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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
進級して3年生

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簡単な縛りプレイ

「それでは、ちょっとした項目追加して再開していきましょう」


話すことだけ話したあと、とりあえずゴーレムの倒れた場所から現れたポータルを通って、元いたジャングルへ戻ってきた。


「ここで言うのもなんですけど、一応名前の方を確認しておいていいですか?て言っても、私と翠々花はわかりきってるけど」

「僕の名前だけで良さそうですね、僕は豊とお呼びください。2人は、ロ…千夏さんと翠々花さんですよね」

「そ、よろしくね豊君」


周りの人からあまり、下の名前で呼ばれないからちょっとむず痒いな。


「ていうかずっと気になってたんですけど、ここだけ金額払わないと来れないのってなんでなんでしょうね」


僕たちのいるジャングルは、ある港ゲーム内通貨を支払って船を出してもらわないと来れない場所で、1度来たからワープみたいなこともできないし、1度死んだら元いた街に戻される場所となっている。


「あれじゃないですか、ここは死亡率が高くて普通は入れないから、賄賂的な感じで金貨を渡さないと来れない的な。それか、僕たちが密猟者か」

「それ両方とも、グレーゾーンなことやってるね」


僕の予想的には、前者が当たっていると思っている。なんせここのモンスターたちは、元の島の同レベルモンスターよりも強いからだ。


「とゆうことは、ここでしか手に入らない重要アイテムとかあって、船の代金よりも更に稼げたりするんじゃ」

「うわぁ、千夏銭ゲバ」

「別にいいでしょ、ここまでの船の料金無駄に高かったんだから」


あと…千夏さんの言う通り、元の島からここまでの料金は通常の三倍ほど取られてやってきてるため、普通に金貨の消費が凄かった。


「でも、実際アイテム自体は高く売れそうだけどね。さっきの岩砕きとか強かったし」

「ごめんなさい」

「いや、別に豊君を責めてるわけじゃなくて」


さっきのゴーレムのドロップは、鉱石だったから分からないけど、確かに武器だとかのアイテムは普通に高値で売れそうだ。


「とりあえずは、元が取れるくらいダンジョンを攻略して周りましょうか」

「そうですね、翠々花さんの岩砕きの分も兼ねて」

「別に岩砕きの話は…」


とはいえジャングル、周囲が木々で覆われていてダンジョンを探すのは難航していた。途中先住民やら動物やらに襲われはするけれど、全くもってダンジョンが見つからなかった。


「全然ないねダンジョン」

「そもそも何度か見逃してそうですしね」

「この際燃やす?」

「さすがにそれは、バレるんじゃないですかね。それにここ環境に判定あるんですか?」

「あ、燃えた」


そう言った翠々花さんの方を見ると、松明片手に燃える気を眺めている。


「えー!燃えるんですか。とりあえずウォーターブレス」

「消しちゃうの?」

「燃やせると僕たちも楽になると思うんですけど、もうちょっと成功法で行きませんか。最近は環境破壊が問題視されてますし」

「でもこれゲームだけど…まあいいや豊君が普通にやりたいなら。じゃあさっさとダンジョン探し再開」


木々を燃やして倒したモンスター達から、どれくらい経験値が貰えるか気になるところではあるけど、とりあえずは普通にダンジョンを探そう。



「2人ともあそこにあるのって」

「ダンジョンですね。しかも結構わかりやすい見た目」


千夏さんが見つけたダンジョンは、崖の側面に空いた大きな穴が入口のダンジョン。見た目で言えば、さっきのゴーレムのとこのダンジョンと同じような見た目をしている。


「やっと見つけたことだし、入ろうか」

「そうですね行きましょうか」


いつも通りの手順でダンジョン内に入ると内装自体は、あまりゴーレムのとこと大差はなく少し草が生えているかな位の違いしかない。


「代わり映えししないねー」

「ここまで来れば、別にいいんじゃない」

「でも中身変わらないってことは、ボスが同じようなのでるんじゃないの?」

「確かにその可能性あるかも」


先程のゴーレムのドロップから考えると、岩砕きのようなアイテムドロップは期待できないだろう。運良く途中で人型モンスターが出れば別の話かもしれないけど。



「豊君そっち1人逃げた」

「任せてください、ウォーターカッター」


こっちに逃げてきた先住民の体にウォーターカッターを放つと一撃で倒れた。


「お、呪いのアミュレットゲット。でも呪いか」

「つけてみる?」

「いやだよ、効果わかんないし」

「それに呪いついてると、売れるかも怪しいですね」


以外と洞窟内の敵としては、人型が多くたまに狼を引連れたハンターのような敵がいて少し厄介と感じるくらい。


「にしてもこの内装で先住民なんだね。最初の人達はち室内とはいえちゃんと内装作ってたのに」

「最近出来た民族なんじゃない?だからまだ王室しかできてないとか」

「運営そこまで考えてますかね」


いつぞやのイベント報酬を考えるの面倒と言って、商品にした運営がそこまで考えるのか疑問があるな。


「でも、私の当たってたら面白いですよね」


そんな会話を挟んで、どんどん洞窟の奥へと進んでいく。



「到着しましたね。今度は豪華な扉なようで」


今度のボス部屋への扉は、沢山の装飾で彩られており先程よゴーレムの簡素な扉よりもしっかりとした作りになっている。


「これはもしや私の説が当たってるかも」

「そらは入ってみれば分かることでしょ」


そう言った翠々花さんが扉を開けると、中には何人もの先住民が何やらクマを祀っている。

そしてクマは、何故が作られたであろう玉座に座って果物を食べている。


「これは凄いとこ引いたね」

「熊が献上されたフルーツ食べてる」


千夏さんの言っていたことがそこそこあたっていたっぽいな、運営さんごめんなさい!


