2人の出会いは
「と、まあ中学生ホワイト君の話はこんな感じかな」
プレーンさんは話してくれた、よくそこまで知ってるなくらい細かく僕のいつかの黒歴史について。
そして話が終わると、僕以外の全員がプレーンさんに拍手を送る。
「へーホワイトさん昔は口調荒かったんですね。今からは考えられない」
「まあ、僕にも色々あるんですよ」
「ホワイト大丈夫?倒れ込んでるけど」
プレーンさんの話は後半に行くにつれ、僕の心が荒んで来たため今は机の上に突っ伏す状態になっている。
「多分大丈夫なはずです、今すぐ死にたいですけど」
「でも私少し気になります、ホワイトさんの強めの口調というかタメ口。私たち聞いたことないですし」
「そうだね、学校でも友達にはタメ口だけど基本デスマス調だもんね」
「僕は会心したんですよ、強い口調を。それにあの頃の僕は最低だったので」
あの頃の僕は、仲間に自分だけ守れと命令したりミスをした仲間には、キレ散らかすと言った最悪なプレイヤーそのままみたいなプレイしてたから、あの頃の口調からなるべく離れようとして今になっている。
「逆にホワイトは、厨二病が痛いってよく気づけたわね」
「それは受験期の途中ぐらいにちょっとした動画で」
たまに見るネット掲示板の切り抜き動画で厨二病の板を見て、僕のあれがそれだと気づくことが出来た。
「じゃあなんでホワイト君は、厨二病に目覚めたの?」
「それは…てゆうか僕に質問攻めしないでくださいよ!」
「ごめんごめん」
でも言われてみれば僕の厨二病が発現し原因ってなんだっけな。
「もう、今日はこの話なしで!」
「て、ことは1日一答ぐらいならいいってことね」
「そういうことじゃないですって!」
だめだ、もう完全に心が疲れてきた。しばらくは机の上で寝とこうかな。
「あーホワイトさんが倒れちゃった」
「さすがに精神が持たなかったのね」
「ムーンも大変だな…どうした急に立ち上がって」
プレーンさんの横に座っていたデスさんが立ち上がったらしく、その足音が僕の方へ近づいてくる、
「そなた名前はなんともうす」
「え?」
デスさんに呼ばれて顔を上げると、僕の横で腕組みをした状態で仁王立ちで待ち構えている。
「だから、そなた名をなんと申す」
「あ、そういえば言ってませんでしたね。僕はホワイトウッドです」
「そうか、失礼するぞ」
名前を名乗ったところ、なんの脈絡もなくデスさんが俺の足の上に座り込む。
「な!…」
「デスさんどうしたんですか?」
「ホワイトよ、お前を我の眷属にしてやろう。なんせそさお前からは我と同じ匂いがするからな。だから元気をだせ」
「はいはいありがとうございますー」
同じ匂いどころか、同類レベル過ぎて辛い。眷属ってことは、この子は吸血鬼設定かなんかなのかな。
「ねぇねぇホワイト君、そんなちびっ子は置いといてさ」
「我をちびっ子と言うな!?」
「私たちと話しましょうよ」
デスさんが僕の前に座ってから、ローレルとヘリオスも僕の方に来て僕の両隣に座った。
「ほら、ポテトですよ」
「いや別にいいですよ」
「まあまあ、ほらしなしなだよ」
確かにポテト頼んでから時間たってるから、しなしなかもしれないけど。逆に2人はよくみんなの前でこれする気になったな。
「おーホワイトモテモテね、そんな美女に囲まれて」
「ムーンに春も来た事だし、酒でも飲もうかな」
「主しばらく禁酒するって言っていたであろう?」
「いいんだよ、祝い酒だ祝い酒」
僕の春で祝い酒…どっちかって言うと、オフ会記念的な感じか。どうせ忘年会だし。
「じゃあ私もお酒行こうかしら」
「焔はやめた方がいい、飲酒配信の焔酒癖の悪さV界トップレベルだか」
「あら、見てくれてるの?握手してあげようか」
焔ラビさんがアーチェさん握手の形の手を出してにっこり笑う。
「いやいい」
「釣れないわねー」
「まあいいから酒飲もうぜ」
「我はアイスが食べたいぞ」
各々が再度飲み物や食べたいものを注文して、デスさんも交えてもう一度自己紹介を行った。
「はい、ホワイトさんリンゴですよ」
「そういうの僕はいいので」
「じゃあホワイト君、溶け気味のアイスだよ」
「なんでさっきから、絶妙に状態の悪いもの僕に食べさせようとするんですか」
食べ物が届くと、何故か両隣に座る2人が僕に何かを食べさせようとしてくる。でも美人のあーんはなんとも絵になる。
「ホワイトもてもてねーいいなー。私は2人にキスして欲しいなー」
「それはー」
