強い人にまた強化が入った
大まかなローレルとヘリオスとの出会いをプレーンさんに話した。
「にしても、漫画みたいな出会いしてるな」
「そうですか?結構普通だと思いますけどね」
「まあとりあえずムーンが良い奴ってことがわかったよ、昔も今も」
「昔って…」
「これくらい」
そ言うプレーンさんは、イベント報酬の死神の鎌を取り出して示してきた。プレーンさんにはこのことで一生からかわられる気がする。
「ま、まあとりあえず素直に受け取っておきます」
「そうか、使うこの武器?」
「だからいらないですよ!」
プレーンさんには、ずっと古傷を掘られまくるのだろうか。
「にしてもほんとに何も来ないし、何も無いですね」
「ずっとここにいても暇だし、俺達もぼちぼちあっちに合流するか」
「そうですね、ぼちぼち行きましょうか」
湖を出てプレーンさんとゆっくり五人のところに合流しに行く。
「そういえばさっきの武器誰かにあげるって言ってましたけど、宛はあるんですか?」
「ちょっとした宛がね。でも一回は使ってみたいなどんなものか気になるし」
「じゃあプレイヤーでも探しますか?」
「よし、それ採用寄り道しよう!」
もともと五人のとこに直進しようとしていたけれど、プレーンさんの武器試しのために少し大回りで向かうことになった。
「じゃあ索敵魔法を使いながら歩きましょうか」
その場で索敵魔法を使用すると、近くに生命反応が二つ出てきた。
「プレーンさんつけられてますよ」
「まじでか、どこら辺?」
「後ろの木の影にそれぞれ」
「オーケーオーケー」
そう言いながら死神の鎌を取りだして、後ろの気に歩いて行く。侍が死神の鎌は、ちょっと違和感があるな。
「大鎌振り!」
プレーンさんの技使用で何故か大鎌の大きさが、変化しプレイヤーが隠れていた木二本を切断する。
「一人やられたか作戦台無しじゃねえか!」
「この武器面白いな、変形 ツインダガー」
プレーンさんの武器の形が大鎌から瞬時にツインダガーに変化し、逃げた男の追跡を始めた。僕もそれに続いてプレーンさんを追う。
「お、おってくるんじゃねえ!」
「いやー命狙ってきてたんだから覚悟しろよって話ですな スローナイフ」
プレーンさんの投げた片方のダガーが逃げた男に刺さり、男の動きが固定される。
「お前侍のはずなのになんであんなスキル」
「まあまあ、落ち着いて一瞬だから」
動けなくなった男に追撃を入れて、男を撃破。
「プレーンさん今のって…」
プレーンさんの侍は、侍の持っているスキルが使えないジョブのはずで、しかもスローナイフみたいなスキルはなかったはずだ。
「この武器の特性変幻自在なんかこの武器四つくらい姿があるみたい、しかもその武器形態事に一つ強力なスキル付き」
「じゃあさっきのスローナイフも大鎌振りも」
「そう、大鎌振りはリーチの強化、スローナイフは刺さった的にランダム効果を付与」
そう考えると一発で敵の足止め効果を引いたプレーンさん運いいな。
「でも、そんなに強いのに勿体なくないですか?」
「まあ、いいんだよ。この武器厨二病っぽくて侍の和な感じに合わないし」
「別にその武器がなくてもプレーンさん強いですからね」
「ま、それもあるけど」
自信満々に答えるプレーンさん。でもこの武器を使うと言われると、さらに雲の上の人になる気がする。
「武器も試せたし、また向かおう」
武器が使えてプレーンさんも満足なのか、またぼちぼち皆のところに向かい始めた。
「よお、元気してる?」
道中何人かのプレイヤーに遭遇したけれど、全員プレーンさんが倒してくれたので僕は無傷で到着、戦っていたプレーンさんも何故か無傷で皆の元に到着したのだった。
「ホワイトさん、プレーンさんは大丈夫だったんですか?」
「あー、余裕そうでしたよ」
「よし!私の勝ち」
何故か僕の報告でヘリオスが喜んでいる。
「だめだでしたか、瀕死のプレーンさんをギリギリでホワイトさんが救う展開」
「どうゆうことですか?」
「いやね、暇だったからかけてたのプレーンさんがどんな感じか。まあ、勝ってなにかある訳じゃないけど」
どうやら二人は、僕の行動が杞憂に終わるか事なきを得る展開になるかをかけていたらしい。
「とりあえず全員揃ったし籠城でもしに行こうか」
再度全員揃ったとゆうことで、明日以降の籠城できる洞窟探しに歩き始めた。




