いつもの非日常③(改)
崩れ落ちる様を仄々した目で見られても困るねんな。
何でここで突っ込み無いんかな…。
まぁそれはいいとして。
俺「で、話を続けようじゃないか。」
とりあえず、話は先に進めないとね。
神「うむ、そうじゃの。お主はここに来る経緯は覚えておるか?」
俺「もちのロンよ!」
あれ…?よく考えたら、車上荒し②に何かされてからの記憶ないわ…。
(・Θ・;)アセアセ…
神「じゃろうな…。」
俺「えーっと…。車上荒し②に何かされてからの記憶が御座いません。」
何処かの政治家の様な受け答えをしてみた。
何とか還元水とか言えばいいかな?
神「ふむ、じゃろうて。」
俺「で、で、車上荒し②はいずこえ?」
神「聞きたいのかの?」
いや…待てよ…ここで聞いたらヤバそうな匂いがする。
好奇心はにゃん子をもKILLと言うしな。
俺「聞きたいっす!」
ごめん、好奇心には勝てませぬ…。
神「簡単に言えば修行に出したんじゃわい。」
修行って…界王様か?このお方は…。
とりあえずバブルス君はどこや?
神「何をキョロキョロしておる?」
俺「いや…バブルス君は居ないのかな?って…。」
神「あぁ…今お使い中じゃ。」
おぉ!いるんかい!
神「嘘じゃがの。」
俺「…。」
嘘かい!
神「猿がウホウホ言いながら歩き廻ってたらキモイじゃろ。」
バブルス君乙…。
神「まぁそれはいいとしてじゃ、あやつは今地獄で修行させておっての。」
なぬ?!地獄?!
よもやここで地獄のキーワードが飛び出してくるとは…。
神「まぁ現界でお主をミンチに変えたからの。」
そうか…それは大変…。
????
俺ミンチ?
ハンバーグ?
合挽き?
Made in ore?
それ旨いの?
俺「普通なら恐れおおく誠に大変申し上げ難いキーワードが炸裂したのですが…?」
神「怒りで我を忘れ、お主をミンチにしてもうたのじゃて。」
さらっと言いやがった…。
俺「ぬぅおぉぉぉぉぉぉぉ!」
神「そう喜ぶな。」
俺のどこを見れば喜んでる?それこそ奇奇怪怪じゃ!
俺「ぉうぉうおぅ!おんどりゃ!めんどりゃ!こないな事になってどないケツ拭くんじゃい!」
ここ怒っていいやんね?神なんて関係ないやんね?
神「そこで提案じゃがの、お主の希望する世に送り出すのはどうじゃ?」
俺「おぅ!おぅ!ぉぅ?」
(。´・ω・)ん?
何かとてもテンプレ的魅惑的なワードが…。
俺「まぁ俺も小大人(ことなって読んで、大人になりきれない人)だ、話は聞いてやる。」
俺「さぁ話せ、今すぐ話せ!」
神「まぁそう急かさんでもちゃんと話はするから待て。」