」
まさか……経費で落としたんじゃないだろうな?
<さよーなら!
<ありがとー
<お姉さんのことわすれない…
<やきニギリ美味しかったー
「ねぇアナタ」
「なんだ?」
「侵略(観光)に来て…良かったわね」
「ああ、良い思い出になった」
DVDから流れる映像を止めボストンバックにしまう
「さあ陛下に報告といこうか」
「ふふっ、この映画がどれだけリグロリア陛下をビックリさせれるかしら…」
賑やかな家族達と共に[ゲート]をくぐる夫妻を楓と源は優しく見守っていた
これにて、2章は終わりです。
皆さまのおかけで、ポイントが予想以上に増えてます!!
感謝しかありません
次章も、楽しんで貰えるよう努力します




