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こどもおとな  作者: 無題
76/102

兄ちゃん、通報される3


「そういうことだから早く帰りな」


なぜかドヤ顔のカルト


「ままにはちゃんと言ってあるからだいじょうぶ」


まみちゃんがそう言うと

警察はしぶしぶ帰っていった



「え?なんで警察帰ったの?」


「ヤバすぎる」


その一部始終を見ていた主婦たちは

パニックになりながらも

まみちゃんの方へと近づいて来た


「あ、あのお嬢ちゃん?大丈夫?」


「なにが?」


まみちゃんはあっけらかんとしながら答える


「なにがって...その男の人は危ないから一緒にいないほうがいいよ?お母さんはどこ?」


「またババアたちかしつこいな!警察は帰ったんだよ!」


「あなたに言ってないわよ!!」





まみちゃんは心底めんどくさそうな顔をしながら

おばさんを見つめた



「おとなとこどもがいっしょにいることがそんなに変?おばさんたちはこどもとおともだちにはならないの?」


主婦たちは黙った


「でも、世間体も考えるとやっぱり心配になる人は多いと思うよ?おかあさんだってあなたのこと心配してると思うし」


「ままはお兄ちゃんと遊ぶことおこらない」


「でも、でもね、子供は子供とあそぶべきだとおもうよ?おとなとこどもが一緒にいるって普通じゃないんだよ?」


そんなやりとりをしてる傍らで

子供達が楽しそうに遊びながら奇声を上げている

道路でサッカーボールを蹴って遊んでいる子どもは

このおばさんの子なのだ



「まみは学校でいじめられてる でもお兄ちゃんはいじめない だからお兄ちゃんとあそぶの いけない?」


主婦達は言葉を失った



「それにおばさんたちはおにいちゃんを悪く言う だからまみはおばさんたちがきらい」




まみちゃんの目は真っ直ぐだった




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