ローレル、ヘリオスとの出会い(千夏、翠々花との出会い)
ローレルとヘリオスとあったのはほんの一年前、スペクエとは別のゲーム。
二人は、ゲーム初心者で一緒にパーティーを組んでくれる人をさがしていた。
「あの、すみません。誰か私たちと組んでくれる方はいらっしゃいませんか?」
そう呼びかけても、反応を示すプレイヤーは誰もいなかった。
「やっぱりダメなんじゃない?さっきだって、組んでもらったけど戦犯なっちゃったし、私達にゲームは早かったのかも」
「んー、やっぱこの際二人だけで行く?なかなかクエストクリア出来ないかもだけど」
この時の二人は、集会所内で軽く煙たがられていた。それが起きたのは、二人の組んだプレイヤーが「女だから組んでやったけど最悪だった」と言うような、話が回っていたからだった。
「いや、やめとこ。私達が居ていい場所じゃなかったんだよ」
この言葉を聞いた僕は、動かずに居られなかった。そもそも動けとゆうかもしれないが、その前まで周囲の空気感から行動に出せずにいた。
「あ、あのすいません。僕一人なんで良かったら一緒にどうですか?」
「え!いいんですか?私達ほんとに何も出来ないですけど」
「いやいや別に僕はエンジョイでやってるので、腕前とかはいいですよ」
やっとのことで、行動に出せた僕は二人とパーティーを組んで初心者でもやりやすいクエストを受注した。
「それにしても、お二人とも運が悪かったですね。今の時間帯は、ガチでやってる人が大半なので」
「でも、一回あんなことあるとやめたくなっちゃうよ」
「そうかもしれないですけど、居場所がないからみたいな理由でゲームを辞めて欲しくないんですよ。なによりこの世界は広いですし、もし無いなら僕がその居場所にだってなりますし」
今思うと結構キザな事言ってたかもしれないな。
「そうか…それならしばらくやって見てもいいかもね」
「そういえば聞きそびれてましたけど、お名前聞いても…」
「言ってませんでしたね、私はとや…ダメかヘリオスです」
「私はローレルです」
「僕は、ホワイトウッドです」
「そういえばお二人は、このゲームをいつからやられてるんですか?」
「ちょうど今日ですねすず…ヘリオスに誘われて始めたんですけど、何もかも分からなくて誰かに手伝ってもらおうかと思って人を探してたんですよ」
「そうして組んでもらった人の引きが悪かったんですね」
「でも、なんであなたは私達と組んでくれたの?結構空気悪かったでしょ?」
「まあ、最初は動けなかったんですけどヘリオスさんの言葉で。それに僕も昔色々とあって孤立してたのを、助けてもらったことありますし」
もちろん助けてもらったのはプレーンさんの事だ。色々の部分は今はやめておこう。
「でも、良かったですよ。私達ほんとに分からないので、手取り足取りホワイトさんが教えてくれて」
「ああいうことで、初心者の人がいなくなっていくのも悲しいですしね」
この時やっていたゲームは、そこそこの年数経過により初心者がほとんど居ないと言った環境だったので人口が増えるのは嬉しかった。
「あ!やば私用事が…ごめんなさい私辞めないと」
「それなら私も辞めようかな」
「そうですか…それなら一つお願いしてもいいですか?」
「お願い?」
「別にお二人が嫌ならいいんですけど…もし都合が合えば、また僕とやってくれませんかね」
「なーんだそんなことか、別にいいですよホワイトさん優しいですし。ね、ちな…ローレル」
「そうですね、できる時はまたよろしくお願いします」
この日以降ヤマタノオロチの人達だけではなく、たまに二人とまたはどちらかとゲームをする日が増えた。
ここから数ヵ月後に二人をヤマタノオロチに誘ったところ、そこそこ食い気味に入るとの事でプレーンさんの了承の元二人もヤマタノオロチに入った。
もともと私が構想していた感じの過去編で、私的にはなんかいいなーと言った感想ですね。
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