兄、反抗する1
まみちゃんに恋してからは兄の人生は薔薇色であった
相変わらず小学生集団と主婦にいじめられてはいるけど
兄にとってはそんなこともうどうでもよかった
「いじめるやつも結局はおれという人間がいなきゃ話のネタもなくつまらん人生を送っているんだ。やつらはいつもみずから近寄ってきやがる、本当に興味がないなら俺のことなんて蚊くらいにしか思っていないさ、そうですよね?サタン様」
恋とはすごい
兄は色んな意味で無敵のメンタルを手に入れていた
「おいにーと!お前またこうえんでねてんの?くっさ」
兄はいつものようにタカシに煽られた
いつもの兄ならここでスルーしていたが今日は違った
「あ?クソガキ早く家に帰ってままのおっぱいでも吸って寝ろよ」
それを見ていた母親がすかさず止めに入る
「ちょ!あなた!子供に向かってなんて口の利き方するんですか?!大人気ないと思わないんですか?しかもおっぱいって下品な!」
「そうよそうよだから無職は私嫌いなのよ」
「大体あなた、こんなところにいつも寝てるなんて親からしたらこわいじゃないのうちのこになんかされるんじゃないかって!」
主婦集団が声高々に反発した
「あ?お前のガキブサイクだし誘拐される心配もないから余計な心配すんなよオバサン」
「は!?!なんなんですかあなた人の子供に向かってブサイクって!」
「それに子供だからとか大人だからとかないだろ、お前らはそうやって大勢で1人を攻撃して、俺はたった1人でお前らに反発してんだ何が悪いんだよ?」
「そんなの大人なら、嫌なこともスルーする心の器をもちなさいよ!」
「だったらいわせてもらうが!大人ならいちいち攻撃対象みつけて集団で他人のやってることにケチつけるような寂しい人生おくるんじゃねえよ!」
「な??!攻撃っていうか、わたしはみんなの気持ちを代弁したまでで!」
「みんなって誰だよ?!いい歳してオバサンは自分の意見も持てないの??子供育ててるならそこらへんの教育しっかりしたらどーですかぁー?」
兄たちの戦いは近所中でウワサになった。




