田中くん、頑張らない2
すぐに返信が返って来た
「はい、こちらニート本部です用件は?」
「働けよ」
「嫌です」
「クズ」
「なに八つ当たりしに来た?自分がシンドイからって」
「は??」
「辛いならやめれば?」
「お前は無責任すぎるんだよいつもいつも俺の立場になって考えろよ」
「だって私は田中くんじゃない でもそんなにボロボロになってまでやりたいことってなに?」
「お前にはわかんないだろ養われて将来の不安なんてなにも考えずに毎日適当に生きて欲のないお前なんかに 俺は毎日自分なりに生きて頑張ってんだよ ちゃんと働いてる でもお前は?いつもだらだら生きてるだけでなにも生み出さないで簡単に辞めろってなめてんの?」
田中くんは止まらなかった
仕事のストレス、やるせなさ
すべてつらこにぶつけなきゃ
どうしようもなかった
「私も田中くんもいつかはしぬんだよ
真面目に不真面目に生きてもいつかはしぬんだよ
今ゲロ吐いてじぶんで死ぬかストレス逃れて寿命でしぬかどっちがいい?」
何度も文字を打ちかけては消して
返信を考えた
俺なにがしたいんだっけ
金を稼いでみんなに認められたい
そんな気持ちでこの仕事始めたんだよな
じぶんで選んでやるってきめたのに
なんでこんなシンドイ思いしてやろうと思ったんだっけ
田中くんはpcをとじて布団に潜った
このままあの仕事続けてたら
遅かれ早かれ俺はしぬ
心が先か体が先か
だって今も職場に向かおうとするだけで体が震える
最近は食べ物も喉を通らない
金稼ぐって、みんなに認められるってなんで
こんな痛みが伴うんだよ...




