表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/34

王都での嘔吐

また久々の更新です。

最近の暑さに参っています。

復興を最後まで見る事もなく町を出発した。

ヨーダさんも一緒に。

王都までの道のりを景観を楽しみながら、ゆっくりと馬車を進めた。

ちなみに、どうやら政治的判断で、王都に近い街でこの様な事件が興ったので、王都から正式に兵を派遣し駐屯させるらしい。

その数は多くもなく少なくもない微妙な数で27名。

王都への早馬も含まれているので、援軍を素早く呼べる事からの数なのであろう。

俺はこの道のりの間に、様々な物を作り出した。

まずは、焦げないフライパン!もちろんテフロン加工はしていない。

熱伝導率を高め、なおかつ焦げない。主婦の必須アイテムとしたい。

これを商家に持ち込みウハウハを狙っている。

次に悪意センサー。

これのセンサーを家なりに配置し、悪意を持っている者は入れない様になっている。一種の結界みたいな物だ。これは俺の家に配置予定で売り物ではない。

次に嘘発見器(改)異世界バージョン。

これは装飾品タイプにする予定。

ゆくゆくは家人を雇わなければならなくなるだろう事を想定し、採用面接で嘘を付いて採用されようとする人を篩にかける為の物。

刺客とかスパイとか怖いし。

この装飾品を身に付けておけば、相手の嘘がどの様な嘘か発見できる優れもの。

次は馬(馬型ゴーレム)

視覚認識障害を利用し、馬と見せれる馬型ゴーレム。

ウリクルの応用バージョン。

素材はミスリルとチタン。

この馬は、俺とウリクル以外は乗れない。

マスター認証が必要で、ウリクルはサブで登録済。

次が最後で、水のろ過装置。

やはり、この世界には必要だと感じた。

飲む水に拘るのは日本人だからかな?

これも非売品。


そんなこんなでもうすぐ王都に着く。

周りには城壁が取り囲んでいて、やたらとでかい門が有り開いている。

近づくにつれ、門の前で兵が整列し中央を通れとばかりに開いている。

これは歓迎?イジメ?

めちゃくちゃ目立つ…。

城門を抜けるとこれってパレード?と言わんばかりの状態になっている。

こんなの未体験な俺には緊張が半端ない。

ヤバイ、吐きそう。

横を見るとウリクルが袋を渡してくれた。

奥に入り、思い切り吐いた。

吐いた。

吐いた。

だいぶんと落ち着き、城まで到着したが…。


セ「この成り上がりの平民!早く下車せぬか!」

このお方の熱烈な歓迎にあいました。

俺「なにぶん礼儀作法を知らぬ身、申し訳ない。」

セ「ふん!成り上がり風情がいい気になりよって。」

執事程度に頭を何度も下げるのは良くないと思い、後は無視した。

ア「御待ちしておりました、登城してください。陛下がお持ちです。」

俺「分かりました。到着して早々なので、服を着替えたいと思うのですが部屋を貸してはもらえませんか?」

ア「その様に手配いたします。では、こちらに。」

アルマの後ろに付いて行き、途中で侍女へと交代する。

ア「この者が部屋まで案内致しますので、私はこれで。」

そう言うとアルマは去り、侍女が部屋まで案内してくれた。

部屋に案内されると、湯浴みの場所などを聞いて早速準備に取り掛かる。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