久々にまったりゲーム
「いらっしゃい二人ともここが僕の島です」
「結構進んでますね」
「もしかしてやりこんでる?」
いま僕たちがやっているゲームは最近リリースされたシリーズ新作、重火器の森だ。このゲームはほのぼのとした感じと、FPSの殺伐とした感じが混ざったゲームで、戦場に物資を取りに行きその物資から得た金などで自分の島を発展させるゲームだ。
「まあ、リリースされてからはずっとこのゲームにハマってますね」
「それにしても、進みすぎじゃない?だってリリースされたの三日前じゃん」
とは言いつつもう三日か、そろそろスペクエのイベント結果の発表か。
「それでも、なかなかリンゴの木が手に入んないですよそれ以外は持ってるんですけど」
「リンゴの木なら私の島にありますよ」
「ほんとですか!もし良ければおすそ分けとか…」
「別にいいですよ、その代わりにこの島の木一本貰ってもいいですか?」
「全然いいですよ、好きなの持っててください」
このゲームは、それぞれの島にランダムで果物の気が植わっていてそのほかの木を入手するには、戦場に行くか誰かから貰うかの二択したかなかった。
「ローレルさんのおかげでとりあえずの目標がクリア出来ましたよ」
「いやーホワイトさんの力になれて良かったですよ」
「ちなみにホワイト君は最初なんの木が植わってたの?」
「僕の島は、ドラゴンフルーツでしたね」
ちなみに僕は、このゲームももちろん前作からやっていて、前回も最初の木はドラゴンフルーツだった。
「お、私も同じドラゴンフルーツいいよね名前が」
「名前だけですか…」
ヘリオスの言うことは分からなくもない、見た目と名前はかっこいいけれど中身の見た目があまりと言った感じだし。
「あ、あの私木貰って言っていいんですよね」
「はいどうぞどうぞ」
「なんの木があるんですか?」
「種類はいろいろとありますけど、オレンジ、ぶどう、パイナップル…」
いくつもある果物の名前を上げていく、このゲームには沢山の果物の種類があってそれを集めるのにはとても苦労した。
「ほんとに沢山ありますねそれじゃあ…キウイ貰っていいですか?」
「いいですよ、それではローレルさんにキウイの木渡して早くローレルさんの島に行きましょうか」
善は急げとローレルにキウイの木を一本譲渡したあと、急いでローレルの島へ向かった。
「二人ともこちらが私です!あまり開拓もしてないのでほぼ初期と変わりないですけど」
「まあ、初めて三日だしずっとこのゲームやってる訳でもないんだからこんなものじゃない?ホワイト君じゃあるまいし」
なぜかわ知らないけど、ヘリオスに軽くバカにされてる気がする。
「ま、まあとりあえずリンゴ木でしたよねこっち来てください」
そう言うローレルが、リンゴの木がある場所まで案内してくれそこには4本ほど木が植わって居た。
「それじゃあ一本持っててってください」
「ほんとにリンゴの木だありがとうございますローレルさん」
「それで、ホワイト君木手に入れちゃったしこれからどうすんの?」
「まあ、やることといえば一つしかないですよね」
ローレルから貰った木を僕の島に植えたあと、三人で飛行機に乗って戦地へと赴いた。
「二人は武器何持ってきましたか?」
「私はもちろんスナイパーとピストルを」
戦場へ持って行ける武器は、メインとサブの二つと+αで投げ物が持っていける。
「私は、サブにサイレンサーのピストルでメインにサイレンサー付きのSMGの暗殺構成ですね」
「そう言うホワイト君は?」
「僕ですか、フルカスタムのアサルトにピストル、それに投げ物いくつか持ってきました」
「結構がちなので来たね」
「まあ、手を抜くなんて有り得ませんしね」
フルカスタム武器は木の苗を探していたらたまたま出来た武器だ。ちなみにリンゴの木を見つけるより作るのがも難しい。
「それで、どこ降りる?」
「そうですね、僕がいつも降りてるとこは人来ませんしそこにしましょうか」
僕が固定降りしている地点にピンを刺して二人に知らせる。
「そこですかじゃあもう降りるタイミングですね」
「じゃあ行こうか、戦場へ」
三人一斉に飛行機から降りて降下していく。このゲームの降下は、一人が降りると全員一緒に降りる仕様なため今はスカイダイビングみたいな円で空中に浮かんでいる。
「このゲームの降下の形って非効率だよね」
「一人だと普通に降りていくんですけど、パーティーになるとなぜか手を繋いで降りますね」
この仕様はシリーズを通して一貫していて毎シリーズパーティーを組むと円で降りていく。
「よし、降下完了早速漁っていこうか」
降下とどう同時に周囲を漁り始める。とは言いつつも、ここら周辺には特に美味しいものがスポーンする訳では無いので、拾ったものは弾薬、包帯が中心だった。