「じゃあ私がしちゃう」
焔ラビさんが立ち上がって2人の元へよってきて、ほっぺに軽いキスをする。
「ちょっと、焔ラビさん!?」
「いいじゃない、唇じゃないんだし。あ、ホワイトもしてあげようか」
「いいですよやめてください」
焔ラビさん完全に酔ってきてるな。アーチェさんの言う通り酒癖が悪い。
「焔、水飲め」
「えーお水?いらないいらない、度数低いお酒飲めばいいから」
「いいから水飲め」
アーチェさんが焔ラビさんの口に、無理やり水を流し込み始めた。
「ひどーい、折角アルコールと一体化してきたのに」
「焔ラビは、酒やめた方が良さそうだね」
酔った焔ラビは置いていて、僕は1つ気になっていることがあった。
「プレーンさん、デスさんとはどうやって知り合ったんですか?」
「デスで構わないぞ、我が眷属よ」
プレーンさんが中学2年生の人と会うにしたって、プレーンさん結構仕事で大変そうで会う機会少ないだろうから出会いが気になっていた。
「あーそれな、拾った」
「「「「「「………は?」」」」」」
突如言われたことにこのことを知っているデスとプレーンさん以外、酔っている焔ラビさんまでも動きがとまった。ちなみにデスは、僕の膝の上で惜しいそうにアイスを食べている、
「プレーンさん、今なんて…」
「だから拾った」
「い、いつ頃に」
「ちょうど今年の夏ぐらいだな」
ていうことは、夏のイベンのぐらいの時には一緒に居たってことか。
「大丈夫よ、プレーン捕まっても少しは弁明してあげるから」
震える手でスマホを取りだし、今から110に電話をかけようとしている焔ラビさん。
「違う違う違う!こいつ家出してたっぽいから拾ってあげたんだって」
「家出?」
「そうそう、それでずっと俺の家にいるんだよ」
「ても未成年を家に連れ込むのはね?」
確かに本人合意でも普通に犯罪の可能性があるのか。
「ま、まあまあとりあえず矛を収めて」
「そうだ、それに我も主との生活は普通に楽しいし」
「でも学校に言ってるんですよね。親とかは…」
「た、たまたまバレてないな。うんたまたま」
なんだたまたまって。
「でも逆によく拾う気になりましたね」
「雨ん中1人体育座りしてて可哀想だったし。それに、昔のムーンに似てて面白そうだったから」
理由を話す、プレーンさんは楽しそうな笑顔をしている。てゆうか理由の八割絶対後半だろ。
「とりあえず、こいつが帰りたくなったら帰すから。気長に待ってくれよ。それにこいつほんとに腕はあるんだからな」
「保証は?」
「ここに入りたいって言ったから、夏のイベントで1位取れって言ったら1位になってるしかも1人で」
デスの名前聞き覚えあると思ってたけどそういうことか、そう言えば1位になってたっけ僕たちとは1つクラス下のリーグで。
「へーそれはすごい」
「そうだ我は凄いのだ」
「でもこの眼帯は外した方がいいと思いますけどね」
「ちょ…」
デスの眼帯を完全に外すのではなく、右目の覆っている部分を浮かせて中身をチラ見する。ちなみにデスさんの左目は、カラコンを入れてなのか青なのだけれどチラ見した右目は赤色だった。
「おい、眷属よ我はそこまで許してないぞ」
「ごめんなさい、嫌でした?」
「嫌っちゃ嫌なんだが恥ずかしいんだ」
「じゃあ外せばいいのでは?」
「そいつの目、カラコンじゃないぞ」
「え?」
つまり普通に生きてて、オッドアイってこと?そりゃ厨二病になってもしょうがないか。
「ほんとにごめんなさい」
「ま、まあいいんだ。我も前ほどこの目は嫌じゃないからな」
にしてもオッドアイってほんとにかっこいいな。しかも、片方黒とかじゃなくて両目なかなか見れない色の綺麗な色とか。僕の心が少し燻られる。
「ホワイト君もしかして結構変わった目の色とか好きなの?」
「そうっちゃそうですけど…」
多分さっきの考えが顔に出ていたのか、ヘリオスにバレた。
「私、カラコン入れようかな」
「それじゃあ私も」
「普通に校則違反ですよね。それに、2人はそのままの方が僕はいいと思いますけど…」
見慣れてるからなのかもしれないけど、2人は今のそのままの方が普通に綺麗だと思う。
「もう、ホワイトさん…」
「ホワイト、あんた凄いわね」
「なんかだめでした?」
なにかまずいこと言ったかな。ローレルは、なんか食らったような感じになってるし。ヘリオスは、そっぽ向いてて顔がわかんない。
私は少し前に知ったんですけど、生まれてオッドアイの人っているらしいですね。




