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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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文化祭打ち上げ

「そんじゃ、文化祭お疲れ様でしたカンパイ!」


各々が持っているグラスを高く上げ、一斉にカンパイの言葉を述べる。


今僕は、文化祭終わりおつかれのクラス打ち上げでカラオケに来ている。

さすがにカラオケ一部屋に40人は入り切らなかったため、20、20の半分に分けて入っている。


「そういえば、うちのクラス順位何位だったの?」


後夜祭の前半サボってたから、結果的にクラスが何位だったのか知らない状態で打ち上げに参加していた。


「順位か?確か…8位だった気がするけど」


27クラス中8位か結構良い順位じゃないか?まあ、半分十山さんと花鶏さん票な気もするけど。


「ちなみに1位は、座禅体験だったぞ。コメントは邪気が払われたとかそんな感じ」


座禅かどんなレベルだったのか気になるけど、邪気が払われたって言うくらいだし本格的なんだろう。


「俺は1位言えると思ったんだけどな、上位勢の壁は厚い」

「まあ、しょうがないよ。学校のアイドルがいるとはいえ、ずっと働いてた訳じゃないんだし」


仮に十山さんと花鶏さんがずっと働いてたら、順位はもうちょっと上がっていただろう。


「まあ、この悔いは来年どうにかするとして。歌うか」

「あ、おひとりでどうぞー」

「なんでだよ」


なんでだよってそりゃあ恥ずかしいからに決まってるでしょ。カラオケは僕の中では1人で来るもので、大人数で来てわいわいする場所認定されてないし。


「まあ確かにあの2人いないしかっこつけらんないもんな」

「そうじゃなくて…」


部屋着めは、適当にくじを引いた結果の産物でしかない。とゆうか、正直僕は葉月と一緒になれただけで全然大丈夫なんだけど。


「別にお前が歌わないならいいけどな」


なんか言い方が嫌だな。どっかでこっそり抜け出してやり過ごそう。


「そんじゃ各々好きなの歌ってこっか。適当に入れてっていいよ」


この合図でそれぞれか近くにあるタブレットから、曲の予約を入れ始めた。

てゆうか、僕来た意味あったかなこれ。だって何も歌わず眺めるだけって…しかも僕全くもって流行りの曲とか聞かないから、ノリが全くわからないし。


「じゃあ私最初に歌いまーす!」

「いけいけー!」


最初に歌うと言って、立ち上がり部屋にいる全員の前に立って歌い始めた。この人、歌うのは普通に上手いんだけど、僕が何の曲かわからないからなんとも言えない。



そろそろ一旦逃げよう。

運がいいことに僕の座っている位置は、1番端っこでしかも出入口に近いこっそり出ればバレないはず。


「お!次誰だ」

「俺と白木…あれ、白木どこいった」


葉月がデュエットで曲を入れてくれてたらしいけど、間一髪で回避することが出来た。


「はあ、しばらくここで休憩しよ」


とゆうか僕いるだけで何もしないなら帰ってしまおうかな。


「あれ?白木さんじゃないですか」

「あ、こんにちは」


1人寂しくドリンクバーの所でスマホを見ていると、そこにたまたま花鶏さんと十山さんがやってきた。


「君はここで何してんの」

「あ、いやーちょっと強制カラオケ大会を避けようと…」

「いや来た意味ある?」

「やっぱそうですよねー」


十山さんの言うことは至極真っ当だし、やっぱり帰ろうかな。


「てゆうかこの間はほんとにありがとね」

「いやそんなに僕はただ転んだだけですし」


多分十山さんの言うありがとうとは、文化祭の時の勘違い彼氏の話だろう。ほんとにあのまま逃げようとしてただけだから、お礼を言われる義理が無さすぎる。


「しかもそれで翠々花白木さんのこと…いた。ごめんって」

「僕がなんですか?」

「いいのいいのほら千夏早くドリンク入れて戻ろうか」

「えー」

「えーじゃなくて!」


何か言いかけた花鶏さんの横をつついて、無理やり元の部屋へ連れていく十山さん。


嵐のように来て嵐のように去っていったなあの人たちは。とは言いつつ、帰って何しようかまあやることは決まっるんだけど。


やることは決まってるためさっきからいじっている、スマホでディグコードを開いていつも通り2人にメッセージを送る。


(どちらか今日出来ますか?)


まあ、案の定送る相手はローレルとヘリオスて言っても、2人も文化祭があったらしいし、あっちも打ち上げやってたらできないかもだけど。


(私たちいけるよ)

(ほんとですか?)

