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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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失礼な生徒会新聞

「あー美味しかった。結構内装も凝っててそれっぽかったしな」


カジノを出てから、僕達は2年フロアの縁日で軽く遊びながらお昼を済ませた。意外なことに、室内でお好み焼きや焼きそばを売っていたのでそこそこ満足出来た。


「それじゃあ次はどうするか、俺はこのままメイド喫茶戻ってもいいけど。白木はどうする?」

「葉月が戻るなら僕も戻って少しだけなら働いてもいいよ」


これに関して言うと別にメイドをやりたい訳ではなく、葉月がやるからと言うだけだ本当に。とゆうか僕の仕事は宣伝だけのはずなんだけど。


「そうか、じゃ戻るか教室」


葉月が教室方向へ歩き出した。

その途中通りがかった校内の提示版のところで、人だかりができていた。


「なんか掲示板に人だかりできてるけど」

「あれじゃないか?生徒会新聞特別号文化祭編」

「なにそれ?」

「確か去年は文化祭で見たカップル特集。生徒会長の選ぶカップル写真みたいな感じだった気がするぞ」


なんだそれとしか思わないけど、生徒会長は結構陽気な人なのか?


「でも去年はあんなに人いなかった気がするんだけどな」

「ちょっと見てみようか」


人だかりの後ろの方で前の人が消えるの待つ。新聞に近づいてきて見えるのは、上にでかでかと写真があってその横に大きな見出しの文字が書かれている。


「やっときたな多分全員明らかにこの上のやつが目当てだったぽいな」


さっきからこの新聞を見て言った人は、だいたいが上のところを読んで消えていったから十中八九そうなんだろう。


「えっと…「まさかのあの人はそっちが好みだった!?」…うわぁ」


掲示されている生徒会新聞にはこう書かれている。

我が校のアイドルこと十山翠々花さん、まさかのまさか彼女がいた!?

文化祭2日目、我々は同じくらいの身長の女性と仲良く恋人繋ぎをする十山さんの写真を入手。

生徒会長にはそんな趣味はないものの、即決で文化祭ベストカップルに認定。

ちなみに、この行動は何人かが目撃したらしいけれど全員隣の女性の顔を覚えていないとのこと。

※現在ある一定層の人達が十山さんの彼女を特定中。


そしてそこにでかでかとはられた写真は、昨日の十山さんが隣の人に笑顔を向けて喋っている写真が。

つまり彼女(男)は、僕になる。


「またかよ!」

「お、どうした白木急に大声出して」


昨日ナンパから助けたあと、どこがで写真を撮られていたのだろう。にしても、勝手に十山さんをそっち系扱いするのは、普通に失礼じゃないか?


「ごめん、葉月やっぱ仕事やめとく」

「おう、そうか。まあとりあえず教室方向行くか」


多分メイド喫茶で働いてたら、特定班に見つかりそうだからとりあえず今日の後夜祭までしばらく息を潜めようかな。

まあ1番の救いは、十山さんの顔のインパクトが強いのか、それとも僕の影が薄すぎるだけなのか皆僕の顔を覚えてないことだろうか。


「ちょっとそこの君」

「は、はい」


軽く気分が落ち込みながらも葉月と教室方向へ移動していると、唐突に肩を捕まれた。


「あ、なんだ違ったか。いやーごめんごめん。この写真の人かと思ってねでも君男だったか。まあそんな紛らわしい髪型はやめた方がいいぞ。それじゃ」


おい、今のやつ言いたいこと言うだけ言ってどっか行ったぞ、まあ的中はしてるんだけど。てゆうかなんだよ紛らわしい髪型やめろって。


「凄かったな」

「そうだね、とりあえず早く教室行くよ」


また捕まっても面倒だし、早歩きで教室の方へ向かう。


「着いたな、俺はこのまま最後まで働こうかな。なんせプロメイドだからな」

「なにその、謎のプロ意識は。とりあえず僕は休憩スペースにでもいるよ」

「そうか、働きたくなったらいつでも出てこいよ」

「やんないよ」


多分休憩スペースなら、クラスに特定班が居ないな限り誰も入ってこないだろうし安全なはずだ。


「失礼しまーす…」

「「あ」」


休憩スペースに入ると、そこにはタキシードを着た十山さんと花鶏さんが2人座っていた。


「いやーこんにちは」

「白木さんも休憩ですか?あれ、でも白木さんさっきいましたっけ?」

「いや、ここに来たのは半分サボりみたいなもんですよ。もう半分は避難ですけど」

「どうゆうこと?」


あの新聞のことを知らないのか、僕の避難に八割型関係しかない十山さんが首を傾げて聞いてくる。


「まあ、ちょっと面倒なことになっただけですよ」

「あんまおイタしない方がいいよ?」

「別にそう言うことしたわけじゃないです」


イタズラで人と付き合うのは良くない…とゆうか付き合ってすらないんだけども。


まあ、とりあえずこの状況から少しの間でも逃げたいし一旦2人に連絡するか。


(2人とも文化祭の調子はどうですか?)


確かあの2人の学校の文化祭の日程と、こっちの学校の日程は被ってたはずだから、2人も今日が最終日のはず。


(私はそこそこだね。メイド服もいい感じに避けたし)

(私は可愛いヘリオス見たかったんですけどね)


「それ、恥ずかしがってる私をいじりたいだけでしょ」

「いや、そんなことないよ。翠々花は可愛いからね」

「どうかしましたか?」

「いや」「いえ」「「なんでも」」


僕がスマホを見ていたら脈絡もなく目の前で喋り出すから少しびっくりした。


(そう言うホワイト君はどうなの?)

(僕もそこそこですかね。ちょっと面倒なことになってますけど)

(大丈夫ですか?私たちすぐ駆けつけますけど)

(たぶん大丈夫です。もし殺されそうになったら助けを呼びます)

(それはもう遅いんじゃ…)


意外と誰かと会話してれば、精神的にきついこともいくらか紛らわせるな。



「それでは!文化祭結果発表!」


体育館内で盛大な拍手が巻き起こる。

ヘリオスとローレルとの会話が一段落したあとは、いい感じに時間を潰して、後夜祭までなんとかこぎつけた。


「葉月僕ちょっとお手洗い言ってくる」

「キレイな言い方だな」


体育館に置かれた座席から立ち上がって、なるべく人の邪魔にならないように体育館を出る。

ちなみに後夜祭でやる内容は、来場者投票で決まる出し物ランキングの発表と、いくつかの文化部発表その後に何かをやると言った感じになっている。


「にしても、なんかレアだなこの景色」


お手洗いついでにどこが寄り道しようと、薄暗い老化を歩く。こんな学校見れることはそうそうないし、ちょっと嬉しい。


「お、中庭」



適当に歩いていると、いつもお昼を食べている中庭へ到着した。中庭は、あかりがないため普通に暗く、明かり代わりとして月の光が少し差し込んでいるくらい。


「でも、星は綺麗だ。なんかいいことに雲すらない」


中庭絡みあげた夜空は、星たちが綺麗に見える雲ひとつない空だった。てゆうかさっきから僕、詩人みたいなこと言ってなるな。



もう1話この後投稿するので見てくれると嬉しいです。


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