登場人物紹介
登場キャラクターが多いため、わからなくなった際にお使いください。
新しく登場したら随時更新していきます。
*エレントル王国…700年前に世界で初めて建国された国。ユーレン大陸の東に位置し、北には武力が高く剣士が多いズワーダ王国、南には魔石の発掘や魔道具の技術者の多いパトル公国、西にはヒメラーヌ山脈が聳え、山脈を越えると民主主義のシュザート国がある。
山にも海にも恵まれているため、大きな町が複数あるが、まだまだ貧困差が目立つ。
◎リリアン
年齢:22歳
性別:女
容姿:藤色の長い髪、空色の瞳、全体的に平凡(顔が整っているわけでも、ナイスボティでもない)
職業:精霊使い
補足:天真爛漫という言葉がピッタリな女性。幼少期は森で駆け回ったり、農作業をしていたほどで、運動神経がいい。
父親はロン、母親はアイリーン。母親は17歳の時に亡くなっている。
※リリアンと契約している精霊
●水の上位精霊ディーナ(女)
●光の上位精霊トール(男)
●植物の上位精霊カリシア(女)
●火の上位精霊フリード(男)
●風の上位精霊シル(女)
◎ザック
年齢:20歳
性別:男
容姿:茶髪、空色の瞳、美しく整った顔(幼い頃は美少女とよく間違えられていた)、身体は少し鍛えている程度
職業:魔術師(魔力は魔術師の中でも上位程の大きさ)
補足:リリアンの実の弟
面倒見が良く、頭も良い。姉に対しては極度に心配性で、幼い頃から振り回されてきた苦労人。
魔術は火、水、風、土を使え、高難度の結界が得意。
1年前からセレーナと交際をスタート。いわゆるリア充である。
◎ティア(昔の名はアルティア・ドレーン)
年齢:24歳(18歳から成人のこの国では嫁ぎ遅れである)
性別:女
容姿:紅色の艶のある長髪、金色の切れ長の目、女性的な身体を持ち、色気十分な美女
職業:エレントル王国騎士団第十小隊副隊長(元第一王子騎士隊)
補足:ある事情によりズワーダ王国から逃れ、名を捨てて旅をしていたところをリリアンの両親に拾われた。
元々は騎士の家系の貴族だったため、知識が豊富で、頭も良く、武術が大変優れている。剣術はレオナルドと打ち合える程。
迎え入れてくれたリリアン家族を大切な家族とし、危害を加える者は容赦しない。
◎レオナルド・ヴェルモート
年齢:24歳
性別:男
容姿:銀色の短髪、茜色の瞳、男の色気を放つ整った顔(常に不機嫌そうだが、美しさは健在)、鍛えられた筋肉を持つが細マッチョというかんじ
職業:エレントル王国騎士団第十小隊隊長(元第一王子直下騎士隊隊長)
補足:ヴェルモート侯爵家の次男
ヴェルモート侯爵家はズワーダ王国との国境付近を領地とし、国王の許可のもと自衛団を持ち、国境を守っている。当主は父親のソロン、自衛団団長は長男のスパルクス。
二人とも王国の中で5本の指に挙げられる程の実力の持ち主で、その二人への劣等感で騎士団に入団。そこで第一王子と出会う。
今では彼も5本の指に挙げられる程の実力者。魔力もあるため火と風が使える。ただ人間関係が不器用なため、友人が少ない。武術以外は全てにおいて鈍感。
◎ウィリアム・エレントル
年齢:25歳
性別:男
容姿:黒髪、この世界では珍しい漆黒の瞳、柔らかく甘い顔の美男子(常に笑顔)、服を着ているとわからないが鍛えられた身体をもつ
職業:エレントル王国王太子(元第一王子)
補足:人の精神を操ることができる珍しい闇魔術が使えるため、産まれた時から両親や少数の側近以外に避けられる生活を送る。周りに受け入れられるため、剣術や魔術(水、土、闇)、マナー、語学と全てを完璧にした努力家。特に剣術はレオナルドと打ち合える程のため、防衛省を管轄。表向きは完璧王子だが、レオナルドをいじったり、直下の騎士を使い国に住み着く害虫を駆除したりと色々な顔をもつ。
ティアに片思い中でアタックしているのだが、完全にスルーされている可哀想な人でもある。
父親は国王ライアン、母親は王妃クリスティーヌ
◎セレーナ・アルフォード
年齢:21歳
性別:女
容姿:カールのかかった金髪、浅緑色の垂れ目、人形のような可憐な顔立ち、身体はリリアンといい勝負
職業:王宮魔術師(魔力は魔術師の中で中間)
補足:アルフォード伯爵家の長女(王宮で文官を勤める兄がいる)
アルフォード伯爵家はエレントル王国の東の海に面する領地を治める。貿易の中心地なため栄えている。父親は王宮で文官として働いており、領地は代理で執事が務めている。
風魔術と人の怪我などを細胞の活性化によって治すことができる貴重な光魔術が使えるため王宮魔術師に選ばれた。
頭は良いが、天然なところがあり、頑固者。ザックとは恋人同士。
◎カール・エレントル
年齢:20歳
性別:男
容姿:長い金髪を後ろで緩く結い、露草色の瞳、兄似た顔立ちはやはり美男子、細身
職業:エレントル王国第二王子
補足:剣術は護身程度、魔力が大きいので魔法省を管轄。魔術は火、水、風、土が使えるが、魔道具の研究の方が好き。それより好きなのは兄。
