大家族、ウドンを知る
お待たせ、いたしました
ワタシはフラッペ・クリムエル。元はリグロリアの騎士だった。
獣人の暴徒化。かつて、そんな戦いがありワタシは騎士として、持ち前の力で勝ち続けた、
彼〔ダディ〕に出会うまでは…
バスと呼ばれている乗り物は、しばらく走ったのち、平屋の建物の横に止まった。建物は木造のようで、窓には硝子が何枚も使われている。
特に屋根は四角で茶色い、形の悪いケーキのような形をしていて、異国情緒があふれているわね
「か……カメ、セーメン?」
認識魔法で翻訳された看板を読む、どうやらカメを出す店…らしい
「確かスッポンだったか、料理があるはずだ。」
ダディの言葉も解る。
だがあれは高級な料理だと侵略した世界で知った、そんなモノを32人前も用意したの?
「えーと皆さんに、これから食べて頂くのは日本伝統の料理〔ウドン〕です。 パスタ等の麺料理です」
<ウドン!聞いたことない!
<気になります!
<ハラヘッテキター
「はいはい、騒がないの。順番に並んでね。カエデさん、だったかしら? 注文はどうやってとればいいの?」
ワタシは騒ぐ子どもたちを並べつつ聞いてみる
「注文は私に任せて下さい。なんと言っても今日は、"1日"ですから」
「あーだからウドンをえらんだのか山口…」
ナガサキと呼ばれた男性も、ココを選んだ理由が解ったらしい。私達には解らないが、楽しみになってきたわ♪
<ウドンおいしい!
<つるつる~つるつる~~♪
<冷えた水がタダ、タダってスゲー
<おかわりは、ワタチがいれるんだから
何故か二重になっていた扉を開くと、むわぁんと湯気の匂いと、店員の「いらっしゃいませ!」という景気の良い声が響いた。
「アナタ……この容器って…」
「桶だな…湯汲みに使う」
ワタシたちには体を清潔にする際、馴染みの桶の中には
白く、パスタ(麺)の何倍も太く、大蛇のような長さと量の食物。
「汁が…独特ね、スープとは違う感じだわ」
「啜るだっけか? 音をたてて食べて良いなんて、面白い文化だな」
彼は慣れてしまったのか、ズルズルと音を出しながら食べている。飲み込む際にみせる笑顔は………可愛らしい
「山口、ここも君の元バイト先か?」
「はい、それが何か?」
「……いやなんでもない。我々も早く食事をすませよう。貸し切りとはいえ、場所を特定されかねん」
作者は丸*製麺の回し者ではありません
べ、別に「小説読んで食べに行きました」とか期待してないんだからね!




