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こどもおとな  作者: 無題
93/102

担任、学校に抗議する


夕焼けの中、

りかと担任の影が伸び縮みする

りかよりも少し足早に歩みを進める

担任の影は大きく歪んでいた


小言のようにぶつぶつと呟く担任は

りかの方を一度も見なかった


遠くの方で子供と母親の笑い声が聞こえる


りかは担任の腕にしがみつき明るく笑った


「パパ、大好きだよ」


「急にどうしたんだよ?パパもりかが大好きだよ」



担任はその言葉に振り向いて

りかをおおきく抱き上げた


「りかはいい子だもんな、きっといじめをしたのも理由があったんだろ?」


「.....うん」



りかはそれ以上答えなかった

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