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ゲームしてたらいつの間にか学校で一二を争う可愛い子達と仲良くなっていた話  作者: 黒薔薇サユリ
だいたいすれ違う編

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27/81

ついでに高一白木

3000PV感謝!。線路は続くようにこの作品もまだまだ続くので、これからもよろしくお願いします。

今日は四月初頭、長めの春休みも終わって絶妙に憂鬱な入学式の日が来た。


「まあ、先生の話はこのくらいにして皆自己紹介でもしようか…順番は出席番号で」

「それじゃあ一番の花鶏さんから」


先生の言葉で一人の少女が立ち上がると、周囲が一気にざわつき始めた。それは何より、立ち上がった少女はとにかく可愛からだろう。


「花鶏千夏です、出身中学は清白中で趣味は…読書と勉強とかですね。特技はこれといってないですかね、みんなと仲良くなりたいので一年間よろしくお願いします」


花鶏さんの自己紹介が終わり綺麗な拍手とともに席に着く。

その後も何人かの自己紹介が進み、ついにとゆうかとうとう僕の番が来てしまった。


「じゃあ次、白木さん」

「し、白木豊です出身中学は国枝中です。趣味はゲームで特技はほんとに何も無いです。中学の頃は、諸事情で友達いなかったので仲良くしてやってくださいよろしくお願いします」


人前に立って喋るのが苦手だと言っても、ほんの30秒ほどもまともに喋れなかった。なんだよ特技ほんとにないって、まあそうゆうような人間であるけど。


「はい、次十山さん」

「は〜い」


気の抜けた声で立ち上がった美人に、花鶏さん同様また周囲の空気感が変わった。


「十山翠々花15歳出身中学は、さっきの千夏と同じ清白で幼馴染です。特技・好きなこと運動、だけど特に部活に入る予定は無いです。これから一年間よろしくお願いします」


僕のが比じゃない位上手い自己紹介をした十山さんは、美人ではあるものの花鶏さんとは少し違い可愛いよりも美人の印象が強い。


「これで、全員自己紹介終わりましたね。まだ入学式まで少し時間があるので、自由にしといて下さい」


先生がそう言うと、クラス全員がわらわらと動き始めていく、それも主にあの二人の方。正直友達ができる気がしない。同中の人はこの学校に何人かいるけれど、接点がなかったりさっき言った諸事情で縁が無くなったりと僕の高校生活ぼっちはほぼ確定しているもどうぜんだ。まあ、ぼっちには多少なり慣れてるけど。


「お前白木だよな」

「あ、はいそうですけど」


スマホで新作ゲームの情報を調べていると、突然声をかけられた。


「あの、失礼ですけどお名前は?」

「ほんとに失礼だな、さっき自己紹介したのに葉月だよ葉月」


人の名前とかおぼるのが苦手すぎて、この人がいたかどうかマジで思い出せない。


「まあいいや。それにしても、あの二人凄いな美人と可愛い人がクラスに二人も」


ここで言う美人と可愛いの違いは、美人は大人風の可愛さ、可愛いは子供的な可愛さでいいはずだ。


「葉月さんは、いいんですかあの二人に話しかけに行かなくて」

「まあ、あの二人は高嶺の花感あるからのちのちでいいよ」


確かにああいうような人は、漫画とかだと高嶺の花に位置する人ではある。それに人が多すぎて話しかけられなさそうだ。


「でも、なんで僕に話しかけたんですか?僕と話してもつまんないですよ」

「それは…なんか暇そうだったしあと仲良くしてやってって言ってたしな」


自己紹介の最後の文を聞いてそれを守る人っているんだな。


「まあ、そういうことだから連絡先交換しようぜ」

「あ、はい」


今きずいたけど、この速度での連絡先交換はもしやこの人陽キャか。


「ま、これからよろしくな白木」

「よろしく、多分別の友達が出来て僕のことなんて忘れると思いますけど」

「おまえさっきからめっちゃ卑屈だな。そこがなんか面白い気もするけど」


実際僕の面白さに比べれば、他の人は何倍もあるだろうしこの人と話すのも残り数回だろう。

この後入学式が終わり、速攻帰宅してPCを起動ゲーム世界に突入した。なんか危機感持った方がいい人の典型みたいなことしてない僕。

前回の過去編に続いて寄り道ついでの白木君の高一初日の話を書いてみました。葉月とは何があってあそこまで仲良くなったんでしょうね。

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