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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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パーティー系ホラゲーのやり方

ちゃっかり6000PVありがとうございます。

最近ネタ切れを起こし始めてはいますが、頑張って描き続けるのでこれからもよろしくお願いします。

「ムリムリムリ!助けて!」


ローレルの叫びの声が、イヤホン越しに耳に響いてくる。


「ローレルファイトー。この霊1人じゃないと出てこないから」

「ムリムリ、誰か交代して!」


今僕たちがやっているのは、ローレルの反応からわかる通りパーティー系ホラゲー、ポータブルカンパニー。ある依頼主から幽霊の種類特定の依頼が来て、その依頼をこなして金を稼ぐ最近人気急上昇中のゲームだ。


「ローレルさんなら行けますよ」

「いやいやムリです、魂抜けて本体の私が死んじゃいますよ」


今回の依頼は、1人で行動しないと出てこないタイプの幽霊らしく3人でジャンケンをして、負けたローレルが特定に向かっていた。


「大丈夫、私達もカメラでその部屋のことは見えてるから。それに、その機会で名前呼ぶだけだしさ」


さっきの反応からわかる通り、ローレルは幽霊やオカルトの類が大の苦手らしく、ジャンケンに負けた時はものすごいくずれ方をしていた。


「でも、ヘリオスさんはこうゆう系大丈夫なんですね」

「私はそうだね、どっちかって言うと好きな方かも。ホワイト君は?」

「僕もローレルさん同様あんまり得意じゃないですね」


僕も例に漏れず、その類はもっぱら苦手で多少なり別のホラゲーで耐性はあるものの、そんなに好きでは無い。


「ジョンさーん返事してください」


ローレルが最後のチェック項目の幽霊通信ボックスで話している、これに反応すれば1つの霊に確定する。


「ジョンさぁぁぁぁ!」

「反応したみたいですね」

「ローレルダッシュで戻ってきて」


ヘリオスがローレルに帰還の指示を無線で出す。


「わかってるって!でも、ドア開かない!」

「ローレルさん気をつけてくださいね、殺されるかもしれないので」

「ホワイトさん怖いこと言わないでください!」


幽霊が攻撃態勢に入ると、家のドアが開かなくなるため今ローレルは危ない状態だった。


「これ、ローレル生き残れると思う?」

「息を殺して、しっかり押し入れに隠れれば大丈夫かと…」

「ムリムリなんであかないの、早く開いて開いて!」

「無理そうだね」


まあ、ローレルの喋って気を紛らわそうとするのは僕も痛いほどわかるけど、ここまで大声で喋ることあるんだ。


「ローレルさん、落ち着いて一旦近くの部屋に隠れるとかしてください」

「ムリです!声出さないとやってらんないです!

