オフ会当日
5000PV感謝
前回に引き続き5000PVありがとうございます。最近は作品作りという行為をとても楽しくやらせてもらっております。
ここまで全ておってきてくれている方、はたまた最近見始めた方、これからもよろしくお願いします。
ローレルとヘリオスとの待ち合わせ場所に向かう道を歩く。周囲には、外国人もいれば学生も何人か、まあ言えることはとにかく人が多い。
「ここからもっと人が増えたら、人波に流されてどっか行っちゃうかもしんないな」
さすがに人波に流されて遅れたくは無いし、ちょっと路地裏でも使っていこうかな。
「あの、ごめんなさい私たち急いでて…」
「いいじゃん別にお兄さんたちと遊ぼうよ」
周囲に遠回りできそうな路地裏を探していると、路地裏で見事な男二人に囲まれてナンパにあってある十山さんと花鶏さん。
「いや、私達待ち合わせしてて」
「いいじゃんどうせいつでも会えるんだし。俺たち現地民、もう会えないよ」
「だから…」
「ちなみに、ここ沖縄はナンパ出会いで付き合ったランキング第3位の県なんだぜ。君たちもそんなジンクスにあやかろうぜ〜」
なんだそのいらない豆知識。でも、どうしようかあの二人を助けてると約束には遅れるだろうし、でも助けに行かないのも人として…いや、助けようあの二人には悪いけど助けよう。一応遅れると連絡だけ入れておこう。
「あ!連絡来たみたい…え」
「なになにそんな顔して」
花鶏さんの目の前にいた男が、スマホを見て固まった花鶏さんからスマホを取上げて勝手に内容を見る。
「えーっとなになに、「ごめんなさい二人とも諸事情で遅れます」だってよ。それじゃあさお兄さん達と少しの間でいいから遊ばない?」
「でも、私達…」
「君たち修学旅行生でしょ?なら、いいじゃん俺たちとはもう会えないんだよ」
「あ、あの〜すみません」
正直恐怖が八割くらいあるけど、これも新たなゲーム友達のためだ。
「なに?君偽善者?」
「いや、僕そこの二人と待ち合わせしてまして」
「君何言ってんの?さっきこの二人の待ち人は遅れるって連絡してきたとこだぞ?」
茶化すように現状を話す男。クソ!成り代わり作戦が律儀に連絡入れるなよ。
「い、いやその待ち合わせの人が僕でして」
「ほんとかな〜?」
まずいな、本当に待ち合わせてたのならトーク履歴見せればいいんだけどそんなのある訳ないし、こうなったら…
「証拠見せればいいんですね、ちょっと待ってください………二人とも逃げますよ!」
バックからものを取り出すふりをして、男二人が油断してる隙に二人の手を引っ張って路地裏に進んで行く。
「クソ、あのやろ」
「でも見ろよ、あいつクソ足遅いぞ」
笑われてる、自分の運動音痴がここに来て足を引っ張ってきた。
「あ〜もう、ちょっと手話してもらっていい?」
十山さんに言われて掴んでいた二人の腕を離す。
「よいっしょ」
「!?」
「千夏は走れるでしょ?」
「私は大丈夫」
「じゃ早く逃げようか」
二人の手を離すと十山さんが僕のことをお姫様抱っこです担いで走り始めた。風景の流れる速度は、僕が走っている時のものより何倍も速い。
「なんだ、あいつら急に速くなった」
「で、これからどうすんの?」
「とりあえず路地抜けて、人混みに紛れてください」
男達も追っては来るものの、十山さん達も普通に速いので捕まる前に路地裏を抜けることが出来た。
「白木さんありがとうございます」
「いやいや、お二人には何度も命を助けられてますし」
「とゆうかなんで君一人なの?迷子?」
「いや〜実は僕もある人達と約束してて…」
正直これ言うと、二人が負い目感じそうだから言わない方が良かったかも。
「ほんとに!?ごめん」
その場でお辞儀をしながら手を合わせる十山さん。
「別にいいんですよ、連絡入れましたしそれに友達を助けるのは当然ですからね」
「白木さん…」
「ま、まあとりあえず一旦ここから離れましょうか、二人ともそうとうなべっぴんさんなのでまた追ってくるでしょうし」
「そう…ありがと…」
人の流れに乗って、さらに待ち合わせ場所から離れた場所へ移動する。
「とりあえず、ここら辺で一旦休憩にしようか。私達も連絡しないといけないし」
「そうだね、ちょっと電話してきます」
十山さんと花鶏さんが少し離れたところに移動して、誰かに電話をかける。
「とか言ってたら僕もローレルから電話が…」
二人が離れてすぐ、ローレルから電話が掛かってきた。
「はい、もしもし」
「こんにちは、ホワイトさん今どこにいますか?」
「今ですか、すみません諸事情が長引いちゃって今集合地点からそこそこの場所にいるんですよ。なので、結構遅れそうです」
ここから、あそこまでどんくらいかかるかな。さっきの裏路地はほぼ確使えないだろうし。
「そうですか。でも、私達ちょっと謝らないと行けなくて」
「どうゆうことですか?」
