田中くんの危機
ホストをし始めてから5ヶ月がすぎた
田中はというと万年ヘルプが続いていた
「ホストってまじで稼げんもうやめよっかなー」
「ええ、やめちゃうんすかー?でも俺も田舎の母ちゃん帰ってこいって言われててあと1ヶ月やってダメだったら実家帰ろうと思ってます」
あのときの新人ホストといえば性格が優しすぎて
雑用や無駄な仕事ばっかりを振られていた
「お前は優しすぎるんだよ、おとこならもっと悪を出したほうがいいと思うよ」
「あるかさん、実力ないのにいうことは立派ですよね!」
「は?!.......やめようぜ売れないもんどうしで喧嘩するのは虚しくなるからさあ」
「でもあるかさんってなんか憎めないですよねなんでかなぁ最初は何て偉そうなやつだって苦手でしたけど、今は好きです」
「お前俺のことちょいちょいバカにしてるだろ?まあいいけどさ、でも俺もこうもっと売れてピリピリしたいわー」
「ですね、飛ばれたろうさんなんか一億プレーヤーですからねあんな変な名前なのに」
「お前ってそんな毒舌タイプだっけ??」
「妬みです」
「でもまあぶっちゃけ名前はセンスないよな」
「はい、ぶっちゃけ すごい人ではありますけど」
劣等感をもつ2人が愚痴ってる姿はかなり見ていてリアルに痛々しいものがある。
「そういえばあるかさんってどこで整形したんすか?」
「え?えーと美育クリニックだったかなあ」
「あ、そこの院長の女の人めちゃくちゃホスト狂いらしいですよ!」
「へぇー」