ああああああああぁぁぁ!」


酒飲んでないとやってらんない、みなたいな感じのことを言い始めたローレルは、無線越しで大声を出して死んだ。


「あちゃ〜、とりあえず帰ろうか」

「そうですね、早めに帰りましょうか」


ローレルが死んだのを確認してから、車のドアを閉めて事務所に帰った。


「よし、怨霊正解」

「お疲れ様でした、ローレルさん」

「もう、やりたくないです」


さっきので、心に相当なダメージを負ったのか結構やつれたような声で喋っている。


「でも、ほんとにローレルホラー苦手だよね。結構前に行ったお化け屋敷も、私にずっと引っ付いてるし」

「そもそも、あれは私入りたくないって言ってんのに無理やりヘリオスが…」


この話を聞くにほんとにローレルは、ホラー苦手なんだな僕もそんな感じではあるけど。


「とりあえず早速次の依頼行きましょうか」

「もう少し休憩させて…」

「大丈夫ですよ、始まってから休憩すればいいので」


そう言うローレルの言葉を押し切って、作戦ボードから依頼の紙をとって持っていくアイテムを選んで次の依頼場所に移動した。


「それじゃあ霊の情報を…」


ある程度の霊の情報の書かれたホワイトボードを見る。


「名前はスミス、この霊は1人じゃないとほとんど反応を示さない。さっきのジョンさんと同じ感じですね」

「私今度は行きませんからね!?」


正直僕もこれに関しては、1人で行きたくない。


「とりあえず、持ってきた機材設置しに行こうよ」

「それもそうですね、ボックスは後回しで。僕カメラと温度計持ちますね」


とりあえず各々が持てるだけアイテムを持って、家の中に入る。今回調査する家は、海外の一般的な二階建て一軒家のためあまり広くは無い。


「とりあえず僕が温度計で家中歩き回るので、どちらかはブレーカーあげてきてください」

「じゃあ私行くよ。ローレルは?」

「私は外で待ってるので、部屋が見つかったら教えてください」

「わかりました」


別に最初の5分くらいは、襲われないんだけど家にいること自体が怖いのだろう。



「ガレージの温度低いです」

「ナイスそっち行くね」


家の中を歩き回っていると、ゴーストの出る低い温度の部屋を見つけた。温度計の示した温度は、−5℃これで項目の1つ氷点下に丸が着いた。


「ここ氷点下あります」

「はいはーい。とりあえずカメラとか設置してこうか」


ローレルとヘリオスも合流して、1回それぞれが持って機材をガレージに配置する。


「僕他のものも持ってきますね」

「私もホワイトさんについて行きます」

「わかった、じゃあついでにカメラで白玉浮いてるか見といて」


ローレルと一緒に最初に持ちきれなかったぶんの、道具を取りに車に戻る。


「どうですかホワイトさん白玉見えますか?」

「多分ないと思います、あれ見にくいのでなんともって感じですけど」


白玉はあっても見えなかったり、するため一瞬の判断ではなんとも言えない。実際それを見逃してるってことは、何度もあったし。


「持ってきましたよ、塩と本」

「ありがと、あと私さっき干渉された」

「大丈夫でしたか?」

「見ての通りぴんぴんしてます」


そう言うヘリオスは、恐れなんてないみたいな感じがしてとても頼もしい。とゆうか、ヘリオスの耐性高いな僕やローレルだったらどうなっていただろうか。


「とりあえず1回車戻って待ちましょうか」


ローレルと運んだ機材を一通り設置した後、一旦車に戻って他に反応後ないかカメラの映像越しに確認する。


「ホワイト君、これペン動いてるよね」

「確かにじゃあこれで、ライティングにもチェックがつくので残りは…ボックスかレベルチェック…」

「私はもうやらないですよ!」


ボックスの名前が出た瞬間ローレルが、やらないと強い意思表示を見せる。


「それじゃあ私かホワイト君だね」

「いや、僕もホラーは苦手なのでヘリオスさんがやってくれると…」

「ジャーンけーん…」


僕の言い訳も虚しく、ヘリオスが有無を言わさずジャンケンの掛け声を始めた。


「ほい、やったー私の勝ち!じゃ、ホワイト君これ精神安定剤」


このゲームは、キャラの精神状態が悪いと霊襲われやすくなるため、状態回復の精神安定剤が必須になってくる。


「でも、まだ僕行くとは…」

「で、これがボックスじゃあいってらしゃい」


全くもって話を聞かないヘリオスに押されて、精神安定剤とボックスをもって再度家に入って行く。


「じゃあホワイト君、何かあったら無線で教えてね」

「はい、分かりました」


精神安定剤を服用してから、霊の出現するガレージへ向かう。


「す、スミスさん。スミスさん」


ボックスを起動して、何度もスミスの名前を呼び続ける。ボックスが証拠になるなら、スミスは名前に反応してくれるはず。てか、怖すぎるあまりにもミスったらこのまま死ぬ可能性全然あるし。


「スミスさん」

「どう、ホワイト君反応ある?」

「いや、今のところは」


一刻も早く帰りたいし、次名前呼んだら車に戻ろう。


「スミスさぁぁぁぁん!」


最後の最後にスミスが反応して、ボックス越しにスミスの声が聞こえた。それと同時に、周囲の明かりがチカチカし始めた、霊の干渉の合図だった。


「まずい、まずい逃げろ逃げろ」


急いでガレージから飛び出して、玄関に向かうけど扉があかない。完全に攻撃態勢にはいられていた。


「ごめんなさい、2人とも死ぬかもです」

「大丈夫死んだ時はどうにかするから」


ヘリオスの飯能が結構淡白な気もするけど、そんなこと言ってる暇はないしとりあえずクローゼットに隠れないと。

逃げるために、寝室のクローゼットに隠れた。まだ霊の干渉は続いていて、周囲の明かりはまだチカチカしている。


「ホワイト君生きてる?」

「ホワイトさん大丈夫ですか?」


2人から生死の確認が来るけど、声を出したら絶対に位置バレするから喋られる訳もなく。しかも、何故かクローゼットの前にスミスと思われる、生肉丸出しのバールのようなものものを持ったやつまで待機してるし、あまりにも怖すぎる。



「おーいホワイト君生きてる?」

「はい、生きてます。生身の僕は怖さで死にかけましたけど」


クローゼットで息を殺していたら、何とかスミスの干渉をやり過ごすことが出来急いで玄関から外に出た。


「あ、ほんとだホワイトさんボックスはどうでしたか?」

「ま、丸です」

「お、これで特定完了じゃあ戻ろうか。ホワイト君おつかれね」


ほんとに軽い労いの言葉をかけられて、車を走らせて事務所に戻った。


「正解、モーロイ。これもひとえにホワイト君の功績だね」

「僕はもう疲れたので落ちます」


ホラーによる精神の疲れと、緊張の糸が切れたことで精神的な疲労がめちゃ溜まった。


「そう、ローレルは?」

「私ももう無理」

「そう、じゃあこれでおひらきにしよっか。また今度やろ」


しばらくの間は、ホラー系のゲームはやりたくない。てか、ヘリオスさっきから結構楽しんでないかこの状況を。


ホラーはやっぱ…

時刻は、深夜2時健康的な生活をしてる人ならだいたい寝静まっている時間帯。


(ヘリオス今話せる?)


