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田中くん、初めての太客チャレンジ
田中くんは何やらそわそわした態度で
綺麗な医院の中をキョロキョロしながら
待合室で待っていた
そう、新人ホストの話を聞きつけわざわざ
ホス狂いといわれる院長の女の元にやってきたのである。
うわあ俺まじで病院苦手なんだよな....
てか、メイクして派手な格好してるの俺だけじゃんめちゃくちゃ浮いてね?
まあ周りジジババしか居らんからいいけど...
あー、あそこの隅っこに座ってるジジイ1人で会話してるよおいおいこっちに来るなよたのむから
そんなことを考えていたら
「田中さーん」
天使のような優しい声に呼ばれた。
ガラガラ
「失礼します...」
「はい、荷物をそのカゴにどうぞ。今日はどうされたんですか?」
めちゃくちゃ美人な先生だった
田中のドタイプだ
「あ、あの、ふしゅー」
美人を目の前にした田中くんはいつものチー牛がでてしまう
「顔が赤いですね、熱ですか?」
先生がゆっくりと近づいてくる
「あの、すいません本当は病気じゃ...なくて...」
語尾がどんどん小さくなっていく
「え?」
「あの、店に来て欲しくて...ホス狂いって聞いたんで」
「は?」
「あっ....」
うわあやばいめちゃくちゃ顔怒ってる
どうしよ....
あ、そうだ。売り掛けとばれたろうさんが女を口説く時は上からオラオラでいけっていってたな
よし、
「だから店こいっていってんだよブスが」




