田中くん仕事を休む
つらこに言われたことをずっと頭の中でかんがえていた
いや納得できん
なんで?
やっぱ友達なら普通助けるべきじゃないの?
田中くんは想像してみた
新人ホストが孤立して...
やっぱ俺にはわからん
でも気付いたら電話をかけていた
プルルルル
「あるかさん..すいません..」
「何が?」
わかってるくせにあえてわからないフリをした
これくらいいいよな
俺だって傷ついたんだし..
「本当は助けたかったんです。でも怖くて勇気がなくて..」
田中くんはしばらく葛藤した後
「いいよ別に 今度奢って」
と声をかけた
「はい!わかりました!」
「あと、俺に電話してるってバレたらお前が今度やばいんじゃないの」
「あーそれがですね..実はおれもうホストやめようと思ってていい機会だしと思って言っちゃいました。ルール違反はルール違反だけど姫を蔑ろにして去られただけの話じゃないですかって」
「ま、まじか」
「騎士さんにぶん殴られたけど正直すかっとしましたよ俺あの人嫌いだったんで。怖かったし でももう辞めるからいちいち機嫌伺う必要ないかと思って」
「お前すごいな俺はなんも言えなかった」
「僕も辞めるって決めたから言えたんですよ。まあ元々僕には夜の業界はむいてないってなんとなくわかってたし」
そういって新人ホストは笑った
「姫さんも心配してましたよ先輩が休んでるからって」
「そっか..」
「じゃあ僕実家帰る準備しなきゃなんで切りますね」
「うん」
田中くんは電話を切った後泣いた