千夏が結構遅い時間に翠々花に対して、LIMEを送る。けれども、翠々花は寝てしまっているのか返信は帰ってこない。


「やっぱりダメか。私このままだと心細くて死んじゃう」


千夏は、ホラゲーの影響あってか寝てる間に何か出てくるんじゃと変に考えてしまって、寝れないといった状況に陥っていた。


「あ!ホワイトさんなら」


そう言ってホワイトに対して、先程の翠々花と同じような文言の文を送る。


(いけますよ)


ホワイトウッドに送ったメッセは、ものの数分で帰ってきてそれを見た千夏は、直ぐにホワイトと通話を始めた。


「ローレルさん、どうしました?こんな時間に」


通話に応じた、ホワイトウッドに対してホラゲーによって寝れなくなったことを話す。


「だいたい分かりました、ローレルさんが眠くなるまで僕が話してればいいんですね」

「いや、別にそこまでは私も申し訳ないので…」

「別にいいんですよ、僕もそんな感じですし。それに、終わりそうにない課題をついでに終わらせないといけないので」


ホワイトは、いつも通りと言った感じか提出期限が明日のそこそこの量のワークを解いていたらしい。


「それなら、私手伝いましょうか?」

「え!いいんですか?ここまで来ると、答えみてやろうかなと思ってたので助かります」


手伝うと行った千夏も、ついでに勉強しようとバックからノート、ワークを取りだしてホワイトと一緒に勉強を始めた。


「先に忠告しておきますけど、多分ローレルさんが勉強する暇は無いですよ」

「別にいいですよ、私課題はもう終わってますし。なんなら、今からやるのは予習ですから」

「ぐ、優等生…」


ローレルの予習と言う言葉を聞いて、軽く心にダメージを食らったホワイトだった。



「ローレルさん、これってどうやるんですか?」


勉強を始めてから、1時間ほど途中ホワイトが何度も質問しては、その式をローレルがノートに起こして教えるを繰り返していた。


「えっと、これはですね…」


(てか、ホワイトさんの学校のワークと私の学校のワークが全く同じ。しかも、明日提出の範囲も丸かぶり…まあそんなこともあるよね)

そんなこと起こりうるはずもないだろうに、自分の中で自己完結させた。


「あ〜だいたい分かりました。ありがとうございます」


ホワイトは意外と飲み込みはいいのか、千夏の教えたことは1回で覚えていた。



「いや〜ありがとうございますローレルさん。多分1回寝て、明日?今日?早めに起きてやれば多分終わるので、大丈夫です」

「そうですか、こちらこそ私の事情に付き合ってもらっちゃって」


時間は既に4時を回っていて、2人は異様な集中で2時間ほど勉強をしていた。そして、千夏の中にはもう幽霊の類の恐怖は消えていた。


「でもほんとにありがとうございます。あのままだったら僕詰んでましたよ」

「そんなこと言ったら、私だって詰んでましたよ」

「お互いに誰かが必要だったんですね」


お互いに誰か必要だったということに、軽く笑い合う。そして、千夏はこの時ある考えに至った。

(やっぱこの感情は、白木さんのとは別の感情…私はホワイトさんのことが好きだ)

この間の1件で少し白木に対する、思いが出てきたもののこの会話で白木に対するものと、ホワイトに対する思いの違いを悟った。


「ローレルさんはもう寝れそうですか?」

「はい、ホワイトさんのおかげで恐怖は別のものに置き換わりましたし」

「別のもの?」

「あ、いえなんでも。と、とりあえずおやすみなさいホワイトさん」

「はい、おやすみなさいローレルさん」


2人は、通話の画面を閉じそれぞの寝床についた。

千夏は、今日再確認した思いと白木に対するものをま他見比べて目を閉じた。

ちなみに、ホワイト(白木)は寝過ごして提出するワークは遅れて提出した。

前書きでは言わなかったんですが、本当は昨日あたりに出したかったんですが私恒例のサボり癖が出まして、サボり癖は良くないのでなるべく直せるよう努力致します。

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