ばあちゃん、セラピストに恋をする2
「オニヤンマとはなんだい失礼だね!パチンコで勝った記念にこしらえてきた一流モノだよクソガキのお前にはわからないだろうね」
「高いのにセンスないって一番ダメじゃん」
パシンッ
「いたっ暴力」
「あ、いたいたとみこさーん!!」
声がする方をみるととみこの愛した男、みのるがそこに立っていた。
「あ、あ、みのるくん、ごめんねいきなり呼び出して。こ、これが孫のつらこです」
「ばあちゃんなんかキャラが」
ばあちゃんに睨まれた
「初めましてつらこさん、みのるです。今日は3人でってことなんですけど合ってます?」
「え!?いや、わたしはしません!」
慌てて祖母の方をみると祖母は得意げに唇の端をあげた。
「え??あ、そうなんですか?とみこさんが今日は孫が初めての経験をしたいからどうしても無料でって頼み込んできたんですよ」
「は?何言ってんのばあちゃん!すいません、なんか本当に!それ祖母の嘘です」
「な!?つらこ?!」
「え、うそ???」
「はい、祖母はみのるくんにほの字らしいので私に頼み込んできたんです会うだけでいいからって」
思いっきり祖母に足を踏まれた
そして祖母はお得意の泣き芸で顔を手で覆い始めた。
「もう、こんなことバラされて..あたしは生きていけないよスンスン」
勿論涙は出ていない。
「とみこさん、、そんなことしなくたって僕はいつでもあなたに会いに行きますよ」
「え?」
祖母のほっぺたが徐々に赤くなっていく。
「え、、みのるくん、、こんな嘘つきのあたしを許してくれるのかい?!」
涙が出ていないカサカサの祖母の頬をぬぐって
みのるくんは優しくこう言った
「当たり前じゃないですか、ただの客だもの!さ、行きましょうまず前払いで20000円いただきますとみこさん」
ガーン
とても爽やかで愛らしいみのるくん
アタシのはつこいのみのるくん....
とみこの恋は儚く散った