「実は、私達諸事情で集合場所に行けなくなってしまって。そこで提案なんですけど集合場所変えませんか?」
「変更ですか…」
ここから集合場所を変えるとして、ここからの距離によっては10分、20分あっただけで終わりそうだな。
「ほんとにごめんねホワイト君私達の理由押し付けちゃって」
「あの…これは僕からの提案なんですけど、いっその事オフ会中止にしませんか?」
「「え…」」
電話越しで二人が、絶句の声を出す。
「でも、勘違いしないで欲しいのは別に僕が二人に会いたくないって訳じゃなくて、このまませっかくの修学旅行の自由時間が潰れそうなら、また別の機会にやればいいんじゃってだけの話で」
午前はそこそこ楽しんだけど、午後何もせずただ歩いただけで終わるくらいなら普通に遊んで楽しんだ方がいい気がする。
「そういう事ですか…どうする?」
「確かに、ホワイト君の言うことも一理あるし…ほんとに惜しいけど、また今度にしようか」
とゆうか、今回のオフ会不思議なまでにお互いが何かしらのトラブルに見舞われてしまったんだな。
「それじゃあ、ほんとにごめんなさいホワイトさん」
「ごめん、また今度一緒にゲームしようね」
「まあ、こっちにも責任はありますから」
結構苦渋の決断ではあったけれど、二人とのオフ会を中止して電話を切った。
「すみません、電話長引いちゃって」
「お相手は、大丈夫でしたか?」
「大丈夫…とゆうかそもそも、集まろうってのが中止になった。そっちは?約束してるんでしょ早く行ってあげなよ」
「実はこっちも、その集まり自体が中止になりまして」
なんだか、お互いに不幸が連続している。
「そう、お互い今日はついてないですね」
「そうですね、でもどうしようかなこれから。葉月に合流か」
「それなら…このまま三人一緒に行動しない?」
十山さんが突如ものすごい提案をしてきた。
「三人でですか…」
「ほら、不幸な三人で回れば多少なりとも不幸が消えるかもだし」
なんかとんでも理論持ってきたな。まあ、有り得なくはないかもだけど。
「それなら、別にいいですよ」
「千夏もいい?」
「私は別にいいですよ」
「それじゃあお土産とか買いながら回っていこう!」
突如として、新たなゲーム友達と沖縄を回ることになった。今気づいたけど、同じ学校の人にあったら何か言われそうで怖い。
「あ〜楽しかった」
十山さんが気持ちのいい疲れと共に、ベンチに座る。三人で回り始めてからは、お土産を買ったり、綺麗な建物を見たりと盛りだくさんだった。
「結構楽しかったよね。とりあえず時間も近いし、集合場所に帰ろうか」
歩き疲れた体をベンチで少し、癒してから帰りの集合場所である空港に向かった。
「それじゃ私達友達のとこ行くから」
「さよなら、二人ともまた今度」
空港に着くと、既に生徒はほぼ全員集まっているのか結構うるさい。
「僕は葉月の所に…いたいた」
「おー白木どうだった楽しかったかハーレム?」
「いや、オフ会は中止になっちゃったよ。まあ、ハーレムはたのしかったよ」
結果的に、二人とは会えなかったけどハーレムと言う点においてはかわりがなかった。
「どうゆうことだ?とゆうか、中止になっちゃったのか。これはこれはご愁傷さまです」
「誠に悲しいです」
葉月と会ってからは、特に何事もなく飛行機に搭乗して帰宅の時間がやってきた。
そういえば、あの二人に関して何か忘れてるような…
「あ!ミスった!」
「おい、白木飛行機の中なんだから暴れたり、大声出したりするなよ」
いろいろごたついてて忘れてたけど、あの二人にプレイヤーネーム聞くの忘れた。ずっとこんな感じで流してるけど、またいつか聞ける機会があれば聞こう。
帰りの飛行機内で
「ほんとに辛い」
翠々花の顔色が絶妙に悪くなっていく。
「どうしたの?酔った?」
「違うよ、ホワイト君」
「あ〜まあしょうがないでしょ今回に関しては」
二人はなんぱに絡まれ、白木の方はなんぱに絡まれた二人を助けていたこともあって、今回のオフ会は中止になっていた。
「でも、ホワイトさんも言ってたでしょ?次の機会って」
「なんかあったっけ?」
「もちろんパッと思いつくのだと、文化祭とか」
「あ〜確かに、オフ会とまでは行かないかもだけど近いものだね」
二人のいる学校は、夏休み明けに、修学旅行、文化祭、体育祭と行事が目白押しな学校だ。
「じゃあ、次こそは会えるかもね」
「そういうこと、気長に待とうよ会える日を」
次こそは、ホワイト(白木)に会えることを願う二人だった。
本当は、昨日投稿したかったんですけど案の定また爆睡しちゃって投稿できませんでした。ごめんなさい。
とは言いつつ今回不運な事故で会えなかった三人、リアルで会えるのはいつになるのやらって感じですね。
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