「えっとこれは、まず周りを倒せばいい感じ?」

「そうなんじゃないですか。にしても数が多いですけど」


宴でもやっていたのか、ボス部屋内の先住民の方たちは大勢が集まっていた。


「とりあえず私のスキルでいいよね。フレア」

「じゃあ私もメジェドさんお願いします」


2人が一気に必殺スキルを使用すると、半分の人達は燃え、もう片方はビームによって制圧されて言った。


「もう終わりそうですね」

「残るは熊さんだけですね」


熊に奉仕していた先住民達の半分以上が消え、残り数体というとこで熊が玉座から降りてこちらに敵意を向けてきた。


「さて、どう倒すか」

「まずは動きを見てからだね」


2人が熊の方に突っ込むと、熊も戦闘態勢をとって2人になぎ払い攻撃を繰り出した。


「早!千夏大丈夫」

「私は盾でなんとか。さすが民族の長やってるだけ、強いですね」

「とりあえず私がタゲ稼ぐから千夏、後ろから攻撃して」

「わかった」


2人の連携がすごすぎて、僕の存在価値がどんどん薄れて言ってる気がするんだけど。


「豊君は、残りの先住民達よろしく」

「わかりましたそっちは頼みしたよ」


2人がボス熊をやってくれるとのことで、僕は2人に近づく先住民達を倒していくこととなった。


て言っても、先住民残ってるの見ると半分以上近距離なんだよな。弓とかは魔力盾でどうにかするとして、近距離の人たちどうしようか効率的に…


「あ、そうだ。召喚!サイモン」

「ハロー」


いつぞや召喚した筋骨隆々の鍛冶屋サイモンさんに、手伝って貰えばいいんだ。


「サイモンさんよろしくお願いします」


サイモンさんが近距離の人達と戦っている間に、僕は弓を使う先住民達を倒していって、サイモンさんのおかげもあって、こっちは仕事が直ぐに終わった。


「2人ともこっちは終わりましたけど、大丈夫ですか」

「むりー回復ちょうだい。こいつ攻撃頻度半端ない」

「わかりましたチェーンヒール」


心配になって2人のHPを見ると、結構削られていてその割に熊のHPは、あまり減少していなかった。


「まずいんだけど、豊君なんか案とかない?」


2人は熊の攻撃を避けるか、受け流すかで精一杯で熊に対してダメージを入れられていなかった。


「作ですか、ちょっと待ってください…」


つまり、熊の速度を全体的に落とせれば言い訳でしょ、何かしらそういうデバフ効果の…


「思いつきました、ローレルさん少しでいいので熊のタゲを全部貰ってください」

「え、それ私死にませんか?」

「大丈夫です、サイモンもいるので」

「オーケー!」


サイモンに指示を出すと、ローレルの方に向かってくれローレルと一緒にタゲを稼いでくれた。


「で、私はどうすんの?」

「ヘリオスさんは、熊にさっきのアミュレットをかけてください」

「そういう事ね、わかった!」


支持を聞いたヘリオスは、器用に熊の上に乗りグラつきながらも熊にアミュレットをかけた。


「こうすれば、何かしらの効果が出るはず」


呪いは分からないけど、きっとデバフが起こってくれるはず。そう願うと、熊がその場に倒れHPが半分持っていかれた。


「お、最高のタイミング。千夏」

「わかった一気にね」

「オーケー!」

「「「パワーストライク!」」」


倒れた熊にサイモン、ローレル、ヘリオスが一気に攻撃を与えると呪いで防御も下がっていたのか、熊のHPが一気に消えた。


「サイモンさんありがとございました」


召喚したサイモンさんは、とりあえず下げて2人の元へ近づく。


「いやー怖いね呪い。ふざけてつけてたらどうなっていたことやら」

「2人ともお手柄ですね」

「というか、豊さん。呼び方、戻ってますよ」

「あ、すみません」


完全に熱中して軽い呼び方縛りの存在を忘れていた。


「でも、今回は凄いお手柄ですね。あんな案を思いつくなんて」

「たまたま、ですけどね」


僕個人的にも、今回の作戦は今までで1番と言っていいほど、最高の案だと思う。


「疲れたね。さすがに」

「熊避けるの精一杯だったからね」

「ほんとに2人ともお疲れ様です」


2人の成長を感じながらも、少し寂しいとも思う今日の攻略だった。

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