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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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隠密は基本

RP(ロールプレイ)「よし、行くぞおまえら」

「行くってどこに?」

「お前決まってるだろ…さっき失敗したから、代替案で女子部屋特攻だ!」


葉月が就寝時間間際だと言うのに、力強く決意を固める。とゆうか、葉月商魂たくましいな。


「でも、先生にバレたら面倒だよ?」

「大丈夫、こいつ耳がいいし。お前がいるだろ、日頃のゲームの成果見せてくれよ」

「でもリアルとゲームはたが…」

「よし、行くぞー」


僕の言葉は無視して、音が出ないようにドアを開けて廊下に出ていく。


「さあ、どうやって行くか。まず、ターゲットの部屋を知っているものは」

「俺が覚えてます」

「案内頼んだぞ」


風呂の時からそうだけど、この人達の軍隊風RP(ロールプレイ)はなんなんだ。


「それでは、索敵班前へ」

「僕のこと?」


葉月司令の命令で僕と耳のいい人が、前線に立ってターゲットの部屋まで移動することになった。


「ところで残った葉月達は?」

「俺らは場面に合わせた指示出しをする。だから頼んだぞ、お前達」


急に始まったことだけど、始まってみるとリアルTRPG結構楽しそう。そうなると、僕の幸運は40ってところだろうか。


「じゃあナビゲート頼んだ」

「OKトランプも持ったさあ進もう」


今更だけど、アポ無し訪問は普通に相手に迷惑じゃないか?


「ターゲットの部屋は4階、ここから二個上がった階層に潜んでいる。さあ、先導してくれ白木隊員」

「わかりました」


ゲームで培った索敵、隠密方法で少しづつ前へ前へと進んでいく。自分もノリノリでやっててなんだけど、そこまでして会いたいのかあの二人に。


「ここの角の先に一人」

「よし、まわっていくぞ」


何故か葉月が旅館全体の形を把握していて、すぐに遠回りのルートを教えてくれる。


「この先にはいません」

「階段を登れ」


ここの階段を登れば、ついにターゲットのいる階層に到着する。ここまでは、誰にも見つからず完璧な移動ができている。


「ここからはどうすれば」

「この階の一番端の廊下の1番先にターゲットの部屋はある」

「了解」


最後だからと言って、何かが変わる訳でもないので今までの変わらない方法で索敵をし進んでいく。


「この先がターゲットの部屋だ」

「なんとく見た感じ(先生)はいないです」

「おーけそれなら…はしれ!お前ら!」


目的に近づくなり、一斉に勢いよく走り出す葉月たち。とゆうかお風呂の時から、行動の一致率が高いな。


「あ、葉月そんなに急ぐと…」

「大丈夫だ白木隊員、俺たちの運動能力を舐めるな」


そう言って僕からどんどん離れていく。まあ、走ると足音が物凄いなるので角から先生が出てきて葉月達は捕まった。僕は捕まる前に逃げよ。



葉月達が捕まるのを見てから、僕は部屋の鍵を持っていなかったので隠れながら旅館のエントランスまでやってきた。


暇だし、ローレルとヘリオスのどっちか電話出来るか聞いてみるか。


(どちらか通話出来ますか?)

(私できますけど)

(それじゃあお願いします)


ヘリオスは都合がつかなかったのか、会話には出てこなかった。


「こんにちは、ローレルさん」

「こんにちは。急に通話ってどうかしましたか?」

「少し早いですけど、明後日の予定を確認しとこうかと」


実際は暇だけどかける人がいなかったからって感じだけど。


「ヘリオスさんは、都合が悪い感じですかね?」

「いや…今あの子は私の後ろでテーブルゲームしてます」


ローレルがそう言うと後ろから、元気よくロンの一言が聞こえる。修学旅行で麻雀やる人いるんだ、とゆうか女子で麻雀は…これ偏見か。


「まあ、とりあえず予定だけ確認してもいいですか。たしか駅前のシーサーに2時集合でしたっけ?」

「そうですね、もし忘れても (沖縄待ち合わせ)でググれば出てきますよ」

「そういえば、奇遇なんですけど今僕達同じ…」

「花鶏さん誰と電話してるの?」「あああああ」


ローレルの背後から恐らく同じ部屋の人と思われる子が、こちらも恐らくリアルネームを呼びながらローレルに話しかけている。


「どうかしましたか?」

「だ、大丈夫です気にしないで…ごめんね今電話中で」

「え、もしかして花鶏さん彼氏?」「ああああああああ」


本名を言う度にローレルが叫ぶから、少しレアなローレルが見れる。


「あ、こんにちはー」


ローレルが焦ってる間にこっちにも人が通ったので、軽く挨拶を…今の先生じゃね。


「ホワイトさんごめんなさい、それでさっきの話を…」

「服装がちがうからばらなかっなさたのか?いや、それでもしっかり目が合ってたし僕ってそんなに存在感ないのか?」

「ホワイトさん大丈夫ですか?」

「あ、はい大丈夫です。でも、今日はもう疲れたので通話切りますね。さっきの話は出来れば明日で」

「わかりました、おやすみなさい」


服装は違うと言えども、二年連続の先生に顔を覚えられて居なかった軽いショックでSAN値が減少したので、ローレルとの通話を終えた。そろそろ部屋に戻ろう。



「白木おかえりどこいってたんだ?」

「ちょっとエントランスにね葉月は…大変だったね」


僕が部屋に戻ると、僕を合わせた全員がやつれ顔になっていた。葉月達はこってり絞られたのだろう。


「今日は疲れたし、寝るか」

「賛成」


全員精神的に疲れたので、就寝時間から少し遅れて布団に入った。



通話後の二人

「終わっちゃった…」


通話を終えた千夏はスマホをしまって後ろに振り返る。


「ち〜な〜つ〜?今電話してたのだあれ?」


後ろを振り返ると、翠々花が立っていて千夏の両頬を掴んで引っ張る。


「ごめん、ごめんふすかたのひそうにまーしゃんしてたから」

「じゃあその言い方的にホワイトさんなんだね」


翠々花は、千夏の電話には最初気づいていなかったけれど名前を隠す時の千夏の大声で気づいていた。


「また、明日って言ってたから明日も電話するなら教えてねー?」

「わはったからへはなひて」


ほっぺを引っ張られて回らない呂律で翠々花を説得し手を離してもらう。


「もう、ほっぺ痛いな」

「だって千夏が黙って電話するんだもん。話すなら麻雀中断しても来てたのに」

「ごめんね二人ともさっきから誰の話?」

「「あー気にしないで」」

またも、投稿時間が遅くなってしまいました。今回は普通に睡眠をしちゃって書くことすらしてませんでした。

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