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こどもおとな  作者: 無題
63/102

田中くんはじめての客


「もしもし、エミごめんだけど今日来れる?え、なんで?今日これるっていったじゃん おねがい エミしか頼める人いないんだよ もちろん好きだって うんお前だけだよ ありがと好き愛してるじゃあね」



電話を切った後、田中くんに笑顔でこう言った


「俺は一夜にして1000万を簡単に動かせるお前と違って」










「なんか今日元気なくない?」


開店早々席についた田中くんに姫は不思議そうに言った 


「べつに..」


「へー」


姫は興味なさそうにコップを指差した


「グラス空いてるから早く酒作って」


「うん..」


田中くんは慣れない手つきでグラスに酒をつぎマドラーでかき混ぜる



「はあ...」


ため息をついて俯く田中くんに


「ねえ、もう辛気臭い!酒が不味くなるわ!」


姫は不機嫌そうな態度でタバコに火をつけた



「お前は落ち込んでる人間みて励まそうとかないわけ?ほんとゴミだな..」


力なくうなだれる田中くんにイライラする姫



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