王族として敬われるのが苦手で、かなりフランク。
◎ハイド
年齢:24歳
性別:男
容姿:青色の長髪を結い、濃い紫の瞳に眼鏡、美形ではないけど優しい顔
職業:王宮精霊使い
補足:貴族ではなく一般市民出身。精霊使いの中では多い3体の精霊と契約。精霊が大好きで、精霊省の研究室では精霊の歴史について調べている。
いつもにこやかでリリアンにとっては尊敬できる上司であり、兄のような人でもある。
※ハイドと契約している精霊
●火の上位精霊サロン(女)
●光の上位精霊シャイン(女)
●土の上位精霊ノルム(男)
◎ロベルト・フィルディン
年齢:25歳
性別:男
容姿:赤みがかった金髪、橙色の瞳、色気だだ漏れの顔立ち、背が高く細マッチョ
職業:王太子側近
補足:フィルディン公爵家長男
フィルディン公爵家は、代々宰相を務める程優秀な歴史の長い家系である。先祖には王弟がおり、王妃を輩出した事もある。
女性好きで色々と噂はあるが、仕事に対しては真面目なためウィリアムからの信頼が厚い。
《王太子婚約者候補三名》
◎ドリアーヌ・バラティエ
年齢:20歳
性別:女
容姿:濃い赤の長い髪、茶色の瞳、きつめの顔立ちに濃いめの化粧、身体の線のよく出るドレスを好んで着ている
補足:バラティエ公爵令嬢
バラティエ公爵家は、先祖に王弟のいる由緒正しい家柄で、魔力が高い者を多く輩出している。当主であるバラティエ公爵は魔法大臣を務める。第二王子カールを国王に推していたが、ウィリアムが王太子になった途端、王太子派になった。
甘やかされて育った為か、気が強く、身分の低い者を見下す態度をよくとる。魔力は高く、火、水が使える。
◎ジルベルト・マンチーニ
年齢:19歳
性別:女
容姿:水色の長い髪と瞳、落ち着き凛とした雰囲気を持つ美女、目元に泣き黒子、女性の中では背が高い
補足:マンチーニ伯爵家令嬢
マンチーニ伯爵家は、歴史が長く、代々王族に支えてきた家柄。当主であるマンチーニ伯爵は、前騎士団団長を務め、ウィリアム達の剣の師匠でもある。早くに団長職を辞し、領地を収めている。中立派でもある。
知性に溢れ、冷静な判断力は父親譲り。幼い頃、何度か父親に連れられてウィリアムと会っている。
◎ルイーズ・オルレアン
年齢:18歳
性別:女
容姿:癖のある橙色の長い髪、淡い青の大きな瞳、優しげな可憐な顔立ちは庇護欲を掻き立てる
補足:オルレアン侯爵家令嬢
オルレアン侯爵家は、領地がエレントル王国の南に位置し、パトル公国との国境を守っている。当主であるオルレアン侯爵は、国内でも3本の指に入る武力の持ち主で、学生時代はレオナルドの父親と競っていたとか。(自衛団は弟が継ぐ予定)
大人しく優しい性格のため、候補になったことに戸惑っている。ウィリアムのことは良い人だと思っているが、王妃になる決意はまだない。魔力は中間程で、風が使える。
◎フェルナン
年齢:23歳
性別:男
容姿:暗めの金髪、赤みがかった茶色の瞳、整った顔立ちは物語に出てくる王子の様、背が高い、筋肉質ではない
職業:エレントル王国内で人気ナンバー1のノエール商会本店に勤務
補足:2年前に王都から町に帰ってきたリリアンのお見合い相手
見た目はチャラそうだが、仕事が大好きで優しい男
リリアンの事が好きでプロポーズしたが、断られ諦める。ちなみにザックも町にいた頃に色々お世話になっている(セレーナへの贈り物とか)
*ダイアン王国…エレントル王国に面する海の先にある島国。
そこまで大きな面積はないが、農業、漁業が盛んで資源も豊富なため貿易力の高い国。エレントル王国にとっては1番の貿易相手でもある。
◎フローリア・ダイアン
年齢:19歳
性別:女
容姿:ストロベリーブロンド、薄緑色の大きな瞳、白い肌、美しく可憐な顔立ちは天使のようだと評される
職業:ダイアン王国第一王女
補足:王太子のウィリアムと仲良くなればと思い国王から送り出されたが、表向きは友好関係向上のため。
明るく自由な王族らしくないところがあるが、貴族や国民の前では王族としての振る舞いを熟す。ただ、城を抜け出すのは日常茶飯事な行動力があり、侍女達はすでに諦めた模様。
*ナルエラ王国…大きな面積を持つ島国で、魔術師が優遇される国。
国民の7割は魔術を使えるが、残りの3割は迫害されているため亡命してくる者も多い。魔術研究の最先端でもある。
◎ラルフレット・ナルエラ
年齢:30歳
性別:男
職業:ナルエラ王国国王
補足:前国王が早くに亡くなったため22歳で即位。側近達に支えられて国を治めていたため、なかなか口出しができずにいた。
王太子時代にエレントル王国への留学経験あり。争い事が嫌い。
◎ゴーセル・ウォルバット
年齢:51歳
性別:男
職業:ナルエラ王国宰相
補足:先祖には王弟もいるウォルバット公爵家当主。
魔力が高く、様々な魔術研究を支援している魔術師絶対主義者。魔術師がこの世界で一番と考えているため、精霊に愛されているエレントル王国を邪魔だと考えている。