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担任、学校に抗議する
学校からの帰り道
りかがぼそっと呟いた
「パパ、本当はりかがいじめたんだよ」
「え?」
担任はひどく動揺した
「パパ、どうする?りかを叱る?」
そう言ったりかはなんともいえない顔をしていた
担任は暫く言葉を失って
何も言えないまま
りかの手を引いて歩いた
おとなって馬鹿みたい...
りかは冷めた目で小石を蹴っ飛ばした
「りか、パパがりかを守ってやるから心配するな」
「......うん」
「パパは強いんだ、りかのためならなんでも出来る」
「うん、パパありがとう」
りかは精一杯の笑顔を作って答えた




