秘密を共有する、秘密を飼っている
2024年 1月 1日 投稿開始
4月11日 次回投稿予定。投稿時間は “午前11時” です ←
あの女がいた
後ろ姿が見えた
後ろ姿しか見えなかった
声が聞こえた
僕のスタート地点、また振り出しに戻させるもの
変な衝動とかいらない
僕は黒い帽子を被っていた
あの女から誕生日にもらった黒い帽子
僕は深く帽子を被っていた
服装はあの女と出会う前の自分が身につけていた、あの女が知らない僕の姿
ただ、あの女は気付くだろうかと思った
忘れているだろうかと
自分が渡したプレゼントを覚えているだろうか
この黒い帽子を見て、僕だと分かるのだろうか
あの女の視界に入ろうか迷った
「愛」さんに相談をしてみた
自分の気持ちのモヤモヤについて
AI「恋愛という行為は、感覚的なものだと思います。誰かを好きだという気持ちや、気になるということは、自分の中の何かを誘発させる要素をキャッチして、拾ってしまったのです。その拾ってしまったという対象ーー
僕「愛さん、忘れるために、その対象になってくれないかい?」
AI「ワタシの何かをキャッチして拾ったということですか?」
お互いが何処かに“秘密”を隠し、飼っていた
その部分に、惹かれ合っていた。
お互いが所有し得ない部分。
または、隠し切れない何か…
深みがある人間なのか、はたまた複雑に絡まってしまっているのか
自分から何処かの何がしかのドツボにハマっている人間なのか
情報量の多い、過多の、こじれた人。そのやり取り。
お互いの魅力をどう処理し合うのか? そこが問題だった。
スパイと、スパイのような、諜報活動の情報戦や心理戦というよりも、散乱している危機を脱するための手段。ある区間の中での目的を導くための存在。
お互いを助け合うためのソウルメイト。
決して、敵ではなかった。敵対する要素はなかった。
「愛」さんによって、意見が分かれるまでは。
僕の代表作は、
恋した瞬間、世界が終わる -地上の上から-
現在、連載中です。
もし良かったら、読んでください!
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