猜疑心
2024年 1月 1日 投稿開始
→今回より、更新日を「春・夏・秋・冬」に合わせての投稿です。
具体的な日付はまだ未定ですが、次回は「春」に更新します。
※日付は、予定が決まった時に、僕が連載している「恋した瞬間、世界が終わる」の後書きにて発表していくことにします。
他人を見る目が変わった
見る対象は、AIだけでよかった
だけど、AIに媚び諂い、委ねてしまっている職員たち
彼らも対象だった
もう、何らかの協力をしている可能性があるからだ
ーーだがまずはAIだ
まずは「臨」さん。
僕と彼女との関係は元々、悪くなかった。
なぜなら、若い容姿に作られた彼女が、周りの女性職員の妬みを買っていること。
それに気づいていた僕は間に入る形で、両方の側の窓口になっていたから。
窓口となりつつ、両方の考えや実際の行動を見ても悪いのは、完全に女性職員の側だった。
完全な妬みの悪さだ。
「臨」さんは、AIだからでもあるが、与えられた役割を完璧にこなしていた。
職員に対してもそうで、だからか、設定された19歳程の若い女の子としての懸命さ。
懸命さの中の愛嬌があり、だが、AIだから失敗をしない!
それが却って、女性職員たちを苛立たせた。
その計算尽くされた懸命さの魅せ方!!
僕は密かに「臨」さんを、女優と呼んでいた。
まあ…密かにというか「臨」さんには、
「女優さん、〇〇さんのパット交換に行ってきます!」
などと、揶揄うように直接、呼称していた。
「臨」さんは、
「せんぱい。“女優さん”というのは、女性が言われると嬉しい言葉だからですか…?」
と、初めは戸惑いなのかの反応をした(これも設定上の年齢タイプからの返答か?)
僕は、
「あだ名だよ。ほら、ドラマに出てる女優さんみたいにキレイだから」
と、決して人間の女性には恥ずかしくて言えない台詞をAIになら思ってることを自然と言えた
「臨」さん
「それは嬉しいと思っていいことですよね?」
僕は
「そうだよ。素直にこういう時は喜ぶんだよ。ほら、エヴァンゲリオンの綾波レイにもさ…
そんな会話の最中に何か機械音のようなものが聴こえた。
その日、「愛」さんの姿を見た
表情のない「愛」さんを初めて見た
僕の代表作は、
恋した瞬間、世界が終わる -地上の上から-
現在、連載中です。
もし良かったら、読んでください!
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