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つらこは、変わらない
買い物から帰ってきた母と身支度をしていると
自称サタンと交信できる兄がお腹を空かせて降りてきた。
「おい、恵美子!私とサタン様が食べれるようなものを調理しろ」
「サタン様って実態ないのにご飯食べるんだねー」
「うるさいボケ!俺は恵美子に言っているお前は黙っていろはしくれ者」
兄ちゃんにだけはいわれたかねえな
「カルト、あなたも一緒に料理しない?たまには親子三人で...」
「うるさい恵美子、自分の立場を弁えろ!お前はこの家で一生私とサタン様の面倒をみていればいいんだ。どうせ能無しなのだからクククク」
結果から言うと兄は家から追い出されてしまった。
「危なかったわたし、もうすぐでカルトを殺してしまうところだった」
「お母さん顔やばかったよ(次はわたしの番かもしれないな...なるべく優しく接しよう)」
「お願いだからあなたはカルトのようにならないで。
ちゃんと働いて」
「え、うーんいや私は自由に生きたい」
「はぁ......そうね、母さんを困らせながら生きて自由ねいい身分だこと...」
私は黙って母の肩に手を置きながら励ますつもりでポンポンと叩いた。
ガギッ!
そのすぐ後私の真横に包丁が飛んできた
でもちゃんとする気にはなれなかった
私は命よりもこの家で自分の生活を守ることを選んだ




