表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/81

新作ゲームのバグは有名になったりするよね

新作ゲーム「サムライ羅生門」この間の銃火器の森と、鎌倉時代オープンワールドRPGを掛け合わせたようなゲーム。海外の開発チーム制作ではあるものの、予約開始時から超リアルな画質で昔の日本地理の再現が凄いと有名になって、沢山のユーザーから期待が寄せられている。


「それじゃあやりましょうか、サムライ羅生門」


僕は類に漏れずしっかり予約していたため、今日の6時から早速ゲームにINした。


「あの二人は後で合流するらしいから僕はお先にプレイさせてもらおうかな」


ゲーム内容としては、武器、刀、槍、や弓を使って物資を集めその物資を売った金で装備を買ったりするといった感じで、もののルールはあまり銃火器の森と遜色は無い。


「まずは、キャラクリか…男か女…サムライは男だろ、渋めの顔に作ろう」


キャラクタークリエイトは身長は決められているけれど、顔や体型体の細部までクリエイト可能で腕の傷や顔の傷なども入っている。


「でも、僕だいたいキャラクリは種類多すぎると途中で飽きちゃうんだよな、決めるものが多すぎて」


キャラクリの幅が大きいものは、神ゲーと言われたりするけれど僕はあまり関係ないと思っている。僕があまり凝ったキャラクリできないだけではあるけど。


「最初の武器は…すご、農具とかある。まあ、ここは無難に刀でいいか」


最初に僕が選んだのはタイトル通り刀。ちょっぴし農具も気になったけど、とりあえず刀。多分農具は、クワを振り回す的な感じだろうし。


「へー、一騎打ちシステム…」

「ホワイトさんこんにちは」

「や、ホワイト君」

「2人共早かったですね」


キャラクリも終わって、チュートリアルをやっていると2人が思っていたよりも早く合流してきた。


「私達、予約してなくてさっきダウンロードしてたんですけど、思いのほか早く終わりまして」

「30分ぐらいだったね」


あれ?僕そんなにキャラクリとかに時間かけてたのか、結構楽しくて時間見てなかったけど。


「ホワイトさんは今何してるんですか?」

「今はキャラクリとか終わってチュートリアル中ですね。2人がちょうど来たので待ちますよ、チュートリアル終わっても」

「お〜それはたすかるじゃあ早めにキャラクリ終わらせてチュートリアル行かないとね」


僕はさっき見ていた、チュートリアルが最後のものだったらしく、2人を待っている間に配信者の人のプレイ配信を見て2人を待つことにした。



「私はチュートリアル終わりましたよ」

「こっちもちょうど終わったとこ」

「ほんとですか、じゃあパーティー組んで早く行きましょうか。配信者の方のプレイ見ててずっとうずうずしてたので」


配信を見ていた感じ言えることは、やはり画質がいいというとこだろうか。木々の緑に、時間の移り変わりによる周囲の明るさの変化が繊細に描写され、大人数マッチなのにほとんどカクツキのない強いサーバー、が僕を見事に魅了した。


「ちなみに2人は、最初の武器は何を選んだんですか?」

「私は、ホワイトさんが刀を選ぶと思ったので薙刀を」

「私はね〜…農具」

「え?」

「だから農具」


ローレルは、比較的リーチの長い薙刀、ヘリオスは明らかネタ武器な農具を選んだらしい。


「いや、農具バカにしない方がいいよ。大ぶりだけどダメージの出るクワと、短いけど振りが早い鎌の2種類を使い分けるんだから」


僕の刀は、他の武器の通常攻撃を受け流しできるできるものだけど、その部分が農具の場合は2種類の武器といったかんじなのかな?


