真剣勝負は一瞬で終わるもの
「それじゃあムーンを見習って頑張ってくるよ」
そう言いながら戦場へ歩いていくプレーンさん。
「また来たね今度はどっち行くひめちゃん?」
「さっき私行ったしなー別にしき君行ってもいいけど。とりあえず名前から強そうかを…プレイヤーネーム プレーン…嘘!プレーンってあの?」
プレーンさんの名前を見て、何故か興奮してるけどプレーンさんってそんなにすごい人なのかな。
「それじゃあひめちゃん。次は僕が行くねー」
「何言ってんのしき君、レディーファーストでしょそう言うことだから私が行くねー」
「ちょっと、ひめちゃんが行っていいって言ったのに」
話し合いもクソもなく、戦場に出て準備位置に立つひめか。
「まさかあのプレーンさんとできるなんて光栄ですよ」
「俺もあのひめかとできて嬉しいか限りだよ」
「こんなことは、そうそうないから本気で行きますよ私」
会話しているプレーンさんは、比較的余裕そうな口調だった。まあ、あれがあるからプレーンさんは余裕なんだろう。
「それでは、対戦よろしくお願いします!」
試合開始と同時に動き出したのはひめかだった。
「ロングリーチ」
「そんなに急がなくても」
ひめかの伸びたメイスを躱し、プレーンさんの武器刀で一撃入れる。
「猪突猛進じゃだめか、私に出来る最大限を」
「いやー残念俺のスキル達はムーンみたいに繋げられないから完全に縛り状態で」
今までの、僕やヘリオス達が嘘みたいにプレーンさんは動き、喋り方が遊びのそれな気がする。
「ひめちゃん!僕の分まで頑張ってー!」
「しき君…」
「勝負中にイチャイチャとはやるね 煙幕」
「解除!いない」
「うしろ」
プレーンさんのジョブ侍は、魔法が使えず侍が持っているスキルしか使えないかわりに、通常のジョブなどよりもステータスが高かいジョブだった。
「いあい打ち」
またも、プレーンさんの攻撃を食らうひめか。現状は圧倒的プレーンさん優勢だった。
「俺は考えました、対象を選択しなきゃいけないスキルなら後ろに回ればいいよ」
「あんた強すぎ。それなら、もう使うしかないか。武装展開!」
追い詰められたひめかは、またも必殺を展開した。先程から体力ギリギリで使用しているのは、そういうような条件が着いてるのだろう。
「さすがに、これで倒れてもらわないと困るからね」
「でも、俺もみんなの期待背負ってるからひめかのこと倒させてもらうよ 一騎打ち」
「なにそれ?何を使っても私のシールドは砕けないよ」
プレーンさんが一騎打ちを使うと、プレーンさん周囲にドーム状の膜が貼られる。
「さてどうなるか、これが使えなきゃ俺は負けるけど」
「どうゆうこと?」
ひめかが疑問を浮かべていると、ひめかを守っている周囲のシールドが消え始めた。
「ちょっと待って、シールドが」
「いけたみたい、便利だなこのスキル」
「どうゆうこと?この膜見たいなやつか、解除!解除!消えない」
ひめかが何度も解除を唱えるが、プレーンさんの出した膜は消えなかった。
「いざ尋常に勝負!」
そう言いながら、時代劇映画で見るような武士の構えを執るプレーンさん。
「ちょっと、ちょっとたん…」
今の一瞬でひめかの首がとび、その時にプレーンさんはさやに刀を収めていた。
「よし、撃破っと。おーほんとに10000P入ってきた」
「ほ、ホワイト君今の何?」
「今のですか、さっきの奴は僕がプレーンさんが勝てると確信できた理由のスキルです」
プレーンさんの一騎打ちは、侍の隠しスキルらしくさっきの膜の中に入ったプレイヤーまたはモンスターと一騎打ちをするスキルだった。対人の場合負けた方は、即死。モンスターの場合は、大ダメージが入る仕組みだ。
「あー!悔しい悔しい。もう一回、もう一回だけやらせてください」
「ひめちゃん、一人一回がルールでしょ」
「しき君も戦いたいんでしょ?」
「それはそうだけど、僕にひとつ提案が」
ただをこねているひめかに何かを耳打ちして話すしき。
「あ、そーゆうわかったわかった。よし、プレーンさん!覚えてなさいまた復讐してやるんだから、今度は私たち二人で」
よくあるセリフを吐いて、去っていくひめかだった。
「よーし、それじゃあ元のマップに戻ろうか」
一仕事終えあー疲れたと言った感じで、戻ってきたプレーンさんはなんだか楽しそうだった。
「やっぱりプレーンさんは凄いですね」
「でも、ムーンも結構良いとこまで行ってたじゃん。ひめかが解除使えなければ勝てたんじゃないか」
「それ、普通のプレイヤーとほとんど変わんないじゃないですか」
プレーンさんは、ひめかからのダメージを貰わずに圧勝したと考えるとプレーンさんの凄さを再認識できる。
イベント6日目の夜
「いやーそれにしても、プレーンさんのプレイスキル高すぎない?私達やらなくても良かったじゃん」
「まあ、ホワイトさんが認めるレベルですからね」
実際プレーンならば、しきとひめかに対しても初見プレイで勝てただろう。
「あそこまでの強さは本当に人生ゲームに注がないとレベルだよね」
「まあ、私達もその人の仲間なんだけどね」
そんなこと言っている二人だが、二人もプレヤースキルは高くその二人が所属しているヤマタノオロチも、周囲から見ると強いチームだった。
「とは言いつつ、もうちょっとで夏休みも終わりかー。なんか、凄く長く感じたよ」
「それ、私もわかるなんか時間が止まってたみたいなね」
それにしても、書いてて戦闘シーンがなんともな感じだなと思って仕方がなかったんですが。やっぱそこは表現力の話なんですかね。
もし面白いと思っていただければ、ブックマーク、評価等々よろしくお願いします。




