ローレル新必殺!
「すみません、2人とも少し遅れました」
「私達もさっき始めたところだから大丈夫」
学校では少しトラブルに巻き込まれてるけど、そんなの言っててもどうにもならないからなるべくあのことは考えないようにしてスペクエにログインした。
「今どこにいますか?」
「今は…ホットランドで温泉に入ってるとこ」
「ホットランドですかすぐ向かいます」
ホットランド、砂漠地帯でありながらそこには温泉があって、温泉に浸かると特に何も得られないけれど、自分のキャラの温泉シーンが見れると人気の場所。
「到着」
「ホワイトさんこっちです」
温泉あがりかと思われるローレルとヘリオスがこっちに近づいてくる。
「じゃあ、3人集まったに行こうかダンジョン攻略」
「でも、今日何しましょうか?特に直近で何かイベントある訳じゃないですし」
「そうですね…そういえば僕ローレルさんの必殺見てみたいです」
ローレルは前回の大型イベントの時、確か必殺スキルを報酬で貰っててその必殺はまだ見た事がなかった。
「それ、私も見たい。ローレルは、もう使ってみたの?」
「そう言えば、私もまだ使ってないですね。技の説明は読みましたけど」
ローレルが貰ったのは、桜の木というスキルでローレル言わく効果は、発動者付近に1本大きな桜の木をはやし一定範囲にいる発動者及びその仲間は、回復し続けると言った効果らしい。
「結構ヒール系の効果なんだ」
「そうなんですよ、だから範囲によっては私の聖気覚醒が使い放題になるんです」
確かに聖気覚醒は、自身の体力を削って使うから桜の木とは相性がいい。
「でも、ローレルが早速2つ目の必殺スキルか〜。私達の中で1番遅く必殺スキルゲットしたのに」
「まあ、これに関しては完全に運ですからね」
でも、正直僕も羨ましい。この間のイベントでソードマスターを1回使って、その後の戦いで死にかけたからもう1個ぐらいは必殺技スキルが欲しいところだし。
「じゃあとりあえず近くのダンジョン行こうか」
「近くだと確か…」
「あ、ワームですね」
「それはなしで」
虫が苦手なローレルが、ワームと聞いた瞬間食い気味に却下を出した。
「あとは、ムカデとか、ゲジゲジとか…」
「なんで、そんな虫ばっかなんですか!」
ローレルの言う通り、この辺には虫系のボスが結構な量いる。
「あ、そういえば確か木のボスモンスターがいますよ」
「よし、それにしましょう。いや、それ以外ありえないです」
ローレルが虫より木がいいとの事で、かすかな記憶を頼りに木のボスモンスターの所へ向かう。
「多分60%位でここがさっき行った木のボスのダンジョンです」
「それってもしかして、間違ってるかもしれないってこと?」
「そうですね、僕もここら辺は久々に来たので。僕の信用出来ない記憶が正しければ、木のボスモンスターがいます」
「ちょっとホワイトさん怖いこと言わないでくださいよ。なんなら今からでも、こことは別の場所のダンジョンに行くとか…」
とは言いつつも、2分の1は超えてるし多分あっているはずだ。
「大丈夫ですよ、最低メジェドがいるので虫を見ても一瞬でしょうし」
「いや、そうゆう事じゃなくて…」
恐怖交じりな声を出している、ローレルを他所に3人でダンジョンに入ることを了承してダンジョンに突入した。
「ちなみになんだけど、ダンジョン内モンスターってここ何が居たっけ?」
「ここら辺のダンジョンは…動物系が大半ですけどまれに虫がスポーンしますね」
「今、ホワイトさん虫って言いませんでしたか?」
「まあ、動物系なら大丈夫かローレル早く攻略しよ」
ヘリオスが無理やり押し通して、ダンジョン内を進み始めた。道中ローレルは終始怯えていた。
「や、やっと着いた」
「とは言いつつ虫出ませんでしたね」
「ホワイト君さっき動物系が大半って言ってたしそんなものじゃない?」
「では、気を取り直してボス部屋行きましょうか」
虫で結構疲れているローレル、普通に元気なヘリオスとボス部屋に入る。
「あれがホワイト君の言ってた木のボスか。じゃあ記憶は正しかったんだ」
「よかった〜。これで私もちゃんと戦えます」
ボス部屋にいたのは、大型の木のモンスター名前はダイナマイトツリー。体には大量のトゲが着いていて悪魔みたいな口も付いている。
「それじゃあ攻略始めようか」
「僕もこいつがどんな攻撃するかまでは覚えてないので、とりあえずお2人にスピードアップと攻撃力アップのバフかけておきますね」