(ほんとほんと、私たち今日何も無いし)


文化祭の日は被ったけど、打ち上げの日程はずれたのかな。



「おー白木戻ってきたか遅かったな」


その後は、2人と軽く約束の時間を設定してから元いた部屋に戻ってきた。部屋に戻ると葉月がタブレットで曲の予約か、フードを注文している。


「葉月僕あと少しで帰るね」

「早いな、もしかして門限?」

「違うよ高校生なのにこの時間門限は早いでしょ。ただやることが出来ただけ」


実際門限17時くらいだったら、僕はテストの点のことで相当怒られていただろう。


「そうかーじゃあまだ時間大丈夫なんだよな。ほら、1曲歌ってけよ」


葉月がカラオケにあるテレビの方を指さすのでそっちを見ると、新たに曲が始まっていた。多分さっきからぽちぽちしてたのは、このためなのだろう。


「いや、だから僕歌えな…」

「大丈夫だって歌詞でるし、それに俺も歌うからさ」


葉月が両手に持ったマイクの片方を僕に「さあ」とでも言いたげに向けて立ち上がった。


「今度こそ俺と白木のデュエットだ!」

「おー白木?かいけいけー」


いまガヤの人僕が誰かわかってなかったな。まあ、僕もたいしてわかんないから人にどうこう言えないけど。



「おー!良かったぞ!」


時間にして約3分僕の中だと1時間、葉月と歌った曲は少しだけ聞いたことのある曲で、ギリギリこの泣きを得た。


「僕もう帰るね」

「そうか、俺はお前と歌えて良かったぞ」

「そりゃどうも」


葉月にカラオケの料金を渡してから、まだ心臓がバクバクしてる中部屋を後にした。


「「「あ」」」


部屋を出てすぐカラオケの出入口方向に歩みを進めると、バッタリ十山さんと花鶏さんにまた会った。


「白木さんも、もう帰るんですか?」

「ちょっとやることできちゃったので。とゆうか、もうってことは」

「私達もこのあとちょっとね」


なんだかこの2人とは、行事毎によく行動が被るな。修学旅行の時とか特に。


「あ、そうだ!多分途中まで一緒でしょうし一緒に帰りませんか?」

「僕はいいですけど、十山さんは…」

「いいよね翠々花?」

「う、うんいいよ」


微妙に引き攣ったような顔で答える十山さん、別に嫌なら嫌って言って欲しいんだけど。


「少し暗いですね」

「まあ、もう秋ですからね。夏ならもうちょっと明るかっでしょうけど」


カラオケから出てみると、夕日がもう落ちてきていて周りは太陽の少しの光でちょっと見える暗いの明るさだった。


「とゆうか、お2人は何で来てるんですか?」

「私たちは電車だね」


電車ってことは、2人の家は少し離れたところにあるのか。ちなみに僕は歩きで通っている。


「て、なるとここから…」

「10分ぐらいのとこにあるやつですね」


今日打ち上げできたカラオケ店は、僕の通う学校に近い場所でやっているから2人の使う駅はあそこだろう。


「あ、でもそうなるとすぐに別れちゃいますね」

「あら、残念。ね、翠々花?」

「なんでまいかい私に振るの!」


すぐ別れちゃうのは、まあ良かったのかもしれない。十山さんがさっき微妙な反応してたし。



「それでは、僕はここ曲がるので」

「さよなら白木さん」

「じゃ、じゃあね白木君…」


2人とはそんなに会話をした訳では無いけど、少し世間話をしてからさよならをした。その間十山さんは、終始何かを気にしているような感じだった。


帰りの電車で

「もう、千夏ああいうのやめてよね」


翠々花が千夏に少し怒ったような口調で話しかける。


「でも、私のこれは翠々花もやってたから」

「く…因果応報…」


注意したけれど、前回翠々花も千夏に似たような事をしていたため何も言えなかった。


「でも、なんか私達異様に白木さんと会うよね」

「確かにしかもだいたいホワイト君関連」


2人は思い出してみると、外でホワイトと約束をした時白木とよく会うことに気づいたら。


「それに、体育祭も文化祭も日程同じだしね」

「もしや、白木またはホワイト君が私達と同じ学校?いや、それはないかホワイト君なら声で気付けるだろうし」

「そうだよね。私達がホワイトさんの声を聞き逃すはずないし」


2人の考えは、一致し「白木=ホワイト」という考えはないなという結果に着地した。


「仮に同じ学校で私たちが気づいてないなら、そんなに話してない人だろうし」


そう、2人には確証がある絶対にホワイトの声と他の人の声は間違えないし、気づかないはずがないという確証が。

めちゃくちゃ投稿遅くなりましたごめんなさい。

明日または、今日に投稿する予定ではあるのでよろしくお願いします。

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