「ここら辺も、遊び尽くしましたしプレイヤーを倒しに行きましょうか」
一通り漁り尽くしたあと、プレイヤーを探しに激戦区へと足を進めることになった。
「ホワイト君この車で行かない?」
「いいですけど、誰が運転するんですか?」
「そりゃあね」
二人のキャラがこっちを向いて凝視してくるような圧を放っている。
「僕ですか…いいですけど安全は保証しませんよ」
「その時はその時でホワイト君のフルカスタムが消えるだけだら」
「ちょっと怖いこと言わないでくださいよ」
正直このゲームの車の運転は前作で相当事故った経験があったため敬遠していた。
「それじゃあ行きますけど運転酷いかもですよ」
「もういいって、ほら早く行こお父さん」
「人減っちゃうかもですしお父さん」
「僕は休日にドライブ連れていくお父さんじゃないんですから…」
茶番をしながらもエンジンをかけて激戦区へ出発した。
「あっぶない、何とかなった」
「道中凄かったね、地雷置いてあって避けようとしたら壁にぶつかりかけたり」
ヘリオスの言っていた通りここまで来る途中には、地雷やらなんやらの危険が設置してあって避けるためにものすごい車を揺らした。
「結果的にホワイトさんの武器が守られて安全に来れたんですしいいじゃないですか」
「そうですね、過去を振り返ってちゃ始まらないですし早速プレイヤーを倒しに行きましょうか」
車の運転のことは置いといて、早速激戦区の残党狩りを始めた。
「二人とも、あそこにいるよ」
ヘリオスがビルの窓からスナイパーを覗いて、敵の位置にピンを刺す。
「遠いですね」
「じゃあ私援護射撃するし、もうちょっと近づこうか」
ビルの階段を降りて、標的の居る地上まで下がっていく。その途中にヘリオスが何発か威嚇射撃をしてくれている。
「ホワイトさん私がちくちく攻撃するのでしばらく息ひそめておいてください」
ヘリオスの威嚇射撃に続いて、ローレルも敵に向かってピストルを何発か撃っては撃つポイントを変えるを、繰り返す攻撃をしている。
「これをしばらくやってて、位置バレしなければ相手の回復がどんどん減って行きますからね」
「うわ、性格悪」
「しょうがないでしょ!そっちの方が堅実なんだし」
敵もローレルを探すために動いてはいるけれど、ローレルもその動きを見て撃つポイントを決めているのかなかなか位置バレはしていない。ローレルのやってる事何気にすごいな。
「ホワイトさんそろそろいいかもしれないです」
「ほんとですか、じゃあ詰めましょうか」
「それなら、私も行く」
「分かりました、じゃあ敵を中心に三方向から攻撃をしましょう」
ローレルが珍しく作戦を提案してきた、しかも成功すればそこそこ強そうな作戦。
「おっけー」
「じゃあ僕奥の方行くのでヘリオスさんは、ここから詰めてください」
ローレルの作戦でそれぞれの配置につき、それぞれが頂点の三角形の形で敵に攻撃を開始した。
「一人倒しました」
「それならちょっとこっち来て、私ピストルだけだからもうちょっと近づかないとまともに当たらない」
三方向から攻撃を始めたところ、敵それぞれがこっちに来て一対一の勝負となっていた。
「いま、カバーに行きます…!?」
ヘリオスの方にカバーに行こうとすると、後ろからスナイパーで頭を射抜かれた。
「すみません二人とも漁夫来ましたスナイパーに気おつけてください」
「うっそ、私ももう無理」
僕に続いてヘリオスも倒されてしまった。
「二人とも…こうなったら私一人でも生き残らないと…」
その後一人で漁夫も合わせて戦ったローレルだったけれど、さすがに人数不利は覆せず負けてしまった。
「ごめんなさい二人とも。漁夫のことも考えて作戦を出せばよかったものを」
「まあまあ、そんなことよりもフルカスタムが無くなったことの方が僕は辛いですよ」
「やっぱり私のせいで…」
「二人とも落ち込みすぎだって」
フルカスタム武器は、そこそこ気に入ってたから心にそこそこのダメージが。
「ほ、ほらホワイト君は今日とりあえずの目標は達成出来たんだし良かったじゃん?ローレルも今回の反省を活かして、次回に繋げばいいじゃん?」
「「それもそうですね」」
「二人とも立ち直り早いね」
ヘリオスのおかげで少し立ち直ることが出来た。まだ、少し傷は痛むけど。
「それで、どうする?もう一回行く?」
「いや、今日は萎えたので別のゲームやりたいです」
「私も賛成」
「ほんとに二人とも大丈夫?」
この後は、銃火器の森よりもマイルドなFPSをやって心の傷をいやした。
昨日の投稿サボってすみませんでした、もしかしたら今日中にもう一個上げるかもしれないのでそちらも見ていただけると嬉しいです。