「ありがとうございます。あとヘリオス、今回はフレア無しでお願いね木のモンスターだとすぐ終わっちゃうから」
木というか自然系のモンスターは、火属性の攻撃に弱いため、ヘリオスのフレアはオーバーキルぐらいのダメージが出る。
「わかってるって、とりあえず行くよ!」
2人が木に向かって、思いっきり地面を蹴って走り出す。それと同時に、木の方も2人に向かって何かをものすごい速度で飛ばす。
「はや!」
ものすごい速度で飛ばされた、ものは2人が避けきれずに2人にヒットした。
「しかも、これ当たると毒状態に…」
「あ〜思い出した。確かこのモンスター種を飛ばしてて、しかも攻撃を当てると茨で少しダメージがこっちに帰ってくるんですよ」
「何その特性。でも、茨ダメージなら…」
「そう、私のスキルでゴリ押しができる。桜の木!」
ローレルが桜の木気を使うと、綺麗なピンクの花を咲かせた大木がローレルの後ろに出てきた。
「お〜見事な桜の木」
「しかもこの木回復だけじゃなくて、状態異常も治してくれるみたい」
ローレルの咲かせた桜の木は、万能な回復の木だったらしい。あれ?僕の回復役が無くなった。まあ、とりあえず2人を援護しよう。
「じゃあ、このままゴリ押ししようか」
「それじゃあ殺ろうか」
桜の木の回復範囲はそこそこ大きいのか、木のモンスターが桜の木から離れても2人への回復効果は続いている。
「いや〜こんな楽でいいのかな。この木を追いかけて切るだけだなんて」
「それだけ、桜の木が強いってことだね」
木のモンスターは、基本的に近距離攻撃を持っていないのか2人から離れて種を飛ばすといった戦法を取っていた。
「あの、さっきから僕2人を見てるだけなんですけど」
「まあまあ、ホワイト君は今は休憩しといてよこのまま私達が終わらせるから」
「ホワイトさんおつかれでしょうしね」
まあ、確かに精神面では少し疲れてはいるけれど。
「あれ?てゆうか木がホワイト君とゆうか桜の木の方にはしってない?」
「あ、ほんとだホワイトさん気をつけてください」
ずっと桜の木から離れた位置で逃げていた、木が方向転換してこちらに走ってくる。
「マナシールド!危ない種は避けられないから、こうやって…」
飛んできた種をシールドで防いでいると、モンスターが桜の木の前に居て何故か体当たりを始めた。
「あ〜私の桜の木が…」
モンスターの体当たりによって桜の木が折れはしないものの、桜の花びらがすごい速度で散っていく。
「でも、なんか花びら変色してない?」
「ほんとですね」
攻撃された桜の木の花びらは、綺麗なピンクから変色して赤色に変化した。
「赤?」
そして、赤色になった花びらが木に触れると花びらが爆発した。
「あ、爆発した」
「その代わりに、回復効果が無くなったみたいです」
「てか、ものすごい速度でボスのHPが減ってるけど…」
モンスターの揺らしたことによって落ちてきた赤い花びらは、1枚1枚に爆発判定があるのか花びらが木に当たる度毎回爆発が起きている。
「これは…勝ちましたね」
最終的にボスのHPは、爆発する花びらによって枯らされた。
「あ〜終わった普通大変なんだろうけど桜の木で楽に終わったね」
「そう考えると、桜の木は攻撃にもなるし回復にもなる強い木なんですね」
「まあ、なんたって桜の木ですからね」
これを見て、さらにもう1個必殺スキルが欲しくなった、写真1枚の事なんか考えてないでもっと周回頑張らないと。
写真について
「千夏どうすんの?」
「どうすんのって?」
千夏が翠々花に質問を質問で返す。
「いや、写真のこと。千夏が膝枕とかするから、彼氏がいるって噂できちゃったけど」
「その事ね、でもあの噂があれば私が告白され無くなるかもしれないし」
「それも、そなのか」
千夏は、白木を助けた時に膝枕をしていてそれをたまたまカメラマンが激写その写真が発端で、千夏に彼氏が居ると噂がたっていた。
「さすがに、言われ続けるのは面倒だから白木さんに手伝ってもらって、私たちと仲のいい人達には弁明しようかなって」
「てか、今気づいたんだけどそれって私だけ告白され続ける可能性あるってことじゃ…」
「どうなるんだろうね」
「ねえ、ちょっと」
茶化すように答えた千夏に本当に焦り始めた翠々花。千夏は写真についてはあまり深くは考えていなかった、ホワイトとと言う絶対的存在がいるから。とゆうか2人の中では、白木と付き合うことなど眼中にする無い。
さてさて、次回はどうなるんでしょうか。私自身どうしようか思いついて居ないのが現状です。




