どこから話そう
どこから話そうか
せっかくあなたが
聞くよ、と言ってくれたのに
ココロの中では
まだ準備ができていない
言い換えるなら
明日、1泊2日の旅行に出かけるのに
カバンのなかに何も入っていない状態
部屋の周りを見渡しても
何一つ
旅行らしいものは見当たらない
ただ、焦りもしない
そんな状態なんだろう
そういえば
あなたにまだ話してないことがあった
あなたに直接、関係のあることだから
わたしは放ってはおけない
あのね・・
中途半端は大嫌いで
だけど、
いまのままだと
たぶん、わたしはあの頃と変わらない
呼び出し音に誘われる
つい、携帯画面をのぞき込むあなた
そんなふうに気を引くくらい
あなたに向けて
わたしは
ココロの音をふるわせてみた
・・聞こえない? 少し聞こえた?
そんな感じでは
いつまでたっても
厳しいかな
半年先とは言わない
もっと前に
旅行カバンにあれもこれも詰め込んで
気がついたら
あふれてしまって
あとから仕方なく詰め直すくらいに
わたしの恋コゴロ
これからカバンに詰め込んで
あふれたところを
あなたに見てもらおうか
たぶん、それがいい
いまのわたしには
いちばん、いい




