きっともう、僕だけ
掲載日:2025/10/18
はじめましての講義室
想いを伝えた喫茶店
待ち合わせをした駅前
日常の隣に溢れる思い出は
君を忘れさせてはくれないらしい
目の前を通るたび
頭に過ぎるのは
君の眩しい笑顔
こっちも見たいんだと
引っ張ってくる手の温もりは
もう感じられない
あの日買ったお揃いのキーホルダーを
あの日渡したお揃いのネックレスを
君はもう捨ててしまっただろうか
そしてもう忘れてしまっただろうか
きっともう、僕だけ
まだ捨てられずに棚に仕舞ってあるのは
きっともう、僕だけ
まだ忘れられずに心の奥に仕舞った思い出は
きっともう、僕だけ
まだ嫌いになれずに愛しているのは
君はもう新しい人を見つけて
新しい道を歩いてゆく
僕だけがまだ君を忘れられずに
立ち止まったままで
ご覧いただきありがとうございました。
きっともう、僕だけなんだろう。
誰かに届きますように。