「ま、まあとりあえずアイテム収集に行きましょうか」


ヘリオスの選んだものは置いといて、とりあえず戦場である鎌倉時代日本に赴く。


「このゲームは降下はないんだよね」

「そうですね、最初にスポーン地点を選んでそこからって感じですね」


さすがに鎌倉時代でヘリから降下してパラシュートはおかしいので、最初にスポーン地点を選んでスタートなのだろう。


「とりあえずどこにしましょうか」

「鎌倉時代の首都は京都でしょうし、多分幕府のあった鎌倉と首都の京都は激戦区ですよ」


このゲームのマップは、沖縄、北海道などのそこそこ離れた離島以外の日本全国が舞台となっており、その点はこのゲームのいい点であり、悪い点でもある。


「でも、こうマップが広いと田舎の方とかほとんど人いないんじゃない?」

「でも、マップの至る所にプレイヤーと別で、悪党もいるらしいですよ」


悪党とは、武器を持ったNPCでこいつらを倒すと戦利品として武器などがドロップする。


「それじゃあどこに降りても大差無さそうだし、とりあえずは東北の方行こうか」

「いや、ちょっと待ってください。福岡に行きませんか?」

「それまたどうして?」

「ちょっとした時代知識で閃いたことが。まあ、とりあえず訳は後で話すのでホワイトさん福岡にピン刺してもらっていいですか?」

「わ、分かりました」


ローレルの提案で福岡と思われる場所にスポーンのピンを立てる。


「あれ?ホワイト君そこ大分じゃない?」

「あ、あの言ってなかったんですけど…僕ほとんど日本地理わかんないです」

「「は?」」


ヘリオスとローレルが怒り混じりな声で、答えてくる。ヘリオスはまだわかるけどローレルにまで言われたら、相当なことだろう。


「いや、北海道とか沖縄みたいなわかりやすいのなら分かるんですけど、内陸とかほんとにわかんなくて」

「じゃあ聞いてくれれば良かったのに」

「はい、すみません以後気おつけます」

「でも、そんなに距離はありませんしちょっと漁ってから向かいましょうか」


2人のフォローが手厚くて、心が暖かい。それと同時に自分の馬鹿さ加減を実感する。



「あ、やっぱりいた」


大分に降り立ったあと、ローレル先導の元綺麗な川や死体を見つつ海の方までやってきた。


「なんですか、あの人たち日本人とは顔つきが違うように思えますけど」


海の浜辺に着くと、いくつかの船と一緒に浜辺に鉄の筒を持った巨漢の男や弓や剣を持った、サムライとは思えない人達がたっていた。


「海辺であの武器…もしかして!」

「そう、元寇!まあ、あの人達がいなくなった後に悪党がではじめたので、時代はズレてますけど」


まずいな、何となくはわかるけど全く2人の話についていけない。とりあえず昔の人達ってことはわかった。


「でも、どうすんの?確かあの人達って銃もどきみたいなもの持ってたよね」

「まあ、そのための弓があるんじゃないの」


そういう言ったローレルが取り出したのは、弓を引く時間は長いけど射程、威力は高い長弓。


「確かに、ステルスミッションってわけだ」


ヘリオスも武器をしまって、弓を引く時間が短い代わりに威力、射程が長弓に劣る半弓。


「正直何言ってるか分かりませんけど、戦うことは出来ます」

「なんか、脳筋みたいな発言だね」


3人で茂みに隠れながら弓を引いて、まず最初に銃もどきを持った男目掛けて一斉に弓を放つ。


「よし!3人ヘッドショット!アイツらも1人やられて警戒し始めたし、それぞれ1体やったら突撃しようか」

「そうですね、あの人達と悪党の違いも知りたいですし」


一応狙撃スポットをずらして、3人それぞれ違う敵を目掛けて弓を放つ。


「私は撃破」

「私もやりました」

「僕もやったんで、それじゃあ行きましょうか。チェストー!」


さっき選んだそれぞれの武器を取り出して、敵のいる浜辺に走っていく。


「お手前はいかほどに!」


ヘリオスが剣を持った男の頭を、クワで思いっきり叩く。


「なんか、シュールな絵だな」

「でも、この人たちは悪党の人達よりも少し強いくらいで、負けなさそうですね」


ローレルの言う通りこの人たちは、さっきの悪党よりも体力、攻撃力、防御が高い位で思っていたよりも強くはなかった。


「てか、そんなこと言ってたらなんか1人船から降りてきたよ」


敵を流れ作業のように倒していると、船から1人明らかいい装備と槍を着た小太りの男が降りてきた。


「ほんとだ、3人でリンチしちゃう?」

「いや、ここはサムライ精神で1人づつ行きましょうよ」


強さは分からないけど、さっき戦ってた人達の強さを考えると3人一気にかかったら楽に勝てそうだし。


「じゃあまずは私からだね。農具の力見せてあげるよ」


ヘリオスが、武器を鎌からクワに持ち替えて小太りの男の前に立ち塞がる。


「正直、ヘリオスさんの武器と槍は相性悪いかもしれないですね」

「どうしてですか?」

「リーチ自体は、槍とクワで大差ないんですけど武器の取り回しはやりの方が早いんですよ」


槍は比較的少ない動作で少しづつダメージを与えていくのに対して、クワは大振りな分攻撃速度が遅く変わりに当たれば大ダーメじが叩き出せる仕様なため、どちらかと言うと避けの動作がしやすい槍の方が有利だろう。


「でも、そんな状況を打破するのがヘリオスちゃんだから」


そういったヘリオスは、クワを持ち替えて鎌に使用武器を変更した。


「これなら、スペクエと似たような感じだし。リーチはほとんど無いけど動きやすいしね」


そう言いながら、男の攻撃を避けて少しづつダメージを加算していくヘリオス。


「ヘリオスさん!この調子なら多分勝てますよ!」

「それは、嬉しいな〜とゆうかボスキャラみたいなのがこんなのでいいのかな…」


ヘリオスが避けたと思った、攻撃は何故かヘリオスにヒットした。


「何今の、私避けたよね」

「ホワイトさんなんですか今の」

「僕にもわかんないですけど、このまま見てれば何かわかるかもしれないです」


その後もヘリオスは、男の攻撃を避けるもヒットを繰り返しヘリオスの残り体力は僅かになった。


「これ、ほんとに何?」

「ヘリオスさん何となく分かりました。多分当たり判定系のバグです」

「バグ?」

「いま、少しスマホで調べたんですけど。NPCの武器の当たり判定が武器の大きさより大きいって、言うのがいくつか報告されてるみたいです」

「はぁ?まだ、モブならわかるけどこいつみたいなボスはダメでしょ」


そう言ったヘリオスは、一旦こっちに逃げてきた。そのヘリオスを追って男もこっちへ走ってくる。


「バグならもう3人でやろうか」

「そうですね、僕がヘイト稼ぐので2人ともよろしくお願いします」

「はい、分かりました」


まあ、大きい当たり判定を受け流せるかは分からないけどできるだけやってみよう。



「これで、終わり!」


ローレルが薙刀で最後の一撃を男に入れる。

男との戦いは、何とか当たり判定の大きさを僕が掴むことが出来て、5回中2回くらいは受け流すことができるようになったおかげで、勝つことが出来た。


「疲れたー、とりあえず一旦戻ろうよ。回復あるけど、私達瀕死だし」

「そうですね、またバグにあっても嫌ですし」


浜辺で戦利品を回収したあと、一旦ロビーへ戻ってゲットした武器たちの性能を確認した。

ちなみに、当たり判定バグは次の日に修正された。そして浜辺の人達は、確率スポーンだと言うことも後日判明した。

こういうような時代系のゲームやったりすると、実際に刀とか使って戦って見たくなりますよね。


よろしければ、ブックマーク、評価よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