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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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新学期の始まり

「白木おはよ」

「葉月おはよ」

「なんだよ眠そうな顔してもしかして…」

「違うよ、宿題を徹夜してやってただけ」


前回言われたことを思い出して、食い気味に答える。


「そうか、そうか宿題くらいちゃんと終わらせとこうぜ」

「本当は、僕も前半で終わらせるつもりだったんだけど、終わらなくて後半にやろうと思ってたけど忙しくて忘れてたんだよ」

「とゆうか、お前去年も同じことやってなかったか?」

「そうだけど…」


去年は今年と違って、頭に入っていたけれどやりたくなくて放置していた結果だった。


「まあ、お前も学んで来年は気おつけろよ」

「励みます」


そんな会話をしていると、クラスの前のドアから十山さんと花鶏さんが入ってきた。二人が席に座ると、陽キャの女子と男子がどちらかの席に集まる。恐らく夏休みの思い出話だろう。


「にしても、夏休み明けても全く変わらないなあの二人」

「たしかに日焼けも全くしてない」

「さすがに日焼け止め塗るだろ」


そうは言いつつも、二人を見ると僕がたまたまあった時と全く変わっていない。家にひきこもって…それは無いか屋内遊びが多かったのだろう。


「そろそろ予鈴なるからお前ら座れー」


先生が教室に入ってくると立っていた人達が静かに自席に戻っていく。


「よし、HR始めるぞ。ちなみに今日の予定だが、最初に始業式をしてその後のLHRで…修学旅行の班&部屋決めをします」


先生の最後の言葉でクラスが一気に盛り上がりを見せる。


「嬉しいのは分かる、とりあえず一回黙れ。詳細はその時話すから、今は始業式に行くぞ」


先生の指示で出席番号順に廊下に整列する。その時には、クラス全員主に男子の空気がそわそわで埋まっていた。


退屈な始業式の校長の話を聞い流して教室に戻ってきた。


「静かになったな、それじゃあまずは行動班を決めてもらうこの班で動くのは、自由行動の時だけだから」


葉月によると、修学旅行は三日で一日目、体験その他、二日目クラス行動、三日目に自由行動といった日程らしい。


「ちなみに、人数は二から六人までくれぐれも一人班にはならないように。あと、男女混合も構わないぞ」


先生の開始の合図でクラス全体が動き始める、既に決めていたであろう人達は集まり、まだ決まっていないと思われる人達は少し悩みながら動いている。


「葉月、僕と組んでくれない?」

「いいぞ、まあどっちにしろ誘おうと思ってたけど」

「他に誘う人いるの?」

「特には居ないけど、もし誘うとするとまあ…」


葉月が向いた方向を見ると、あの二人が居た。花鶏さんと十山さんの周りには、先程二人の元に集まっていた男子と女子達が居た。


「あれじゃあ無理そうだしこのまま俺たち二人だけにするか?」

「そうだね、あでも一つ…」

「どうした?」

「これは、ほんとに低い確率なんだけどもしかしたら別れて行動させて貰うことになるかも」


こんなこと滅多にないだろうけど、仮にローレルとヘリオスの学校と修学旅行の日程が被っなたなら、オフ会をしようと言っていたのだった。


「別行動?」

「よくゲームやってる二人と、日程が被れば会おうって言ってて…」

「そうか、まあいいけど。その時は教えてくれ、あと一人行動になって先生にバレるなよ」

「さすが、仏様葉月様」

「何言ってんだ」


ほぼないだろうと言ってもいいことを葉月に許可を貰うことが出来た。やっぱ葉月は優しい。


「ま、俺たちは決まったし紙書きに行こうぜ」


今更だけど、葉月って結構交友広いのに僕とだけなんて珍しいな。


「先生班決まりました」

「葉月と白木だなほらこの紙に書いて、俺に出してくれ」


僕達は特に揉め事もなかったため、円滑に班決めが終了した。それとは対照的に美人二人の方は、未だに話がつかないらしい。


「そんなに、なりたいものかねあの二人と」

「そんなもんじゃないか、だって美人だし性格も良いし、いるだけで舞い上がるだろ」


それにしても、よく話しかけにいけるな男子陣は僕はそもそも考えもしてなかったけど。


「とゆうか、どんどんエスカーレートしてないか?」

「たしかに、語気とボリュームがどんどん大きくなってる」


その様は、話し合いと言うよりも討論に近い。しかもそれを真ん中で聞かされる美人二人。


「わかりました!私達二人だけで組みます」


その場を収めたのは花鶏さんだった。彼女には珍しく、そこそこ大きめの声だったのもありクラスが一瞬して静まり返る。


「でも、そしたら…」

「自由行動班と班で行動すれば大丈夫じゃないですか?」


花鶏さんの提案で「おー」と感心の声が漏れ、拍手が湧き上がる。関心はしたけど、二人だけで組む必要あるかな?どちらかの班に混ざっての方がいい気もするけど…


「花鶏さん凄いな」

「まあ、討論されてたし早く収めるために頭フル回転させてたんじゃない?」


相当声も大きかったし、聞いてる側もあまりいい気分じゃなかったのだろう。


「で、そこもう決まったか?」

「はい、決まりました。私と翠々花が同じ班でそれ以外って感じです」

「そうかそうか、ありがとな花鶏まとめてくれてあのままだったら、全部の班白紙にしてくじ引きにするとこだったから」


なんか、先生サラッと怖いと言ったな今。


「まあ、とりあえず話もまとまったみたいだし次は…」


この後は、バス等の座席部屋決めなど、修学旅行の日程、各々出していた受ける体験の説明などをしてLHRは終了した。


帰宅中の二人

「あ!ホワイトさんから返信帰ってきた」

「なんだって?」


修学旅行の日程がわかった二人は、白木ホワイトウッドに日程を教えてその返信が帰ってきた。


「私達と全く同じ日程だって」

「ほんと!これでオフ会できるね。でも、次の問題が…」


二人は自由行動時別の班と共に行動することが決まっていたため、どうにかして抜け出さなければいけなかった。


「その点は大丈夫!そのために二人班にしたんだから」


そう言う千夏が鼻高々に作戦の説明を始める。


「簡単な話だよ、人混みの多いところに行ってはぐれた振りを装うだけ。同じ班員じゃないし、はぐれてもメンバーが消えたことじゃ無くなるからね」

「まさかの班行動の大事な所をつくとは、さすが千夏天才!」

「そうでしょーもっと褒めていいんだよ」


翠々花の褒めにどんどん有頂天になっていく千夏。


「たがら、逃げれたら同じ班の人達に見つからないように動けば万事OKってこと」

「やっとだね、ホワイト君にあえるの」

「あとは、当日に何もなければあえる台風とか」

「まあ、大丈夫でしょ私たちは()()()があるんだから」

「台風に対してはダメだけどね」


沖縄修学旅行でホワイトに会えることを想像し胸を膨らませふ二人だった。

そろそろ修学旅行が始まりますね。それを考えるだけで、修学旅行が楽しみになる。

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